どうも、脱パチ店長です。
今回は、パチンコ負ける人はメイン機が回収に変わるタイミングを知らない、というタイトルでお話をしていきたいと思います。
みなさんが打ち込んできた、みなさんにとっての忘れられない1台、そんな機種ってありますよね。
そんな機種も、いずれ打てなくなります。
それは回収機はもちろん、メイン機でも同じで、そこには世代交代のドラマがあります。
世代交代という入替戦略でもあります。
これを知っているのと知らないのとでは、立ち回りに大きな差が生まれ、結果は大違いだと思います。
ということで今回は、メイン機がメイン機でなくなるというお話をしたいと思います。
つまりパチンコ店の入替戦略についての解説です。
店側の視点で立ち回ることの重要性についてご理解いただけると思いますので、ぜひ最後までお付き合いください。
そもそもメイン機とは?
ということでまずはメイン機とは?という部分から振り返っておきたいと思います。
お店の看板機種
まずお店の看板機種である、ということですよね。
この店と言えばこの機種というように、すぐに機種名が連想できれば、それはメイン機と言っていいと思います。
お店としても狙い通りということになります。
お店の武器
競合店と戦い抜く上で、このような看板機種であるメイン機と言うのはお店の武器になります。
武器は戦うためのツールなので、強くなければいけません。
いちいち負けてしまっていては、武器としての効果は弱く使い物になりません。
一番利益率が低い
お店の中で一番利益率が低い機種であるべきで、つまり武器としての信頼度が確立されていなければいけません。
この機種を打つならあの店だなと思ってもらえるぐらい玉を出して育成し、そこで初めて武器となります。
優先順位は稼働
優先順位は圧倒的に稼働です。
稼働がついてなんぼの世界で、利益を取ろうと考えたくはないのがこのメイン機です。
お店の計画上、どうしてもメイン機ですらシメて利益回収に使わなければいけない場面も出てきますが、それは本意ではありません。
なぜメイン機を把握することが重要なのか?
ということで、なぜこのメイン機を把握することが重要なのか、と言えば
最も勝率が高いから
ということが言えるかと思います。
ところでみなさんは、マイホールのメイン機を把握していますか?
それは牙狼でしょうか?
UCでしょうか?
はたまた海でしょうか?
北斗無双でしょうか?
それ以外のお店もあるかもしれません。
ただそんなメイン機も、残念ながらいずれ終わりを迎えます。
メインが終わるタイミングとは?
ではどういう時に終わりを迎えるのか、ですがそれは3点あります。
繁忙期前
繁忙期前にメイン機を差し替えるというのはよくある話です。
なぜかというと、過去のメイン機の後継機がリリースされることが多いからです。
どのメーカーも、主要メイン機のリリースというのは、だいたい繁忙期の前に持ってくることが多いです。
話題機リリース時
話題機のリリースも同じです。
このような話題機や過去のメイン機の後継機リリースのタイミングで、メイン機の引継ぎが行なわれます。
検定(認定)期間終了時
あとは検定(認定)期間が終了するタイミングも1つのきっかけです。
検定機は3年、認定を受けた機種でプラス3年です。
現在の旧規則機のように、例外的に設置期間が伸びたケースもあります。
2021年12月は?
ということで、この2021年12月というのは、全てが当てはまることになります。
詳しく見ていきましょう。
✔ 年末年始の直前である
✔ 繁忙期前の重要なタイミングである
✔後継機、話題機のリリースが重なった、近年稀に見る状況である
(エヴァ最新作や北斗無双ではない、ナンバリングの北斗のリリース、慶次漆黒の後継機や、おまけとして牙狼の増産もあります。)
✔ 来年1月には、北斗無双などの旧規則機が設置期限を迎えることになる
ということで、メイン機終了となる3条件を全て満たすことになります。
メイン機終了により、次はどれをメイン機にするのか、店長は頭を悩ませております。
つまりここに入替戦略があります。
店長が考える入替戦略
店長が考える入替戦略のポイントは3つです。
- メイン機を何にするか
- 利益配分
- 機種配置
この3点が、主に頭を悩ませるポイントですが、みなさんも同じように考えることで、自分が何を打つべきかが見えてくると思います。
順番に解説をしていきます。
❶メイン機を何にするか
まずは1点目、メイン機を何にするか、というお話です。
考えなければいけないのは地域特性
日中の稼働が高い、主婦や高齢層が多いエリアで、ゴリゴリのハイミドル機をメイン機にするわけにはいきません。
サラリーマン層が主要な地域で、海を推していては合理性に欠けます。
競合性も大事
主要競合店と真正面からぶつかるのか、もしくは少しずらして戦うのかで、何をメイン機にするかは変わってきます。
そのエリアでそのお店のパワーバランスはどうなのか、戦うべき競合店がどこなのかは、これを知る判断材料になるはずです。
将来性
これは機種の将来性です。
今回のように3機種4機種出てくるような状況であれば、少しでも寿命が長い機種に投資するのは基本中の基本です。
寿命と言うのは言いかえれば顧客需要であり、そもそも機種のポテンシャルであると思います。
この辺りは、実際に稼働して初めて分かる部分でもあったりするので、稼働する前に判断しなければいけないという意味では、店長の目利きが試される部分です。
直近のリリース状況
これも考えなければいけません。
- 1月にはナンバリングの慶次もリリース予定です。
- 遊タイムなしの牙狼も登場します。
- 2月にはルパンの新台も控えています。
こういった直近のリリース状況も視野に入れながら、今何をメイン機にするべきかを決めなければいけません。
❷利益配分
次に2点目の利益配分です。これはざっくり2パターンだと考えています。
メイン集中型
完全に一点突破型で、その利益率は0%前後と、他を犠牲にしてでもそのメイン機だけは薄利運用する、という考え方です。
強気な店長であれば、機種単体で赤字計画を組むこともあるので、一か月それを打ち続けるだけで、収支はプラスに終わるかもしれません。
メインとサブメイン緩和型
先ほどとは違い、もう一機種利益率を緩和して運用しますが、利益率はメインで8%程度、サブメインで10%程度と、印象は違いますよね。
狭く深くが一点突破の戦略だとすれば、広く浅くというのがこちらの戦略かと思います。
❸機種配置
先ほどもご説明したように、向こう3か月のリリース状況も踏まえて考えなければいけません。
前提として、メイン機でもなんでも、なるべく機種の移動はしたくありません。
これはデータに表れていますが、移動するだけで機種の稼働が落ちるからです。
このように考えると、12月の配置がいかに重要であるかがお分かりいただけるかと思います。
つまりこの機種配置に答えが出ているということです。
ベスト配置でパチンコ店にとって重要な繁忙期を迎えるという考え方は、ごくごく基本的な考え方なので、しっかりと確認するようにしましょう。
ありがちな戦略4選
すこし理解を深めるために簡単に例を出しておきます。
参考例として、ぱっと思いつく戦略を4点挙げておきます。
- 海重要視の文化があるので、12月の新台は利益回収機として活用し、引き続き海で利益還元する、という戦略。
- 1月の牙狼絆も導入し育成する想定で、12月も牙狼を押して、その他新台は利益回収に使う、という戦略。
- 1月リリースの慶次よりもエヴァの方が支持を得られやすい実績があるので、12月からエヴァをメイン機として薄利運用し、その他機種の利益率を上げる、という戦略。
- そもそも自分の店は新台を買えないので、少台数多機種の隙間戦略で競合店と戦う、というお店。
このようにいろいろ考えれますし、それぞれにおいてメイン機が異なります。
大事なのは、メイン機の把握と、それがいつからなのかというタイミングです。
みなさんにとって過去の栄光は残念ながら過去のものです。
お店の機種運用は、容赦なく、めまぐるしく変わるので、その時々のお店の戦略に合わせてうまく立ち回りましょう。
いずれにしても、
北斗無双などの旧規則機は終了なので頭に入れておいてください。
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最後までご覧いただきありがとうございました。