自分で何かやってみたい…
でも失敗もしたくない…
迷うな…
今まで積み上げてきたものがリセットされてしまう感じですし、僕も同じ気持ちでした!
「脱サラ」
雇用される状態から卒業して自分の力で収入を得て生きていく…。誰もが一度は憧れる夢のような生活ですよね。でもその一方で、多くの人がただの憧れに終わり、サラリーマン生活に苦しみながらも仕方なく働き続けているのも現実。
その理由の一つが「失敗」が怖いから。
そりゃそうです。何年もその会社で働いてきて、それが突然ゼロにリセットされるわけですからね。誰だって不安を感じますし怖いものです。
僕も40代で脱サラしましたが、希望3割、不安7割でした。そんな僕がどうして脱サラを決断し今に至るのか、そのプロセスを全て公開したいと思います。
ぜひ参考にしてくださいね。
- 僕が脱サラを決めた理由
- 脱サラで失敗しないために考えた3つのこと
- 失敗しないための具体的解決策
この記事を読み終えるころには不安が解消されているはずです!
それでは始めていきましょう。
僕が脱サラを決めた理由
僕が脱サラを決めた理由❶市場の将来性に不安を感じたから
僕は20歳の時にパチンコ業界に飛び込んでそこから約20年、同じ会社で勤め上げました。当然平社員から始まり、最終的にはパチンコ店の店長を経験、その後退職しました。
店長という立場なので、同年代の平均年収と比べたら十分すぎるほどもらっていたと思います。それでも退職=脱サラを決断した理由はズバリこれ。
「将来性がないから」
パチンコの現在を言葉で表現するとこんな感じです。
- 遊技機の射幸性低下で遊技人口は年々減少…
- 行政のしめつけで赤字店舗続出⇒閉店ラッシュ…
- 多くの人がギャンブル的投資を行い借金地獄…
そして数字で見るとこんな感じで。
これは余暇産業における市場規模の推移を示したものですが、減少の一途をたどっていますよね。この先回復する見込みはないに等しいと言えました。
将来性は1つの基準
この記事を読んでいるあなたの職場、業界はどうでしょう?生活インフラとして必要不可欠な業界でも、AIの発展によりある意味将来性が危ぶまれている時代です。ボケーっと今まで通り働いて、気付いたら手遅れになっていた…なんてことになってはいけません。
一度数十年単位でその業界の将来を眺めてみてはいかがでしょうか?決断のきっかけになるかもしれませんよ。
- 出版業
- 製造業
- 公務員
- 士業
- 飲食業
- アパレル、ブライダル業
- 旅行業
- 旅館業
- 娯楽産業
- 航空業
これらの業界は、インターネット技術の発展、AIやRPAなどの自動化技術の向上、人口減少やコロナによる生活様式の様変わりなどが影響し、今後衰退していくと言われております。
僕が脱サラを決めた理由❷自分の努力が収入に比例しないから
「歩合制」を採用している業界、会社であれば自分の努力がそのまま給料に反映されると思います。でもそれらの多くはプライベートの時間を犠牲にしているどころか、精神的にも体力的にも消耗し、どこまで行ってもトレードオフの関係です。
それに対して「固定給」を採用している会社が優れているかと言われればそれも疑問が残ります。安定が補償されている一方で、どれだけ努力しようが、どれだけ会社に貢献しようが給料が爆発的に増えることは少ないでしょう。
僕の会社は後者でした。特別手当のようなものはありましたが一時的なもの、且つ限定的です。そのような努力を自分一人でやっていたらどうなっていたのか。これを考えたときに未来に希望が持てなくなりましたね。
平均年収から見る現実
こちらは厚生労働量のホームページから引用したグラフです。少し古いデータですが430万円ぐらいが直近の平均年収です。2014年に底を打って以降上昇傾向にはあるものの、大局的に見れば減少していることがわかります。
僕が脱サラを決めた理由❸世界は広いと感じたから
40代になる僕ですが、海外旅行で数か国訪問したことはあっても所詮数か国。日本国内だけでも数県という状態です。これはあくまで場所のお話ですが、「世界」の意味はこれだけではありません。
時間軸での世界もあります。それは過去、現在、未来、それぞれの「世界」という意味です。過去と現在は理解できても、僕たちは未来を知りません。だからこそ広いと考えることができます。
僕が40代になり、1つ未来の可能性を感じたもの、それが仮想現実の世界です。
- BTC
- ETH
- NFT
- DeFi
- Metaverse
- VR
- AR
- web3.0
これらがそれぞれ何を意味しているかわかりますか?これが答えられたらある程度未来を想像できている人だと思います。
これらは「仮想現実を形にした言葉」です。
例えばBTC。これは代表的な仮想通貨であるビットコインを表した言葉です。
例えばMetaverse。これは仮想空間に現実世界を持ち込んだプロジェクトを表した言葉で、既に商品や不動産の売買が行われています。
現実と未来のギャップ
お分かりいただけましたでしょうか。
- 将来性のない市場
- 努力がストレートに報われない職場
- 現在という限られた空間
この3点と、これから未来で起こるであろう世界を想像して比較した時に、このままではダメだと思いました。そして退職=脱サラを決断した、というプロセスです。
脱サラで失敗しないために考えた3つのこと
とはいえ脱サラです。冒頭お話ししたように、希望3割不安7割です。不安の元となっているのは「失敗したらどうしよう」という気持ち。なので失敗しないためにどうすれば良いのか、次の3点を考えました。
- リスクの軽減
- 継続できることの逆算
- キャッシュポイントの分散
リスクの軽減
失敗=何かを失う怖さです。その多くはお金や時間ではないでしょうか。何をやるにも時間は必要です。生きていれば時間は過ぎていきます。でもお金というのはやり方次第でコントロールできます。
多くの人が失敗する理由は、開業資金(=イニシャルコスト)がかかり過ぎることによるもの。
- 飲食店 500万円~2,000万円
- 美容院 1,000万円~3,000万円
- 雑貨店 300万円~1,000万円
- 学習塾 200万円~1,000万円
と言われています。最低でも200万円です。事業が思うように進まず廃業ともなればそのお金は戻ってはきません。だから怖いんですよね。
開業資金を減らすためには?
僕はこの部分を徹底的に考えました。
そこで始めたのがブログアフィリエイト。これであればサーバー代+ドメイン代で年間1万円~2万円でおさまります。もちろんブログ記事執筆にかかる時間は戻ってきませんが、仮に挫折しても2万円程度のリスクで済むというわけです。
どうでしょう?開業資金200万円と2万円。どちらが始めやすいですか?
とはいえリスクを軽減することだけを考えていてはいけません。それは次のお話に繋がります。
継続できることの逆算
何をやるにしても継続できなければ結果も出ません。短期的に良い結果が出せる人もいるでしょうが限定的です。やはり結果を出すためには何事も継続が一番の近道です。
こちらはEC業界王者Amazonの株価推移を示したものです。赤枠の約10年間は同じような価格帯で推移。その後の10年で株価は500倍以上にもなっています。王者Amazonでさえ10年間という忍耐のフェーズがあったわけです。9年という期間で諦めていたら今のAmazonはなかったかもしれません。
自分に何ができるのか?
継続の重要性がお分かりいただけたところで、ではどうすれば継続できるのか?というお話です。僕が考えた結論はこうでした。
「継続できるものは何か?」です。「どうすれば継続できるのか?」ではありません。何が継続できるのかを徹底的に考えました。
最初に取り掛かったブログアフィリエイトは、3か月ほどで挫折。その後僕が取り組んだのはYouTubeの動画投稿です。YouTubeで収益を得ることが珍しくなくなった現代ですが、それでも継続できず諦めていく人がほとんどです。
- 動画のネタは?
- 動画の投稿頻度は?
- 動画のクオリティは?
- 動画の撮影方法は?
- 動画の編集方法は?
当然これらを全て考えに考え抜いて始めるわけですが、あくまで基準は「自分が継続できるもの」です。それを基準にしてすべて決めていきました。つまりあとは進むだけの道を作ったということです。
今では次の通り開業資金2万円以内でこれらのことを継続しています。
- YouTubeチャンネル2つ
- YouTubeshortsチャンネル1つ
- TikTokアカウント1つ
- ブログアカウント2つ
- Twitterアカウント2つ
開業資金を最小限に抑えながら継続できることを増やしていく。これはめちゃくちゃ重要な事で、それは次のお話に繋がっていきます。
キャッシュポイントの分散
- YouTubeチャンネル2つ
- YouTubeshortsチャンネル1つ
- TikTokアカウント1つ
- ブログアカウント2つ
- Twitterアカウント2つ
僕がこれらのことを同時に続けているのには、キャッシュポイントを分散するという目的があります。キャッシュポイントとは「収入が発生する場所」のことです。
通販サイト大手の楽天が、「楽天市場」に加えて「楽天銀行」、「楽天証券」、「楽天モバイル」などと、様々なジャンルに展開しているのもキャッシュポイントを増やしている典型的な例です。
画像は楽天のサービス一覧のスクショです。はい、めちゃくちゃあります。こうすることでリスク分散ができるだけでなく、それぞれの相乗効果が生まれてコンテンツ全体が活性化され成長していきます。
- リスクの軽減
- 継続できることの逆算
- キャッシュポイントの分散
このようなことをあらかじめ考えておけるのかどうかで、脱サラをして失敗するかどうかが決まってくると考えています。
失敗しないための具体的解決策
SNSアカウント運用
今やSNSを使ったサービス展開は王道です。SNSアカウントを育てておくことは将来的に自分の事業を進める上できっと役に立つはずです。
- YouTube
有名過ぎてここに書くのも恥ずかしいですが、これから先は音声SNSなんかも注目されています。
- Voicy
- stand.fm
- Podcast
- Spotifi
目で見る時代から耳で聞く時代に変わっていく未来です。
このようなSNSアカウントを何か1つ成長させておくだけでもあなたの行動範囲はまったく別のものになるはずです。
未来への投資
前述した通り、仮想現実の世界は今後ますます広がっていくはずです。
直近の主要ニュースだけでもこれだけあるので、その可能性を実感していただけると思います。
- >法定通貨をビットコインにしてしまったエルサルバドルの続報
日本円がビットコインに変わる…みたいなことです。とんでもない話ですよね。 - >Twitterの元CEOドーシー氏の初ツイートNFT、3億円超で落札
ツイートが3億円!ということで意味不明ですが、NFTというブロックチェーン技術を使ったデジタルアートにも価値がつく時代です。 - >ビックカメラ.comでビットコインがご利用いただけます!
ちなみに日本の企業でもすでにビットコイン払いは始まっています!
僕が一番おすすめするのは「これらの未来に投資をしておく」ということです。中でも安心なのはビットコインという時価総額NO.1の仮想通貨です。銀行にお金を預けることが安心であるなら、ビットコインへの投資は「安心+期待」です。
もちろん投資なのでリスクはあります。ただ積立投資や少額投資など、例えば余剰資金をビットコインに変えておくだけでも、将来大きな利益を生んでいる可能性は十分にあります。
銀行の貯金で得た利息は、ATMの引き出し手数料で簡単に吹き飛びます。僕は40代で脱サラしてビットコインを買った理由は、このような将来的可能性に投資をする価値を感じたからですね。
ビットコインを保有する3つの方法
とはいえビットコインに投資をするということはビットコインを保有するということ。その方法はいくつかあるのでご紹介しておきますね。
ビットコインを買う
単純に仮想通貨取引所で口座開設をして、日本円でビットコインを買う、という方法です。これが一番オーソドックスな方法ですし任意で取引することができます。
おすすめの取引所はコインチェックとビットフライヤー。
それぞれメリットデメリットがあるので判断に悩む人も多いと思いました。なのでその辺りはこちらの記事で細かく比較しながら解説してます。ぜひ参考にしてください!
≫「コインチェック」と「ビットフライヤー」を比較して気付いたこと
ビットコインを貯める
貯めるというのは、いわゆるポイントを貯める感覚でビットコインを貯めることができるということです。
先ほどご紹介したビットフライヤーは、「ビットフライヤークレカ」というものを発行しています。
- 要はクレジットカード!
- このクレカを使うだけでビットコインが貯まる!
- キャンペーン中で還元率UP!
脱サラを考えている人は会社に勤めているうちにクレジットカードを開設しておくことをおすすめします。辞めたあとでは信用情報もリセットされて開設できないこともありますよ!
さらに現在使っているクレジットカードをビットフライヤークレカに変えるだけでビットコインが貯まるので、リスクゼロ、余分に投資する必要はありません。
ビットコインをもらう
最後はシンプルに「もらう」という方法です。もらうと言っても、何もせず無条件でもらえるというお話ではありません。
様々な案件をこなすことで条件に見合ったビットコインをもらえるというものがあります。いろいろなサービスがありますが個人的には「ビッコレ」というのが有名で案件数も豊富なのでおすすめ。
脱サラする前に副業感覚で初めておくのもいいかもしれませんね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
脱サラを決断するためにはあらかじめ安心を手に入れておくことがポイントでした。そのためにはいろいろ考えることはあります。
- リスクの軽減
- 継続できることの逆算
- キャッシュポイントの分散
まずはこの3つを真剣に考えて、脱サラの準備を整えておきましょう。
ぜひ参考にしてください!