どうも、脱パチ店長です。
今回は、空き台札の謎、というタイトルでお話をしていきたいと思います。
あなたが打とうと思った台に空き台札が付いていた、なんてことはありませんか？
他にも空き台はいっぱいある…
でも違う台には付いていない…
不思議な状況ですよね。
こんな経験ありませんか？
実は空き台札にはお店の意図が色々あります。
これを知らずにそこに座って痛い目を見る可能性もあります。
ということで今回は、空き台札に込めたお店の意図についてお話をしていきます。
打っても良い時と打ったらダメな時はどんな時なのか？
これを見ると立ち回りの引き出しが増えますので、ぜひ最後までお付き合いください。
空き台札とは？
空き台札がどういうものか。
認識がずれているといけませんので、念のため改めて定義を振り返っておきたいと思います。
空き台札はこういうものです
島の外からでは空き台があるのかどうか分かりません。
島の外や遠くから見ても分かるように、これを補うのが空き台札、という位置づけです。
なので基本的にはお店の親切であることが前提ではあるんですが、ここに店長の意図、社員スタッフの意図が絡まることで、親切では済まない場合が出てきます。
空き台札を付ける意図
ということで、空き台札を付ける意図は色々あります。
空き台札を付ける意図について3点お伝えいたします。
- 稼働上昇策
- 早い時間帯
- 割数調整
この3点です。
順番に解説していきますね。
❶稼働上昇策
例えば新台や人気が衰えない機種と言うのは、空き台が少なくなりますよね。
当然ほかっておいてもすぐに埋まるケースもあれば、しばらく稼働せずに、逆に空き台が増えていく場合もあると思います。
お店としては、高稼働を維持した方が顧客の印象も良くなりますし、繁忙感を訴求することで遊技意欲をかきたてることができます。
なので、なるべく速く顧客を誘導してその空き台を埋めたいという心理があります。
ここで登場するのが空き台札。
これはホールメインで巡回している社員やその上の責任者判断で管理をしております。
なるべく早く空き台を埋めるというのはパチンコ店あるあるなので、やる気満々のお店程この辺りのオペレーションがしっかりしていると思います。
ここで重要なポイント
利益率とは無関係である
ということです。
空き台札を付ける意図は、空き台を埋めたい、ただそれだけのことです。
利益率が低いから、利益率が高いから、ではありません。
なので期待は厳禁です。
注意しましょう。
❷早い時間帯
この言葉だけでは空き台札を付ける意図、というイメージにはならないかもしれません。
どういうことか解説していきます。
どこに付けられたかがポイント
当然空き台札と言うのは、全台付けるわけにはいきません。
開店直後は全台空き台であることは当たり前のことです。
時間の経過とともに稼働台が増えていき、お店側も空き台札を使い始めます。
❶でお話した、新台や人気の高い機種ではない機種に、もし空き台札が付き始めたらどうでしょう。
意味不明ですよね。
でもそこに何か意図が隠れています。
意図もなく突然空き台札を付けるわけはありません。
この場合は、おすすめ機種を店長が示唆しています。
店長の指示で、この機種はおすすめしたいから、稼働をつけてほしい、こんな感じの指示が出ています。
なので、開店後早い段階で謎に空き台札が付き始めた機種というのは、実はおすすめ機種である可能性があります。
広告宣伝規制の抜け道
この背景には、広告宣伝規制があって、公におすすめ機種を謳うことができないというルールがあります。
その抜け道として空き台札を使う、というわけです。
実はこの空き台札も地域によっては規制されている場合もあるので、もしあなたの地域で空き台札が使われているなら、重要なポイントになるはずです。
ここでお伝えしたいポイント
利益率は多少低くなっている程度かもしれない
ということです。
がっつり利益率を下げて訴求するなら、雑誌イベントなどを絡ませると思います。
あくまで他の機種に比べると優遇されている可能性はある、という感じに捉えていただければと思います。
ということで深追いは厳禁なので気を付けましょう。
❸割数調整
実はここめちゃくちゃ重要なポイントです。
❶や❷でお話した内容と言うのはある意味表の使い方。
これに関しては完全に裏の使い方とも言えるかもしれません。
割数とは？
簡単に言うとお店の儲かり具合を表した重要な指標です。
割数が目標に対して低いなら上げたいですし、逆に目標に対して高いなら下げたい、こんな風に考えます。
準備した玉が予定通り出ない。
こうなると店長はお店のイメージが悪くなるのを恐れます。
逆に予定通り回収できない。
こうなると計画が狂ってしいます。
これを空き台札を使って調整しようと考える、こんな意図があるということです。
ここで考えなければいけないポイント
重要なヒントとなる可能性がある
ということです。
これには明確な見極め方があるのでお伝えしていきますね。
打ったらダメな空き台札
割数が予定よりも高いから下げたい時
これは先ほどもお話した通り、割数が予定よりも高いから下げたい、こう考える時ですね。
遅い時間帯、夕方以降に付けられた空き台札というのは注意が必要
基本的に割数が高い機種や高い台に空き台札を付けます。
割数が高いということは、予定よりも玉が出ているということなので、おすすめ機種として成立してしまいます。
でもこれはただの後出しじゃんけんであって、調整内容としては通常通りです。
つまり決して甘い運用をしているわけではないということです。
前述したように、割数調整の目的で空き台札を付けているだけの可能性が極めて高いです。
シンプルに大当たり回数がついている台の空き台札は注意が必要
ただただ誤爆して玉が出てしまって、それを補正したいという考えである可能性が高いです。
なのでこのような台も座らない方が得策だと思います。
このケースは、
- シメてるのに出てしまっている
- 低設定なのに誤爆してしまっているだけ
この可能性が高いので打ったらハマる可能性が高いです。
打ってもＯＫな空き台札
割数が予定よりも低いので意図的に上げたいと考えている時
割数が低い機種や台に付けられることが基本です。
ここで言う低いというのは、調整内容に対して低い、ということであり、パチンコで言えば釘ですが、もっと出てもおかしくない状況だと言うことです。
スロットで言えば設定ですが、高設定なのに気付いていない場合や、出てなくて捨てられてしまっている状態かもしれません。
ある程度稼働した後の時間帯
これも、ある程度稼働した後の時間帯、つまり夕方ぐらいに付いた空き台札である必要があります。
もっと出ても良いという判断をするには、それぐらいの時間帯が適正です。
なので、大当たり回数がついていない台につけられた空き台札は、結構狙い目かもしれません。
まとめます。
- アケてるのに出ていない
- 高設定なのに沈んでしまっている
こんな可能性があるので、こういう台についた空き台札は見逃さないようにしましょう。
おまけ
最後におまけの情報もお伝えします。
空き台札だけでなく、ホールにはこんな札もありますよね。
- 前回新台札
- 移動しました
みたいな札です。
付けていないホールもあるかもしれませんが、もしこういう札を付けているホールがあったら注意が必要です。
こういう札を付ける目的
こういう札を付ける目的は、あくまで稼働減少を軽減したい、ということだけです。
最悪の場合、利益率を上げました！の合図になる可能性もあります。
なのでこういう札が付いている場合は、打たない方が無難だと思います。
ただ今回ご紹介した内容は、あくまで僕個人的な手法です。
僕が実際に考えて行なっている方法ではありますが、他の店長、他のホールは全然違うことを考えている可能性もあります。
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ということで今回の内容は以上になります。
最後までご覧いただきありがとうございました。
