『誰も教えてくれない唯一正しいパチンコの勝ち方<完全版>』のご購入誠にありがとうございます。先ほど読んでいただいた部分も含め、改めて最初から書いておりますが、飛ばしたい方は目次「2 自分の行動の選び方」から読み進めていただければと思います。
こんにちは。
パチンコをしないパチンコ店店長こと脱パチ店長です。
パチンコやスロットを打たれる方は様々いらっしゃるかと思いますが戦績はいかがでしょうか?
この記事では
- パチンコで中々勝てない
- 勝てないからパチンコをやめたい!
そんな方たちのお役に立てればと思い、情報をまとめました。
パチンコにおいてめちゃくちゃ基本的な部分でありながらも、多くの方が誤解しているものばかりです。
正しく理解していないから負ける立ち回りをしてしまう、ごくごく当然のことかもしれません。
パチンコで負けて嘆いている人ほど、そんな基本マインドを理解していないどころか、軽視しがちです。
そんな方に届き、ご理解を得られれば幸いです。
ということで偉そうなことを書いていても、お前は誰だ!と思う方も多いと思うので、まず私の経歴からお話ししたいと思います。
- 私は二十歳で某パチンコ会社に入社してそこから20年以上勤務をしました。
- その内概ね半分は店長と言われるお店の責任者を任され、売上規模で月商6億円~10億円の店舗を合計10店舗任された経験があります。
- 今では遊技機の射幸性が抑制され遊技人口も減少、そんな時にコロナの追い打ちで売上規模は目も当てられない現状ですね。
店長と言う経験を通じて感じたことはたくさんありますが、本記事に関連する事として取り急ぎ明言しておきますと、
✔ パチンコで100%勝つ方法は存在しない
ということです。
もしあなたが、そういった情報を得ようとお考えであれば、早々にこの記事は離脱されることをおすすめいたします。
時間の無駄になってしまいます。
では本記事では何を得られるかと言いますと、
✔ 勝てる確率を可能な限り上げる方法
です。
というかそれしかありません。
逆に言うとそれができるかできないかで、結果が大きく異なるということです。
問題:あなたはどちらを選びますか?
A⇒1万円で200回抽選できる箱
B⇒1万円で199回抽選できる箱
答えはAですよね。
でも実際は、わかっていながらBを選ぶ人もいます。
なぜでしょう。
ここにパチンコの落とし穴があります。
その理由は
- Aが得だと気付いていない
- Aが得だと知ることをめんどくさがる
- Aが得だとわかっていても選択することをめんどくさがる
ざっくりこんなイメージです。
つまりAを選択することができなければパチンコで勝率を上げることはできません。
この方法を実行できないのであれば、パチンコは止めた方が得策です。
と断言させていただきます。
ここまでで興味を示された方はご購入の上読み進めて頂ければと思います。
決して安い金額ではありませんが、
- パチンコの絶対的な向き合い方
- 私が店長時代に考えた営業の進め方
- つまり店長の考え方
をまとめております。
少なくともパチンコ店の店長を10年勤めて得た経験則を基に書いた記事です。
10年という経験はお金では買えません。
この記事の内容は、パチンコ初心者の方から、ある程度パチンコを理解された方まで幅広くお役に立てる記事ですので、よければ手に取って読んでみてください。
あなたの勝率が1%上がるのか、30%上がるのか、それを保証するものではありませんが、少しでもあなたの勝利に貢献できれば幸いです。
それではいきましょう。
パチンコの基本的な考え方
まず必ず押さえなければいけないのが、パチンコの基本的な考え方です。
ここがずれていると全てが狂ってくると言っても過言ではありません。順番に解説していきます。
100%勝てる方法は存在しない
いきなり結論だったりしますが、パチンコで100%勝てる方法は実際に有り得ません。
そもそも“パチンコで勝つ”ということは、
投資金額<回収金額
投資金額よりも回収金額が大きくなる
の状態である必要があり、回収金額を得るためには少なくとも大当りを引き当てる必要があります。
この大当りというのは、全て基板制御されており、当然ユーザーがコントロールできるものではありません。
つまり、この大当りを引くということはあなたの運次第なんです。
あなたの運は計算したりコントロールできませんよね?
つまり100%勝つ方法は存在しないんです。
逆にそれがあるのだとしたら、基盤を改造したゴト行為=犯罪行為であると言えます。
楽をしてお金を稼ぐことはできない
これは全ての業界で言えることかも知れませんが、実はパチンコも同じなんです。
パチンコは楽して勝てるもの、というのは大きな間違いです。
例えば競馬に置き換えてみましょう。
競馬をしたことがある方はお分かりだと思いますが、適当に馬券買いませんよね?
- 馬の特徴
- ジョッキーの技量
- 天候や馬場の状態
など、あらゆるデータ、情報を収集して結果を予想しますよね?
この一連のリサーチに自分の貴重な時間を使い、労力も捧げるという、それは努力以外の何物でもありません。
パチンコやスロットも同じで、こういった事前のリサーチが実はめちゃくちゃ重要です。
つまり努力しなければいけないということです。
努力しなければ勝てないということです。
と聞いても、「いやいや、パチンコは楽して儲ける遊びでしょ…」ぐらいに思ってるそこのあなた!今すぐこの記事を閉じてください。
多分このまま読み進めてもマインドは変わらないでしょう。
どこまで行っても確率論
ここまで説明したら、認識が甘かったと思われた方も少なからずお見えでしょうか。
つまり前述した通り、大当りの確率は操作できないわけですから、それ以外の確率を上げて行く必要があります。
パチンコは遊技台の確率だけ、と誤解している方がほとんどだと思います。
次章から、より具体的に説明していきますが、全ての結果はあなた自身の行動により導かれております。
✔ 繰り返し訪れる選択肢の中で全て確率の高いものを選択し続ける
これこそが全てであり、これ以外の方法は有りません。
「あらゆる選択肢」という部分を理解している人とそうでない人が多数いらっしゃいます。
具体的に見て行きましょう。
自分の行動の選び方
今からお話しする内容は「え?そんなことまで?」と思うかもしれませんが、先ほどもお話しした通り、あなたの行動すべてが勝率と結びついております。
どういう選択肢があって、あなたはどういう行動をとるべきか、その綿密なとらえ方が基本であり、めちゃくちゃ重要なんです。
順番に見ていきましょう。
言い忘れましたが、ここを読んでいるあなたは、すでに『ご購入』という選択をされており、私としては正しい判断をされたと考えておりますので、安心してこのままお進みください。
時間はありますか?
まずはこれです。
先程も書きましたが、あなたが朝起きて、そこからパチンコのハンドルを握るまでに様々な選択肢がありますよね。
まず最初に考えるのはパチンコを打ちに行くべきかどうか、ですよね?前日から決めていた場合もあるかと思いますが、例えば寝坊したとしましょう。
朝から行くつもりが昼13時になってしまいました。
さてあなたは打ちに行きますか?
恐らく大半の人は、決めていた事だからとりあえず行こう!ってなったりします。
でも重要なのは、今から行って目的を達成できるかどうか?を考えるべきなんです。
寝坊したことにより予定していた遊技時間が短くなる、打つべき台が取れる確率が下がる、などなど、マイナス要素が出て来ます。
ここで行く、行かないの二択の内、ベストな選択をしなければいけません。
体調は大丈夫?
次は体調です。
え?体調?と思う方がほとんどだと思いますがそれが落とし穴です。
例えば花粉症にしましょう。
くしゃみと鼻水が止まらない時、あなたは打ちに行きますか?パチンコならまだしもスロットだと、とてもじゃないけど打っていられませんよね?
高設定台をつかんだ場合、可能な限りぶん回すことがセオリーですがそれもかないません。
花粉症により遊技スピードに影響すれば当然結果も変わってきます。
風邪ひいた場合はどうでしょう。
良い状態の台を泣く泣くやめなければならない場面に陥るかもしれません。
というように、あなたの体調も重要な判断材料なんです。
少しでもマイナス要素があるなら「行かない」という選択をするべきなんです。
冷静になる事が重要
ここまで自分の行動について、正しい選択をすることの重要性についてお話しましたが、つまりはいかなる状況でも冷静な判断力が必要だ、ということです。
パチンコは風営法によって縛られています。
この法律の序文には、「パチンコやスロットの営業において、著しく射幸心をそそる行為は禁止する」というような内容が記されています。
射幸心をそそる=悪い事、という位置付けです。
冷静な判断力を失う瞬間を紐解くと、ほとんどの人が射幸心をそそられているのではないでしょうか。
逆に言えば、射幸心に左右されず、冷静な判断力を維持し続ける事こそが正義であり、パチンコで勝率を上げるためには欠かせない要素なんです。
次からはより具体的に、冷静になり何をどう選択、判断していくのかについて解説していきます。
お店の選び方
ここでは、パチンコを打つためには必ず必要となるパチンコ店についてです。
パチンコを打ちにいくべきかどうかを判断した後は、どのパチンコ店を選ぶべきかを考えていきましょう。
信頼度はお店の姿勢の表れ
全国数あるパチンコ店の中で、どのお店を選ぶのか、基本的には住んでいる地域で家から近いお店や、移動距離30分程度以内のお店を選ぶ人がほとんどではないでしょうか。
その中にも最低限選択肢があって、よくあるパターンが玉を良く出しているお店?みたいな抽象的な考え方でお店を決めたりします。
いわゆる信頼度、というやつですが、それは過去のイベント等で少なくとも想定値と同等以上の出玉状況であることが、その信頼度に好影響を与えていると思います。
つまり玉を出す(便宜上この表現です)、が信頼度に直結しています。
イベント乱発の是非
今でこそ広告宣伝規制の強化により、イベントと言われるものは表立って存在しませんが、ライター来店や雑誌の取材などは、イベントと考えて問題ありません。
ただこれを月にどれくらい行うかでその信頼度は読めたりします。
個人的に思うのは、できても月に3回ほど、これを超えてくると1回1回の信頼度は間違いなく低下します。
パチンコ店は基本的に月間の利益額予算が決まっております。
つまりパチンコ店なりの財布があってその中でやりくりしています。
言い方を変えると月間で放出できる出玉の量は決まっているということです。
当然回数が増える程、1回の出玉量は薄まる、ということです。
逆に言えば、回数が少ないほどお店は出しに来ている、と思っていいのかも知れません。
戦略が明確になっているか
ほとんどのパチンコ店は営業を行う上で戦略組みをしています。
それは自分のお店の強みをいかにして伸ばすのか、弱みをどのように改善するのか、エリアの競合店と戦う上でどこを対象とするのか、などです。
でも中には何を考えているんだろうという様なお店も存在するのも事実です。
例えば集客力がたいしたことないのに何もしないお店とか。
シンプルに表現するなら負けを認めておりやる気が無い、とでも言いましょうか。
本当のところ何を考えているか分かりません。
ただ粛々と利益回収の毎日でしょう。
こういうお店は選択してはいけません。
営業日の選び方
基本的に、行ってはいけない営業日の例です。
次の3つの例は基本的に同じ考え方で、どのパチンコ店も利益重視の営業を行うはずですので行かないのが得策です。
希少性がある
これは地域性に左右されますが、例えば店休日を取らなければいけないエリアで同じ競合エリア内にパチンコ店がA~Eの5店舗あったとします。
たまたまその内A~Dの4店舗の店休日が重なった場合、残りの1店舗E店はウハウハなはずです。
なぜなら店休店舗の顧客が行く場所を失い、自ずとE店に流れてくるからです。そんなE店は、通常では得られない集客力を示すはずです。
私の実体験ですが、なんなら年一イベント並みに集客するぐらい急なバブル状態になります。
ここで、デキる店長は当然この状況を事前に把握していますので、遊技台はマイナス調整をします。
なぜならマイナス調整をしても集客できることを分かっているからです。
つまりこの希少性にかまけ利益を取りに行くということです。
天候の関係性
結論ポイントは雨です。
朝から降っているパターンに限りますが、雨が降ると何が起こるかと言う話です。
外仕事の作業員は急遽休みになります。
急に暇になった土木作業員は行くところがなくなりパチンコ店にかけこみます。
つまりこれも予定外の集客力増加になり、前述した点と同様に急なバブル状態になります。
程度は前述の店休の事例ほどではありませんが、地域によっては1.3倍ぐらいの集客力になるところもあるでしょう。
これも同じく敏腕店長は翌日の天候を把握してますので、基本マイナス調整になったりします。
つまり朝から雨の日は利益重視の営業になっていることが多いのです。
繁忙期の考え方
これも全く同じです。
土日やゴールデンウィーク、年末年始など、通常営業よりも集客力が増す日は基本的に利益重視の営業を行うのがセオリーです。
なのでこういう日しか行けない方はお気の毒ですが負け確率激高なので要注意です。
特にお盆、正月、ゴールデンウィークと言われる3大繁忙期は初日よりも2日目、2日目よりも3日目、3日目よりも4日目の方が危険です。
なぜならマイナス調整の精度がどんどん上がるため、後になればなるほどガチガチになっています。
ちなみに3大繁忙期の中で一番集客力が上がるのはどれかご存じですか?はい、正月ですね。
やっぱり運試しでパチンコを打たれる顧客がパチンコ店に殺到するのでそのような傾向が色濃く表れます。
裏を返せば、利益率が一番高いのは正月ということです。
パチンコ、スロットの選び方
次はいよいよ店内入ってからですが、店内には様々機種が並んでおります。
ここでは、そもそもパチンコとスロットではどちらを選ぶべきなのか、という部分についてお話していきます。
様々な規制
難しい話は抜きにしても、この業界は行政の締め付けがハンパなく、遊技台の射幸性はどんどん下がっている状態ですよね。
これはどういうことかと言うと、大勝ちも無ければ大負けも無い、みたいなことで、夢が無くなってきた、とも言えます。
またホール運営側も特に影響を受けるのは広告宣伝規制で、いわゆる煽り営業はオフィシャルではまったくできない状態です。
という状況を考えると、事故が起きにくい6号機主流のスロットを選ぶと言う考え方は少数派になるのかも知れませんね。
基本的にはパチンコ(利益率の考え方)
ということで基本的にはパチンコを選ぶことをお薦めします。
先ほどパチンコ店は月間の利益予算が決まっていると書きましたが、ここでもう少し掘り下げて考えてみましょう。
4円パチンコ、1円パチンコ、20円スロット25Φ、20円スロット30Φがあったとします。
この4つのカテゴリで全て同じ利益率で営業するでしょうか。
実際はそんなことは全くありません。
これも前述しましたが、お店としてどこを伸ばしたいのかによってそれは全然違ってきます。
まず利益重視で考えるのは1円パチンコでしょうね。
ホールを見れば分かると思いますが1円パチンコの客付きって一番多いですよね?
てことは多少利益重視の営業をしても問題無いんです。
受給バランスが関係してきますが、客付きが良いということは、空き台が少ないと言う事で、1台当たりの希少性が高まります。
世界の3台しかない車がめちゃくちゃ高くても売れるのはその効果によるもので、これが1円パチンコ市場でも起きているんです。
だから多少辛い運用をされても残念ながら顧客は打ってしまうんですね。
ですので1円パチンコと言う選択肢は無くなります。
残りはパチンコかスロットですが、単純にパチンコです。
これは上記と同じ考え方でOKです。ほとんどのホールは4円パチンコ、20円スロット25Φ、20円スロット30Φの3種類で見た場合、たいてい4円パチンコの台数が1番多いのではないでしょうか。
それだけ顧客母数が多いという証拠であり、当然ホール側はその4円パチンコの顧客を増やしたい背景がありますので、必然的に利益率は下がります。
打ち初めの時間帯も重要
ただ一概には言えません。
特にスロットのAタイプはその代表例です。
例えば夜の22時から打ち始めたとした場合、パチンコで確変を引いたら閉店までに連チャンが終わらない可能性があります。
これはスロットのAT機でも同じです。
それに対してAタイプはボーナス=単発を何回引けるか、の勝負なので継続性は関係ありません。
時間帯によっては、こういうタイプが多いスロットを選ぶという考え方もあります。
ただもちろんここでも打つに値する状況なのかどうかは冷静に判断しなければなりません。
機種の選び方
次は、どういう機種を打つべきかを考えなければいけません。
ここでも具体的な根拠を持って選んでいかなければいけませんが、どう選べばいいのかまで細かく考えて選んでいない人がほとんどだと思います。
台数の関係性
希少性っていうワードを出しましたが、それを逆に考えるだけの話です。
希少性の高い機種ほど利益を取ってもそこに需要がある限り安定して稼働します。
逆に言うと台数を抱えた機種ほど甘い運用をしなければ空き台が増え閑散とした状況にも繋がりかねません。
というか普通に考えて店が推す機種は多台数抱えますので分かりますよね。
導入当初はそこに需要があるためそこまで甘い運用をしなくても稼働は安定しますが、一定期間過ぎるとよっぽどのことが無い限り稼働は下がります。
そこで店長はこう考えます。
- 利益緩和して稼働を維持する
- 減台して利益を取る
- そのまま様子を見る
ということで②が始まったら、基本的にはその機種はメイン機種ではなくなると思ってよろしいかと思います。
分かり易い例だと海や北斗、牙狼とかですね。長く台数を減らさずに運用している機種はお店の推し機種確定です。
地域の関係性
これも台数の位置付けが前提だったりしますが、分かり易い例を挙げるとスロットの沖スロとかですね。
当然沖縄県は沖スロが強いんですが、その他には東海地方ですね。
逆にそれ以外はあまり人気が無いため設置台数も限定的だったりします。
その代わりジャグラー激推しだったりすることもあるので地域性によってお店の推し機種は大きく変わってきます。
ちなみにパチンコはそこまで大きく変わってはきませんが、次項でお伝えする内容では関係してきます。
競合の関係性
これはけっこう深いところですが、例えばA店、B店、C店、D店の4店舗が競合している地域があったとします。
便宜上A店から順番に強⇒弱とします。
で、A店の激推し機種が北斗無双だった場合、2番店であるB店は北斗無双を強化しなければいけません。
当然地域1番店を狙っているわけですから、1番店の強みを打ち砕きたい考えは強く持っていると思います。
次に3番点のC店。北斗無双でひっくり返したい考えもありますが、そもそも集客力で負けているため1番店に真正面からぶつかっても簡単に跳ね返されてしまいます。
こういう時は少し横や斜めから対抗します。
どういうことかと言うと、例えば海だったり、その時の話題機だったり、バラエティ機種や甘デジなど。
なんならパチンコは捨ててスロットで勝負!なんてことも有り得ます。
で一番辛いのがD店。
こういうお店はどんどん店全体がバラエティ化して行きます。
機種も1機種で多台数抱えても稼働が付いて来ないので基本的に少台数での導入が続きます。
また貸し玉料金においても主流の4円や1円パチンコ、20円、5円スロットだけでなく、0.5円パチンコや2円スロットなど「いろんな遊び方がある」「いろんな客層を取り込みたい」というのをお店の強みにしようとします。
要するに、同じ地域でも、その店のポジションがどこにあるかで推している機種が全然違うということです。
これはランチェスター戦略に則ったものなので興味ある方はぜひ調べてみてください。
配置場所の関係性
物販業界では当たり前の考え方だと思いますが、商品をどこに陳列するのかというお話です。
例えば何種類もあるドレッシングがあったとして、一般的な目線の高さにあるのがお店のおすすめ商品、というのはよくある話です。また、レジ周りにはついつい買い忘れがちな、消耗品や小銭で気軽に変える様な商品を陳列して衝動買いを誘ったり。
この戦略は同じようにパチンコ店でも存在します。
前述した「目線の高さ」という、言い換えれば自然と視界に入る場所です。
いわゆる「一等地」であると思います。
つまり、動線上、多くの人がその前を通り、自然と目に入ってくる場所、と言うのが一等地であり、そこにお店のおすすめ機種があったりします。
また、レジ周りというのは、パチンコ店で言えばカウンターに一番近い場所ではないでしょうか。
これも実は同じ考え方で店長は機種配置を考えたりします。
つまりカウンターに立ち寄る前に、ついつい衝動打ちしてしまう様な、そんな機種を設置するんです。
羽根物や一発台、確変非搭載の大当りセットものなんかでしょうか。
というように、大小さまざまな規模のホールが存在しますが、その中に設置されている機種の配置には深い理由があるんです。
釘の選び方
打つ機種が決まったら、今度はその中でより優良な台を選ぶ必要があります。
それは何を基準にするかと言えば、スタート回転数÷投資金額、つまり投資効率です。それを左右するのが釘ですよね。
物理の世界
釘の見方も非常に奥が深いので簡単には習得するのは難しいと思います。
基本的には物理の世界なので釘と玉の関係性を考えればいいわけですが、正直そう簡単にはいきません。
まず、釘を考える前に玉の通り道を把握しましょう。
打ち出された玉はぶっこみと言われる場所で勢いを失い盤面下へと流れてきます。
まずほとんどの機種が液晶の左側を通る事になると思いますが、そのルートの中にも左側、右側とありますよね?ここで左側を通ったとしましょう。
そうするとその先にあるのは風車です。
風車も左側を通ることになる可能性があり、そうなると今度は道釘と言われる横に並んだ釘の下側を通る事になります。
つまりぶっこみから液晶横で左側を通った時点でスタートチャッカーに入る可能性は低くなるんです。
というように釘どうこうの前に、玉の道筋を考える事がとても重要です。
もう一つ重要なのが玉のスピードです。
ここで最初のぶっこみで玉の勢いを失う、と書きましたが、玉の勢いがあるとそのまま左方面に流れてしまう為、前述したように液晶横で左側に流れる可能性が高まります。
ということで道筋が理解できたところで、釘を見るポイントをまとめます。
- ぶっこみで勢いを落とせているか
- 液晶横でなるべく右側を通っているか
- 風車で右側に流れているか
次に釘の見方ですが、原理は単純です。
釘が左に傾いていれば玉は右へ、釘が右なら玉は左へ流れやすくなります。
釘が上下のパターンならどうでしょうか。
釘が上に向いている場合は玉がその上で跳ねやすくなります。
下に向いている場合は玉の勢いが落ちてあまり跳ねずに転がります。
基本的には大きく分けてこの4パターンしかありません。
この4パターンを頭に入れながら、前述した①~③を経て、なるべくスタートチャッカー周りに玉が集まってくるような台が良台です。
座った時にどう見えるか
遊技者は座った時にその状態の目線で釘を見ることがほとんどかと思います。
ていうことを考えて、基本的に店長は、マイナスイメージを持たれない様に調整したりします。
つまり座ったままの角度だけで釘を見ていては、悪い釘調整に気付かない可能性があるということです。
ではどうしたらいいかと言う話ですが、釘を上から見たり、横から見る、ということです。
そうすると、正面から見たときはまっぐに見えた釘が、横から見ると上下にガバっとなっていたり、上から見ると左右に開いて玉が落ちやすくなっていたりと、パッと見では気付かないような状態が分かったりします。
全体管理、個別管理
これは法人ごとに方針が異なるので一概には言えませんが、最近では統一ゲージという手法があります。
これは命釘の話ですが、どういうことかと言うと、見た目を同じにするという目的で同じ機種においては命釘の間隔が均一に調整してあるやり方です。
ただスタート回転数が異なっては営業数値が不安定になるため、命釘以外で調整を行います。
反対に個別管理とは、同一機種内でも命釘はバラバラでスタート回転数を合わせるために、命釘を含めた様々な釘で調整を行うやり方です。
この2つの考え方を覚えておくとこんなメリットがあります。
- 命釘で全体管理か個別管理か判断できる
- 仮に個別管理だった場合、命釘が狭くても回る可能性がある
- 全体管理だった場合1台見ただけで前日との差が分かる
ということで、釘選びの重要な要素であると言えます。
ちなみに、パチンコ店の店長は見ただけで釘がどうなっているのか、どういう目的があるのかを見破ることができます。
なぜなら、毎日のように釘に触れているからです。
逆に言えば、毎日釘に触れることで、あなたも同じように釘読み技術が向上します。
こちらの記事で詳しく解説してますので、改めてチェックしてみてください。
パチンコの止め方
ここまでパチンコで勝率を上げる基本的な考え方についてお話をしてきましたが、中にはもうパチンコうんざり、という方もお見えでしょう。
ここではパチンコの止め方をご提案させていただきます。
私がタバコを止められた理由
パチンコを止める方法、その前に私の禁煙方法について触れておきます。
禁煙セラピーも読んだりしましたが半年ぐらいしか持ちませんでした。
そんな私が今に至るまで禁煙できた方法、結論、それは体調不良です。
30歳ぐらいのときに風邪を引きました。
普通に熱が出た後、咳が止まらなくなったんです。
それでもタバコは吸いたいため何とか吸うのですが、吸うと余計咳が止まらなくなって結局吸いたくても吸えない、そんな状態が一週間ほど続きました。
その時思いました。あれ?俺タバコやめられてるじゃん。
そんなこんなで約10年ほど、禁煙生活が続いています。
・未来を想定することの重要性
iPhoneが世の中に出始めたとき、世の中はガラケー対iPhoneの時代になりました。
その時に、いやいや、普通にガラケーのほうがいいでしょ、とか、iPhoneとか高いし変えないでしょ、みたいな声もあって、ガラケーを使い続けた人もいました。
でも結局どうでしょうか。
そんな、iPhone反対派でさえそこから何年かするとiPhoneやスマートフォンに切り替えているじゃないですか。
つまり、人間って結局長いものに巻かれる生き物なんですよ。
と考えるとタバコはどうでしょうか。
喫煙率も年々下がっていると言います。
個人的な予想ですが、ほぼほぼ間違いなく喫煙者はゼロに等しくなり、最後まで禁煙反対派だった人でさえタバコを止めてしまう日が普通になってくると予想してます。
どうですか?そんな時代を想像してみてください。
どうせやめるならできるだけ早くやめてしまった方が圧倒的にお得ですよね。
未来を想定するということは、そういうことです。
マインドを変える
私がタバコを止めた理由は体調不良でした。
ただそれは表面的な理由であり、ここで言える本質は「自分はタバコが無くても生活できる」という点に「気付いた」ことです。
無理やり風邪を引いたり喉を傷めることは当然おすすめできませんが、裏を返すと、知らず知らずのうちにタバコがないと自分は生きていけない、とマインドをコントロールされていると言えます。
その呪縛をどうやって解くかが重要な鍵です。
未来を予想して止められれば言うことはありません。
一度タバコを吸いたくても吸えない=パチンコを打ちたくても打てない、そんな状態に身を置いてみてください。
習い事をする、仕事が淡った後は家族と約束をする、キャッシュカードを持たない、こんなアナログな方法でも十分可能であると思います。
その状態に身を置いたときに自分はどう思うのか、まずは試してみるといろいろ気付くことがあるかもしれませんね。
まとめ
ここまでいろいろとパチンコとの正しい向き合い方、「正しい選択」ということに重きを置いてお話してきました。少しまとめておきますね。
無知の恐怖
パチンコとは勝てる確率50%、負ける確率50%というゲームではありません。
一か八かのギャンブルではないということです。
正直ここまでお話しした内容が基本的な考え方の全てなんですが、この内容を知っているのと知らないのとでは大きな違いが生まれます。
つまり、まずは勝つ確率を50%から51%にする、それに回数、時間をかけ合わせれば、明るい未来が見えてくる、ということです。
むしろご紹介したこの内容を正しく判断、選択、実行できないのであれば、パチンコをやめるという選択を取らなければいけません。
知らず知らずのうちに、あなたは勝てるわけがない戦いをして、知らず知らずの内に負け、知らず知らずの内に再び勝てるわけない戦いをしにパチンコ店に向かう、この状態が依存症の状態です。
まさに冷静さを失っています。
結論どう立ち回るべきか
結論ですが、起きてからパチンコ店に行き、台を選ぶまでに様々な選択肢があります。
その選択肢はそれぞれに期待値が異なります。そんな中で全てベストな選択をすること、それが答えです。
- どのお店がいいのか
- いついくべきか(営業日)
- そもそもパチンコに行くべきか行かないべきか
- パチンコかスロットか
- どの機種がいいのか
- 釘(台)はどれがベストか
このように大きく分けて6点の選択肢があります。
それ以外にももっと細かく言えばまだまだたくさんあります。
例えばお金はいくら持って行くのか、何回転まで回すのか、何時まで打つのか、食事は取るのか、一人で行くのか、など。
このように次々に訪れる選択肢に対して、ベストな選択を行う事ができれば、必然的に期待値は上昇し勝利を近付けることが出来るはずです。
プロがやっていること
パチンコ業界にもプロと言われる人たちが存在しているのはご存知でしょうか。
このような人たちを排除するためにお店側は出入口にポスターを出したりして対応しています。
では一体プロとはどのような人たちなのでしょうか。簡単に言うと次の通りです。
- 日本全国どこでも行く
- 期待値以外は追わない
- 人海戦術(グループ打ち)で利益の最大化を狙っている
この様な人たちです。
なんとなくお気付きの方もお見えでしょうが、つまりは前述した通り、全ての選択肢に正解し期待値を超える台があればそこに人員を全力投入し荒稼ぎしているのです。
彼らが証明している通り、裏を返せばパチンコで勝ちを近付ける唯一の方法と言えます。
店長も人間、結局は心理戦
長々と書きましたが、とは言え店長も人間なのでひとそれぞれいろんな癖があります。
型にはまった見方だけをしていると、思わぬ落とし穴があるかも知れません。
その部分はある程度型にはめて考えた方が良いかも知れませんね。
- 駐車場に草が生えていない、管理ができている
- スタッフの接客が行き届いている
- 売上上昇法人である
例えばこの様な条件を満たしている法人は店長の教育も一定の基準で行われているはずです。
こういう目線で店舗を見ることにより、大きなズレは生じないはずです。
以上で今回の内容は締めくくりますが、この基本編を読んで少しでも勝率を上げ、うまく立ち回る方が増えることを心から望みます。
また、現在応用編を編集しております。
応用編では、私の店長経験を基にしたより具体的な情報をお伝えできるようにしますので、今しばらくお待ちください。
僕はYouTubeチャンネル「脱パチ店長の暴露チャンネル」でも情報発信をしております。
パチンコの勝率を1%でも上げたい方や、パチンコやめたいけどなかなかできない方に向けた動画ばかりです。
気になる方はあわせてそちらもチェックしてみてください。
情報はYouTubeが最速なのでので、いちはやくチェックしたい方はチャンネル登録も忘れすにお願いしますね。
ということで今回の内容は以上になります。
最後までお読みいただき誠にありがとうございました。