【購入版】絶対に行ってはいけないパチンコ店【11の条件】

どうも、脱パチ店長です。

 

記事のご購入ありがとうございます。

 

 

この記事では、絶対に行ってはいけないパチンコ店の「11の条件」について解説をしていきます。

 

早速始めていきましょう。

 

はじめに

ところでみなさんはパチンコ店をどのように選んでいますか?

 

  • 勝ちやすそうなところを選んでいるという方
  • 家から近いお店しか行かないという方
  • 相性の良いお店があるという方

 

様々だと思います。

パチンコ大好き君
パチンコ大好き君
僕は結構他人の噂に流される感じっすね…「最近あの店アツイよ!」に弱いです…

 

 

どれも目的は「勝つため」だと思いますが、そのためには勝ちにくいお店を外すことも重要です。

 

はい、「消去法」です。

 

勝つ確率を上げるには、負ける確率を下げることも重要

 

この記事でご紹介する11の条件に当てはまるお店に行かなければ、必然的にあなたが負ける確率が下がります。

つまり勝率が上がる可能性があるということです。

 

 

「絶対に行ってはいけないパチンコ店」は、こちらのブログ記事YouTube動画ではお伝えしている企画です。

この記事は、そこでは語っていない2つの条件も含め、全てをまとめている完全版

具体的な判別方法も網羅的に解説しておりますので、初心者の方でも分かり易い内容になっております。

もしご不明な点などありましたら、お気軽に公式LINEでご連絡ください。

 

 

また、今回は当記事限定特典として、行ってはいけないパチンコ店のチェックリストもお付けしております。

チェックリスト
  1. 全20項目のチェックリスト!
  2. リストに沿ってマイホをチェックすると危険度がわかる!
  3. PDFデータでダウンロード!

 

こちらのリンクからゲットしてくださいね。

絶対に行ってはいけないパチンコ店チェックリスト

 

 

パチンコで勝つための必須条件

 

ギャンブル的思考から抜け出し、勝てる確率を1%でも上げる。

これこそが、パチンコで勝つための必須条件であり最短距離です。

 

もちろん100%ではありませんし、絶対勝てるというものではありません。

あくまで確率を上げるということです。

ギャンブル的思考から抜け出すということはまさにそういうことです。

パチンコ大好き君
パチンコ大好き君
ギャンブル的思考がダメということですね…

 

絶対に行ってはいけないパチンコ店【11の条件】とは?

いきなり結論からお伝えしますね。

 

絶対に行ってはいけない11の条件
  1. 潰れるお店
  2. 駅前店
  3. 種類数が多いお店
  4. 小規模法人
  5. 独り勝ちのお店
  6. 付加価値依存のお店
  7. 従業員が特徴的なお店
  8. 1パチ設置比率が高い店
  9. 新台が買えないお店
  10. 野立て看板が撤去されたお店
  11. 嘘をつくお店

こちらが僕が導き出した11の条件です。

このままではどれも抽象的な感じですよね。

順番に掘り下げて解説をしていきます。

 

 

条件1.潰れるお店

潰れるお店とは?

潰れるお店に行ってはいけない。

 

このように説明すると、

「いやいや、そりゃそうでしょ」
「そんなことわかっとるわ!」
「なんだこのクソ記事!」

そんな声が聞こえてきそうですが、ここでお伝えしたいのはそういうことではありません。

 

つまり、

  1. あらかじめ潰れるとわかっているか
  2. あらかじめ潰れるとわかっていないか

この違いがポイントです。

 

ここでお伝えしたい潰れるお店とは、

あらかじめわかっていない潰れるお店

ということです。

 

潰れるお店の定義

改めて定義はこんな感じです。

  1. 建物もホールの中もボロボロの、常時お客2人とかのお店ではない
  2. そこそこ稼働してて、パッと見人気もあるのに潰れてしまうお店

 

見た目潰れるとわからないのに、実は閉店を視野にいれているお店。

このようなお店には行ってはいけない、というお話です。

 

でも見た目潰れるとわからないのにどうやって見極めるのか?

疑問ですよね。

 

潰れるお店の見極め方

2022年1月まで(大阪は4月ごろまで)

この記事を書いているのは2022年1月なので、まだ旧規則機が設置されています。

なので、旧規則機の残存率を見れば、撤去期限を迎えた後の営業を継続するかは判別できます。

 

旧規則機の残存率

1月時点での残存率がその店舗総台数の20%を超えていれば、かなり怪しいという判断をすることができます。

それだけの台数を差し替える新台を確保できていれば話は別ですが、なかなか現実的ではありません。

 

旧規則機がどれかわからないという方はこちらの記事を参考にしてみてください。

 

2022年2月以降(大阪は4月ごろ以降)

ただこの記事を読まれるのはすでに期限を迎えた後であるはずです。

そういう時はどうすればいいのか?

 

結論:どのように対応したか

これを見れば方向性は見えてきます。

 

主な対応方法は次の通り。

旧規則機撤去後の対応
  1. 新台で差し替えた
  2. べニア板を貼ったり島封鎖して減台した
  3. 旧規則機の設置継続

順番に掘り下げます。

 

❶新台で差し替えた

このパターンであれば、まだまだ営業を続ける意思のある王道の戦略です。

l旧規則機の完全撤去を見据えて計画的に入替を行なってきており、一定の資金力のある法人、店舗である証拠です。

 

なのでこういうお店は行ってもOKです。

 

❷べニア板を貼ったり島封鎖して減台した

旧規則の台数分べニアを貼ることで、高い資金を投じて新台を買わなくても済みます。

 

ただここで言えることは2つです。

  1. 新台を買うお金がなかった
  2. 新台に価値を感じなかった

 

お金がないというのは、経営が困難である証拠です。

新台に価値を感じなかったというのは、競合店ありきのパチンコ市場においてはどう考えても後ろ向きの戦略と言わざるを得ません。

なので戦うことを諦めた、つまり潰れるのは時間の問題と判断することができます。

 

❸旧規則機の設置継続

完全にルール無視の強気な戦略です。

厳密に言えば、旧規則機を設置し続けても法に触れることはありません。

ただ業界全体が足並みを揃えるべきところでこのような対応をすれば、後ろ指をさされバッシングの対象となるのも明白です。

 

ある意味捨て身の戦略である、という意味では将来性はゼロです。

なので潰れるお店と判断しても違和感はありません。

 

その他調査方法

それでももっと明確に潰れるお店を知りたいという方は次の3点をチェックしてみてください。

 

まとめ記事

パチンコ・パチスロ情報島のまとめ系サイトでは、パチンコ店の閉店情報も掲載してくれています。

閉店までに期間のない場合もありますが、より明確に、且つ簡単に情報を得ることができます。

 

 

インターネット版官報

官報は、法令の公布などを目的に、ほぼ毎日発行されるもので、インターネットでも見ることができます。

ここには自己破産などの情報も掲載されてしまうので少し怖いものですが、もちろんお店の情報なども入手することができます。

 

問題点は、めちゃくちゃ見づらいということと、めんどくさいということです。

ただ確実な情報ではあるので、興味があればチェックしてみてください。

 

※「会社その他」というところから確認することができます。

 

アルバイト就業状況

マニアックな視点ですが、有力な情報になります。

 

閉店が確定したお店は人員を削減して、うまくフェイドアウトしようとします。

そこで対象となるのがアルバイト

社員は勤続日数が決まっているので絶対に最後まで残ります。

アルバイトの人員が減ってきたら閉店間近の合図なので覚えておきましょう。

パチンコ大好き君
パチンコ大好き君
なるほど!よく見るとヒントは転がっているわけですね!

 

なぜ潰れるお店がダメなのか?

これはこの後の条件にも共通するお話なのでまとめてご認識ください。

理由は1つです。

 

結論:玉を出さないから

 

玉を出す目的は「お店の業績向上」です。

なので、潰れる、つまり閉店が確定しているお店に玉を出しても意味がありません。

 

玉を出さないとは?

便宜上玉を出さないと表現していますが、厳密に言えば「利益率が高い」ということです。

 

つまり、

  • パチンコ ⇒ 釘をアケない、回さない
  • スロット ⇒ 設定を入れない

ということですね。

 

顧客目線で考えれば、投資金額が膨らむことになるということです。

仮に大当たりしたとしても投資金額を回収しきれず、負ける可能性が高くなります。

 

だから、このような潰れるお店は選択肢から外すべきである、というお話です。

パチンコ大好き君
パチンコ大好き君
長期的視点で長く営業を続けるお店の方がチャンスが大きいですよね!

 

 

条件2.駅前店

駅前店とは?

  • 駅から徒歩圏内にあるパチンコ店
  • ロードサイドの郊外店ではない
  • ある程度古い

 

こんな感じのお店です。

たまに見かけないですか?

 

いろいろある駅前店

とは言え駅前店にもいろいろなお店があります。

主要都市の駅前に大型店を出店する法人もありますよね。

 

楽園大宮店なんかはその代表例かと思います。

駅前店でありながら総台数3030台を構え大成功を収めていますよね。

 

 

駅前店がある理由

理由は3点です。

駅前店がある理由
  1. パチンコは30歳~50歳が主要顧客
  2. サラリーマン層は外せない
  3. 電車通勤の顧客をターゲット

こんな感じです。

 

言いたいことは分かります。

今も主要顧客は30歳から50歳ですし、その大部分を占めるのはサラリーマンという存在です。

多くの会社は駅前に立地しています。

 

その条件がうまくハマり、駅前のパチンコ店が大繁盛した時代もありました。

でも今はどうでしょう?

 

時代が変わった

商業施設含め店舗の大型化が主流

小売り大手のAEONららぽーとなどはその代表格ですよね。

駅前立地の小型商業施設は食い物にされています。

 

郊外にある広大な敷地を利用して作られたそのような大型店は、ファミリー層の需要をうまく取り込み、時代の中心的存在となっています。

 

パチンコ店は?

先ほどの楽園大宮店は日本最大級のお店です。

ちょっとつじつま合っていないのでは?そんな声が聞こえてきそうです。

 

でもお待ちください。

楽園大宮店が誕生したきっかけが何かご存知ですか?

 

それはマルハン大宮店の閉店です。

 

日本最大級の駅前店出店の前に、マルハンの閉店があった事実を見逃してはいけません。

 

若年層のゲームへの移行

これを語るのに外せないのはなんといっても「スマホの普及」です。

ガラケーの時代は終わり、高齢者を除くほとんどの方はスマホを持っている現代。

 

そんなスマホで簡単にゲームができる今、何も変化がないわけがありません。

 

可処分時間の変化

ゲームを行なうということは、その分の可処分時間が減ります。

なんの時間が削られるのか。

それは人それぞれではありますが、「パチンコ」という方も一定数いることでしょう。

 

この傾向は若年層ほど顕著で、特に20代のゲーム依存は進んでいるようです。

そんな世代がパチンコのメイン顧客層とも言える30代に突入するともなれば、パチンコ人口の減少と叫ばれるのは何も不思議な事ではありませんよね。

 

つまりサラリーマン層のパチンコ離れすら起こっているということです。

 

コロナ禍でリモートワークが主流

日本でもコロナウィルスが叫ばれ始めたのは2019年の暮れぐらいでしょうか。

感染の拡大とともに様々な対策が打ち出され、中でも当時斬新だった「リモートワーク」という対策も今では珍しくありません。

 

何が言いたいのか?

そうです。駅前の会社に出社する必要のないリモートワーク。

これが加速すれば、駅前を経由するサラリーマンそのものが減少するということです。

これで大打撃を受けるのが、言うまでもなく駅前立地の商業施設。

 

このように時代は大きく変わり、過去の常識は通用しない世界へと変貌を遂げました。

パチンコ大好き君
パチンコ大好き君
僕はテレワーク未経験ですが、たしかに家で仕事する人が増えたら電車需要も減りますもんね

 

駅前店がダメな理由

駅前店が不利な時代であることは分かったところで、ではなぜ駅前店に行ってはいけないのか。

本質の部分について深掘りしていきましょう。

 

将来性がない

これは前述した通りです。

時代は変わり、駅前店需要は時間の経過とともに減少しています。

 

楽園大宮店が成功できたのは、「日本一の設置台数」という大きなアドバンテージがあるからです。

このような大きな武器がなければ、駅前で戦うのは大変難しい時代です。

 

閉店ペース加速

閉店のペースは今後ますます加速していくでしょう。

 

ここで「条件1.潰れるお店」に繋がっていきます。

このような前提のお店で玉を出すことは絶対にしません。

一時的に出すことはあっても、長期的に見ればかなり高い利益率で営業しているはずです。

 

家賃が高い

実は本質はここかもしれません。

駅前の地価は当然郊外よりも割高です。

割高なんてレベルではありませんね。

 

ちなみに参考までに、2021年の地価はこんな感じです。

参考地価情報
  • 東京 2000万円/㎡
  • 銀座 2200万円/㎡
  • 脱パチ店長の家付近 20万円/㎡

はい。

僕の家付近(郊外)と東京を比較すると桁が2つ違います。

 

駅前店に出店するリスクがいかに高いかがお分かりいただけるのではないでしょうか。

 

弊害はどこへ?

高い家賃をペイするにはそれなりの利益が必要です。

ただでさえ集客減少で売上が落ちている中、どうやって利益を得るのか。

 

利益率を上げるしかありません。

 

もちろん経費を抑えるという方法もありますが根本的な解決にならないどころか追いつきません。

なので利益率を上げて回収角度を上げるしかありません。

 

郊外店で食べるラーメンより、駅前店で食べるラーメンが高いのは家賃が高いからです。

 

 

だから、このような駅前店も選択肢から外すべきである、というお話です。

パチンコ大好き君
パチンコ大好き君
住んでる地域によってはだいぶ不利な状況ですね…それでも勝つためには遠出も必要ですね!

 

 

条件3.種類数が多いお店

種類数が多いとは?

機種、スペックの種類が多い

パチンコ店に入れば色々な機種が設置されていることは言うまでもありません。

この店1機種しかない!なんてことはまずあり得ないでしょう。

 

例えば海。

ハイミドルやライトミドル、甘デジなど、確率が違うだけで3種類です。

 

どのお店もだいたい100機種ぐらいが最低限設置されてるイメージだと思います。

 

貸し玉種別の種類が多い

貸し玉というのは、例えば100円で何玉借りられるのか?というものです。

100円で25玉借りられれば1玉4円なので4円パチンコと言われ、100円で100玉借りられれば1玉1円なので1円パチンコと呼ばれます。

 

このように高貸し、低貸しなどと分けられる貸し玉種別ですが、同様にスロットでも種類がありますし、最近では消費税を含めるのか含めないのかを表した内税、外税などの種類もあります。

 

内税と外税

○内税…4円の中に消費税を含める
✔100円=25玉

○外税…4円の中に消費税を含めない
✔100円=23玉(消費税8%の場合)
※2玉が消費税として徴収される

 

装飾の種類が多い

なんとなく種類数が多い方が良さそうな気もしますが、装飾が多いというのは小売り大手のドン・キホーテを思い出していただければイメージは伝わるかと思います。

いわゆる「圧縮陳列」と言って、店内所狭しと商品を陳列して賑やかさを演出する手法です。

 

パチンコ店の商品と言えば、パチンコ台そのものかもしれません。

ただそれだけでは賑やかさは演出できないので「装飾」を施すということです。

よくある装飾パターン
  1. 台の上の札
  2. 台の上や通路のフラッグ
  3. 床のシート
  4. 壁のシート
  5. 機種キャラのモニュメント

数え上げたらきりがありません。

このように色々な装飾がありますよね。

パチンコ大好き君
パチンコ大好き君
確かに賑やかなお店の方がテンション上がってます…

 

なぜ種類が多いのか?

2つの事例

ラーメン店の例

A店:醤油ラーメン1本で勝負
B店:ラーメン、他メニュー多数

どっちのお店が味に自信があると思いますか?

 

個人的主観の部分もあるでしょうが、醤油ラーメンを食べたい顧客は、A店を選んだ方が無難かもしれません。

 

某バーガーチェーンの例

A店:○○バーガー1本で勝負
B店:季節ごとに新メニューを投入

どっちのお店が味に自信があると思いますか?

 

これもどう捉えるかによって変わりますが、自信があるという意味で言えばA店の味は気になります。

 

もう少し深掘りしていきましょう。

 

メニューを増やしたり、新メニューを投入する戦略

B店で行なわれるこのような戦略は、もちろん味に手抜きをしているわけではありません。

ただそれ以上に「商品の種類数」や「新しいメニュー」の方に重きを置いています。

 

より幅広く顧客を囲い込んだり、常連客の飽きがこないように配慮した戦略と言えます。

 

醤油ラーメン1本で勝負する戦略

A店のような戦略を取るこのようなお店は、一言で言うと味で勝負をしています。

ラーメンを例にすれば、味というのがラーメン店の本質の部分ですよね。

 

おいしいラーメンを求めてラーメン店を探す。

これはごくごく自然の行動だと思います。

 

種類の多いパチンコ店をひも解く

バラエティ化を推進する

どのお店も、今の時代バラエティで構成された島があると思います。

このバラエティがあるだけで機種は増えることになりますが、そもそもなぜバラエティ島を作るのでしょうか?

 

それはそれを作らないと島が埋まらないからです。

通路となったような島を「死に島」と言ったりしますが、そのまま放置しても通路であるだけです。

であればバラエティ島にして少しでも需要を拾おう、というのが主な目的です。

つまり発端はネガティブな部分を隠したいというマインドです。

 

中古台などやたらと導入する

新台リリースは隔週が一般的です。

今週新台を入れたなら来週はなし。

これが通例です。

 

その中で、無理やり中古台を入れて毎週新台入替を謳うお店もあるでしょう。

なぜそんなことをするのでしょうか?

 

これも顧客を飽きさせないというバーガーチェーンの戦略と同じです。

つまりこれをしないと顧客離れを引き起こすようなお店であるという証明です。

 

貸し玉種別がやたらと多い

これも結論はネガティブです。

いまや4円パチンコだけでなく1円パチンコを構えるお店は当たり前のようにありますが、強いお店程4円パチンコ1本で勝負をしているはずです。

 

1円パチンコを増やし、それでは足りず0.5円パチンコも構えたり、はたまた2円パチンコなどにも手を出す。

これもバラエティ島の発想と同じで、死に島を埋めたいという下心がある証拠です。

 

つまり弱者の戦略ということです。

 

パチンコ店の本質

いろいろお話をしてきましたが、パチンコ店の本質はなんでしょうか。

整理しておきましょう。

 

パチンコ店はどうあるべきか?

パチンコ店に娯楽を求めて来る顧客もいるでしょうが、勝った負けたの勝負の世界と考えている方がほとんどだと思います。

 

おいしいラーメンを提供することがラーメン店の本質でした。

でもパチンコ店は違います。

 

顧客が勝つ。

つまり出玉提供こそがパチンコ店の本質であり、顧客が求めている部分であるということです。

 

それでも種類を増やす意味は?

つまり出玉勝負をしていないということです。

 

一言で表すならこうなります。

「ごまかす」

これです。

 

味で太刀打ちできないラーメン店は、メニューを増やしごまかしているのです。

季節ごとに新メニューを投入するハンバーガーチェーンは、味に飽きが来る顧客をごまかしているのです。

 

機種数の多いパチンコ店ほど出玉勝負ができない弱小店舗です。

装飾をがちゃがちゃ施したり、こまごまと施策を繰り返すパチンコ店ほど、出玉という本質から目を背けているパチンコ店だということです。

 

だから、このような種類数が多いお店も選択肢から外すべきである、というお話です。

パチンコ大好き君
パチンコ大好き君
ごまかされたくないです…よく見て立ち回ります!

 

 

条件4.小規模法人

小規模法人とは?

小規模法人とは、一応従業員何人とかの定義があるんですが、ここではそんな堅苦しいことは言いません。

小さい会社、と考えていただければOKです。

 

小規模法人のグループ店規模・・・だいたい5店舗前後

このように勝手に定義付けしておきます。

 

これは多少前後がありますし一概には言えませんが、これぐらいの規模の法人をイメージしておいてください。

基本的には小さければ小さいほど危険だということです。

 

なぜ小規模法人がダメなのか?

ではなぜ、小規模法人がダメなのかって話ですが、結論こういうことです。

結論:資金不足

ということです。

 

このような小規模法人は、基本的に小型店をメインに構えており、大型店を持たない法人がほとんどです。

「条件1.潰れるお店」の中でもご紹介した通り、小型店は今の時代かなり不利で、売上規模も縮小の一途を辿っているはずです。

 

僕の会社のグループ店

ちなみに僕のグループ店におけるデータを簡単にご紹介しておきます。

グループ店データ
  • 台売上ランキング・・・下位5店舗のうち4店舗が小型店
  • 台売上・・・大型店の2分の1以下

という状況です。

ちなみに小型店の内2店舗の閉店も決まっています。

 

資金不足だとどういう影響があるのか?

ここには5つの弊害があります。

資金不足5つの弊害
  1. 新台が買えない
  2. 従業員が雇えない
  3. 家賃を払うことができない
  4. 壊れたものを直すことができない
  5. 玉を出すことができない

順番に見ていきましょう。

 

❶新台が買えない

新台が買えないと訴求力が激減するので、それに比例して売上も激減します。

つまり利益も激減です。

完全に負のスパイラルですね。

 

❷従業員が雇えない

よく店長がホールを走り回ってるお店を見かけた人もいるかも知れませんが、そんな状況に陥ります。

つまりサービスが低下して顧客来店頻度も低下します。

 

❸家賃を払うことができない

家賃はそのお店の場所や時代に反映されるものです。

お店の売上状況は関係ないので毎月容赦なく請求されます。

つまり、赤字でお店を経営しているなんてざらにあるということです。

 

❹壊れたものも直すことができない

目先の利益を惜しんで、合理性を後回しにするので、いずれ何もかもが崩壊します。

 

❺玉を出すことができない

一時的に年一イベントとかであれば出すかもしれませんが、長期的に見たらぶっこ抜きになってるはずです。

 

 

ということで、お金がないから攻めの営業が展開できないどころか、守ることもできません。

基本は売上がついてこないので状況は悪化するばかりです。

パチンコ大好き君
パチンコ大好き君
確かに儲かってなさそうな元気のないお店はよく見かけますね…

 

なぜ資金不足に陥るのか?

では、なぜこういう法人は資金不足に陥るのでしょうか。

 

シンプルに経営や営業のセンスがない

信頼を失う営業をして、顧客から見放されてる結果ですよね。

 

こういうお店は、大規模法人のドミナント戦略に食われてるケースも多いです。

人は長いものに巻かれる生き物なので、ちょっと名の知れた法人が出店すると、すぐそっちに流れます。

 

そもそも時代のニーズがない

後ろ向きな営業を展開していても、どんどん先細りますし、やがて需要はなくなります。

これはパチンコ店だけではありませんが、強気な業界は大型化が進んでますよね。

「条件1.潰れるお店」のところでもお話した通り、小売業界がその代表例です。

 

パチンコ業界も全く同じですね。

大型店舗、大型法人が資金力を武器に幅をきかせるのは当然の流れです。

 

小規模法人ほど完全に心が折れている

お金を稼ぐ意欲が生まれてこない状況だということです。

そんな感じで、閉店、廃業は加速の一途をたどってますよね。

 

2021の閉店店舗数は400店舗を超えたそうです。

ちなみに飲食店は780店、全体の規模からしてパチンコ店もかなりの勢いだと思います。

 

これは小規模店舗の割合が縮小していることを示したデータです。

 

この状態を一言で言うと、

未来を見据えた大規模法人と、未来を諦めた小規模法人

といったところでしょうか。

 

先ほどもお話しましたが、とはいえ短日では玉を出す店舗もあるかもしれませんし、そもそも資金力のある小規模法人が存在することも事実です。

 

行ってはいけない小規模法人の見極め方

では、こういう法人をどうやって見極めたら良いのでしょうか。

具体例を挙げていきます。

 

設備投資を惜しんでいる

古いデータ表示機を使っていたり、各台計数機が主流の中、未だに玉積みだったり。

 

あと壊れたものは修理せず放置です。

いろいろ見渡して見てください。

整備中のPOPが目立つなら要注意です。

 

しばらく新台を買っていない

なけなしのお金で買った、ニーズがあるのかどうかもわからないような中古機をようやく導入して、新台入替と謳うのがやっとだったりします。

 

最近グループ店が閉店した

まもなくカウントダウンかもしれません。

僕の会社にも身売りを申告する法人がちらほらあるようです。

身売りとはM&Aのことで、会社ごと買ってもらうということです。

 

 

ということで、このような条件に当てはまるような小規模法人は選択肢から外すことを強くおすすめいたします。

パチンコ大好き君
パチンコ大好き君
将来性のある法人が経営しているお店の方がパワーがあるから勝てるチャンスも広がるということですね!

 

 

条件5.独り勝ちのお店

独り勝ちのお店とは?

まず独り勝ちのお店について定義付けしておきます。

これは3点あります。

独り勝ちのお店の定義
  1. エリア1番店(条件付き)
  2. 独自コンセプトのお店
  3. 戦う必要のないお店

今のところ最強じゃん!って思いますよね。

 

ではなぜこういうお店がダメなのか。

順番に解説していきたいと思います。

 

❶エリア1番店(条件付き)

まず1点目のエリア1番店です。

条件と言うのは、

2番店との稼働率差が「15%以上乖離している」

ということです。

これ以上乖離しているということは、圧倒的な地域1番店だと言えます。

 

ただこれは、地道な営業努力と利益緩和によって築いた地位であり、めちゃくちゃすごいことなんですよね。

 

あくまでそれは「ここまでは…」のお話

つまり過去のお話で、実はここから先というのは、利益回収という補正が入ってくるんです。一度築いてしまった絶対的地位にかまけて、殿様営業まっしぐらなんですよね。

 

行列が行列を呼ぶ心理があるので、利益率はそこまで低くなくても勝手に顧客は集まります。

むしろなんでこの釘調整でこんなに集客してるんだろうと思うお店もよく見かけます。

 

顧客の視点に立ってこの状況を簡単に言うと『乗り遅れ』です。集客時期から回収時期に変わったあとの状態、ということです。

 

❷独自コンセプトのお店

次に2点目の独自コンセプトのお店です。

これはどういうことかというと、他がやっていないことで集客に成功しているお店、ということです。

 

例を挙げると、例えばアイコスなどの加熱式たばこをOKとしているホールがあると思います。こういったことが、他がやっていないこと、という部分です。

 

全席禁煙化された今、一定の条件をクリアしないと加熱式たばこの喫煙は認められません。なので条件を満たすために資金を投じて独自性を打ち出している状態です。

アイコス愛煙家であれば、吸えないホールより吸えるホールの方が魅力的ですよね。

 

どこもやっていないようなコロナ対策を実施したり、「日本一の設置台数」と謳うのもそもそも独自コンセプトと言えます。

 

イニシアティブ戦略

これはイニシアチブ戦略と言って、エリアの主導権を握る目的があります。

言い換えると一つの集客ツールに過ぎず、要はどこで顧客に魅力を伝えて訴求するか、ということです。

ここでご理解いただきたいのは、所詮ただの集客ツールであって、利益緩和策ではない、ということ。

 

つまり利益緩和策以外の部分で集客を図っているので、あなたの勝率にはなんの影響もないどころか、利益率は高くなっている可能性もあるぐらいなので注意が必要です。

 

❸戦う必要がないお店

次に3点目の戦う必要がないお店です。

ある意味先ほどご紹介した、❶のエリア1番店や❷の独自コンセプトのお店も、言い換えれば戦う必要がない状況を作り出していると言えます。

 

ここでいう戦う必要がないというのは、物理的に戦わなくてもいいお店ということです。

 

例を挙げます

店休日を取らないと新台入替ができないエリアがあります。
こういうエリアで、A~D店の内、A~Cが店休日。
営業しているのはD店のみ、という状況があったとします。

どうしてもパチンコが打ちたい顧客はどうするでしょうか?

 

たった1つ残されたD店に行かざるを得ません。

D店店長の立場で言えば、戦わずして集客している状態です。

 

ブルーオーシャン、レッドオーシャンというビジネス用語があります。

これはまさにブルーオーシャンで、実に安全な営業戦略と言えます。

 

ただこういうお店は戦うことをしないため、つまり利益緩和はありません

おこぼれを頂戴して食いつないでる、そんなイメージです。

パチンコ大好き君
パチンコ大好き君
確かに行く店がないとしぶしぶ残ったお店を選びがちです…

 

3つのパターンに共通していること

以上3つのパターンをご紹介しました。

こういうお店に共通していることは、利益率が高い、ということです。

地域一番店も、独自コンセプトのお店も、戦いを避けたお店も、全て利益率が高いと考えるのが賢明です。

 

通常店と比較して、1~2%ぐらいは高くなっていると考えておきましょう。

 

行っても良いお店の条件

行っても大丈夫なお店についても解説していきます。

 

エリア2番店

ただし1番店との稼働率差は「15%未満」である必要があります。

1番店との差が近いほどOKです。

 

なんとか立場逆転を狙っているので、あの手この手で営業を展開します。

当然信頼をつかみ取らないといけないので、適切な利益率であるはずです。

 

小細工していないお店

先ほどの独自コンセプトとは対象的な立ち位置になりますが、ある意味中身で勝負の王道戦略です。

こういうお店はイベント回数を減らして、その分通常営業の利益率を下げて集客に注力しているはずです。

 

まわりとドンパチ繰り返しているお店

これは最初にお話しした1番店2番店の関係性問わず、例えば3番店vs4番店でもOKです。

とにかく競合同士やりあっていれば最高です。

 

それぞれに戦う相手があるのでそれを見極める必要がありますが、これはよく見ていると必ずわかります。

やられたら必ずやり返します。

やり返すなら絶対に相手より上を行こうとするので必ず出玉が伴うはずです。

 

つまり利益緩和合戦になっている状態なので、この波にうまく乗る、ということです。

 

ただエリアやお店の状況によって温度差は全然違いますので、冷静に見極めてうまく立ち回ってみてください。

 

 

難しいという方は、まずは行ってはいけないお店にいかないことが賢明です。

今回ご紹介した独り勝ちのお店も選択肢から外しましょう。

パチンコ大好き君
パチンコ大好き君
なんとなく1番店を選ぶ癖がありますが、大事なのは中身ですね!

 

 

条件6.付加価値依存のお店

付加価値依存とは?

まず付加価値依存のお店には3つのパターンがあります。

付加価値依存3つのパターン
  1. サービス提供に注力
  2. 装飾がちゃがちゃ系
  3. 出玉イベント以外のやつ

順番に解説していきます。

 

❶サービス提供に注力

この言葉だけ聞くと全然悪いイメージはないと思います。

 

例えば接客重視のお店

どう考えても接客が悪いお店よりも、接客が良いお店の方が選ばれやすいに決まっています。

 

あとよくあるのがアメニティを充実させているお店

これは女性層に好まれやすいお店づくりをしているとやりがちです。

 

まんがサービスWi-Fiなんかもサービスと言えますよね。

 

この辺は今や当たり前になりつつあるサービスなのであまりピンとこないかもしれません。

実際はいろいろなお店を見ていると、様々なサービスを打ち出している場面を見かけるのではないでしょうか。

 

ないよりはあった方が良い

先ほども言いましたが、前提としてこれらのサービスは良いことです。

あって嫌な気になるものではありませんし、ないよりはあった方がいいです。

 

つまり、競合差別化戦略の一つである、という認識を持つ必要があります。

もっとかみ砕いて考えれば、集客目的の一つであり、集客目的のツールでしかないとも言えます。

パチンコ大好き君
パチンコ大好き君
ないよりはあった方がいいですし、Wi-Fiがあるお店を選んじゃいますね…

 

❷装飾がちゃがちゃ系

これは「条件3.種類数が多いお店」と共通する部分ですが、大事な部分なので改めて解説します。

 

装飾がちゃがちゃ系という言葉を聞けばなんとなくお店がイメージできるかと思いますが、あなたのよく行くホールにもありませんか?

 

よくあるのがフラッグです。はい旗ですね。

台ごとに取り付けられていたり、中央通路とかにこれでもかと飾られていたりするアレです。

 

あとは機種のモニュメント。

そこそこお金かかってるでしょって感じの作りこんだやつもあれば、手作り感否めないやつまで様々あります。

そんな装飾で店内が埋め尽くされてるイメージのお店が、「装飾がちゃがちゃ系」と定義してます。

 

圧縮陳列の効果

量販店ドン・キホーテの購買戦略をパクったやり方ですが、いわゆる圧縮陳列ってやつです。

こうすることで、賑やかさ、繁忙感を演出することができ、消費者の購買意欲を駆り立てる効果が期待できます。

 

当然パチンコ店も同じ考え方であり、ユーザーの射幸心をそそり、100円でも多く使ってもらおうという思惑があります。

 

❸出玉イベント以外のやつ

まず出玉イベントというのは、日付示唆イベントだったり雑誌系、ライター来店系のやつと考えていただければOKです。

 

そんな出玉イベントでさえ、ガセイベントはたくさんあります。

その上で、出玉イベント以外のやつとは何かというと、例えば「賞品販売系」だったり、「キッチンカー」を呼んだりするやつもそうです。

あとは「総付け景品」の配布、定期的に開催される「ファン感」もそれにあたるかと思います。

 

これらも❶でお話ししたサービスと同じで、ないよりはあった方がいいものです。

何もない営業日よりは総付け景品で何かもらえた方が嬉しいですし、ファン感で賞品が当選した方が得した気持ちになりますよね。

 

どうしてお店はこういう取り組みをするのか?

ここでお伝えしておきたいのは、どうしてお店はこういう取り組みをするのか、という部分です。

 

これは営業の穴埋め的要素が強いです。

営業の谷日、つまり集客力が落ちるタイミングにこういった取り組みを行うということです。

 

こういうお店に共通していること

ということで3つのパターンを解説してきました。

こういうお店に共通していることは、

 

出玉とは無関係である

 

ということです。

 

つまり、あなたの勝率にはなんの影響もない、ただの付加価値でしかない、ということです。

パチンコ大好き君
パチンコ大好き君
まったく何も開催してないお店より、何かしら開催してるお店は選びやすいです…でもよくないですね…

 

行っても大丈夫なお店とは?

ではどういうお店に行けばいいのか。

行っても大丈夫なお店についても解説していきます。

 

さりげなくサービス提供

まずは、さりげなくサービス提供しているお店です。

要はアピールしていない、わざとらしくないお店ということですね。

 

こんなサービス始めました!みたいにアピールしちゃうお店は、集客目的のスケベ心があります。

そんなことはせず、さらっとサービス提供しちゃうお店は優良店だと思います。

 

機種限定の装飾

次に機種限定の装飾をしているお店です。

先ほどご紹介したのは、お店全体をがちゃがちゃと装飾して賑やかさを演出しているお店でした。

そうではなくて、牙狼のみとか海シリーズのみみたいな、要はお店のメイン機を訴求する目的の装飾です。

 

そういうお店は間違いなくメイン機を示唆しているため、その機種はそのお店の中で一番利益率が低い可能性があります。

 

機種示唆の賞品販売

3点目は機種示唆の賞品販売をするお店です。

先ほどお伝えしたのは、あくまで機種とは全然関係のないただの賞品です。

そうではなく、例えば金の●●とかであれば牙狼示唆ですし、海鮮せんべいとかであれば、完全の海系の示唆です。

 

この場合はそれぞれの機種の利益率を下げているはずですので、狙い目であることがわかります。

 

 

これらをうまく判断しながら、付加価値に依存したお店は選択肢から外して立ち回りましょう。

パチンコ大好き君
パチンコ大好き君
よくあるサービスもやりすぎていないお店を見極めないといけないですね!

 

 

条件7.従業員が特徴的なお店

従業員が特徴的とは?

つまり従業員を見て判断しましょうというお話です。

一定の従業員の条件を満たすお店は行ってはいけません。

 

行ってはいけないお店の従業員

では、行ってはいけないお店の従業員とはどんな従業員なのか?

その条件について4点お伝えいたします。

従業員の4条件
  1. 態度が悪い
  2. 年齢層が高い
  3. 入れ替わりが少ない
  4. 気付いたら店長交代

この4条件です。

順番に見ていきましょう。

 

❶態度が悪い

まあ当たり前ですよね。

態度が悪い従業員に接客を受けたくないので、そんなお店には行かない方が良い、シンプルにNGだと思います。

 

ただ今回はそういったストレスという意味ではありません。

態度が悪い従業員がいる、その裏側について考える必要があります。

 

教育が行き届いていない

教育が行き届いていないというのは、紛れもなく店長の責任です。

店長のマネジメント能力が不足しているから起こる事案です。

 

つまりその法人の判断により、能力が低い店長に任せているお店である、という本質の部分が見えてきます。

 

従業員そのものでも同じことが言える

あと、このことは従業員そのものでも同じことが言えます。

良い従業員は会社が力を入れているお店に集まります。

態度が悪い従業員はそれなりのお店に自然と集まっていきます。

 

態度が悪い従業員がいるということは、このような裏事情が潜んでいる可能性があるので注意が必要です。

 

❷年齢層が高い

これに関しては法人の方針に左右される部分もあるので100%とは言い難いという前提です。

年齢で言うと、50代から60代の従業員がホールスタッフとして接客している場合、注意が必要です。

 

守りの戦略

これも先ほどの態度が悪い従業員のお話と同じで、法人として守りに入っている可能性があります。

攻めの運営をしないので、体力的にも若さは必要ありません。

 

失礼なお話ですが、歳を取れば取るほどその先の成長期間は短くなります。

これは誰でもそうです。

つまりお店としての成長を望んでいない、ということが言えます。

 

競合店との戦いもせず、ひっそり営業をしていく、そんなホールの条件だと思います。

 

❸入れ替わりが少ない

いわゆる人事異動ってやつです。

人事異動なので基本的にアルバイトではなく社員のお話にはなるんですが、人事異動がないと、ずっと同じ社員が一つのお店で働くことになりますよね。

 

業界的にはおつぼねさんとか呼んだりしますが、何年もそのお店で働いているので、誰もその人に逆らえない、みたいな存在です。

その店の裏の実権を握っているので、影の店長とも言える存在です。

 

会社として臨んでいないこと

これは基本的にどの業界でも起こり得るお話で、これを避けるために定期的な人事異動をして店舗内の活性化を図るものです。

でもこういうお店は会社としてわざわざ人事異動をかけてまで活性化しようとは考えていません。

つまりお店として将来性がない、と言っても過言ではないということです。

店舗内で問題解決ができている可能性もありますが、多くはそう簡単ではありません。

 

わざわざ人材を入れ替えない、ということは力を入れていないので、そういうお店に期待はしない方が得策です。

 

❹気付いたら店長交代

完全無告知で店長が代わるパターンもあれば、店長が交代することを明確に顧客に訴求するパターンもあります。

前者を消極的な交代、後者を積極的な交代と表現します。

 

これは言い換えると、消極的、つまり顧客に気付かれなくても良い、むしろ気付かれない方が良い、と考えられます。

このパターンの多くは、前任の店長が優良店に引き抜かれて、それを穴埋めするパターンであることが多く、前任の功績を維持しながら店長を引き継ぐ、という狙いがあります。

こういうお店はうまくいけばいいですが、いずれ業績が落ち込み、店長の手腕が問われ始めます。

 

ということで、回収店になっていくのは時間の問題なので、基本的にいいことはありません。

 

以上4つの条件をご紹介しましたが、こういうお店の共通点としては、いずれも利益回収店である、ということです。

パチンコ大好き君
パチンコ大好き君
確かにスタッフさんも店によって全然違いますもんね…

 

グループ店4つのカテゴリ

グループ店には大きく分けて4つのカテゴリが存在します。

4つのカテゴリ
  1. 旗艦店
  2. 育成店
  3. 通常店
  4. 回収店

それがこの4つです。

 

 

まずは会社としてのフラッグシップ、いわゆる旗艦店という存在です。

 

その次に来るのが育成店です。

競合性を考え支持率を上げられるポテンシャルのあるお店は力を入れて育成していきます。

 

3番目に位置するのは通常店です。

上がりもせず下がりもしないような、既に力をつけたお店はいい意味で放置されます。

 

そして最後にランク付けされるのが回収店です。

先ほどから何度もお話している通り、将来性がなく、投資効果が期待できないお店と言うのは、資金を投じることはありません。

ただただ利益回収に徹するようなお店ばかりなので、一番注意しなければいけません。

 

ということで、このような回収店には絶対に行ってはいけません。

そのためには、従業員をよく観察してみてください。

今回の条件に当てはまっているなら高確率で回収店だと思います。

 

行っても良いお店の従業員

回収店の条件は分かったから、逆に行っても良いお店の従業員はどんな従業員なのか。

この辺りも説明しておきたいと思います。

 

接客態度が末端従業員まで完璧

見かけ上のメリットだけではなく、教育体制が整っているという店長の手腕の表れなので、店舗営業においても決して手を抜いていないと思います。

 

20代の従業員がメインで構成されているお店

これから伸ばしていくという期待が込められたお店だと思うので、その伸びしろというのは営業上のうまみに変わる可能性があります。

 

社員従業員の在籍期間は長くても2年程度

それぐらいのスパンで人事異動が行なわれているお店も、決して諦めたお店ではないですし、成長過程にある、期待されたお店である証拠だと思います。

 

店長交代を積極的にアピールするお店

これから力を入れていきますと言っているようなもので、玉を出さないわけがありません。

もちろん出す期間は限定的かもしれませんが、いきなり回収に走る、なんてことはないと思います。

 

ということで、お店の中にはヒントがたくさんあります。

このようなヒントを見逃さないようにしましょう。

パチンコ大好き君
パチンコ大好き君
会社として考えたら攻めるところと守るところで人員配置は変わるのは当然ですよね…

 

 

条件8.1パチ設置比率が高い店

パチンコ店の分類

なぜ低貸しの比率が高いお店がだめなのか、というお話をする前に、パチンコ店の分類について触れておく必要があります。

 

大きく分けて次の4分類になるかと思います。

パチンコ店4つの分類
  1. 4円P/20円Sのみの設置
  2. 4円P/1円P/20円S/5円Sなど、高貸し、低貸しが混在しているお店
  3. 1円P/5円Sなどいわゆる低貸し専門店のパターン
  4. パチンコ専門店だったり、スロット専門店などのパターン

こんな感じかと思います。

 

この中で一番多いのは❷の高貸し、低貸しが混在しているお店ではないでしょうか?

みなさんが選ぶお店は別として、全国一番多い割合は、このように混在しているお店だと思います。

 

低貸しの設置割合は様々

ただこのようなお店も、低貸しの設置割合は様々です。

では、中でも低貸しの設置比率が高いお店、こういうお店がなぜだめなのか?

この部分を深掘りいたします。

 

貸し玉種別の役割

それは貸し玉種別の役割が関係してきます。

貸し玉種別の役割
  • 4円P/20円Sの役割⇒主に売上、利益の獲得がメイン
  • 1円P/5円Sの役割⇒稼働人数の向上がメイン

 

売上や利益というのは4円>1円であり

稼働人数というのは4円<1円

という図式がほとんどのお店で言える状況だと思います。

 

店長の心理

この状況であるからこそ、店長の心理はこうなります。

できることなら4円P/20円Sだけで営業したい。

そうすれば高い売上を上げることができますし、当然利益もそれに比例していきます。

 

ただ現実は甘くはなく、稼働が追いつかない、という問題が生じます。

4円ユーザーの数も頭打ちですし、ユーザーの懐事情にも限界があるからです。

 

穴埋めの低貸し

このような状況だからこそ、穴埋めで1円P/5円Sなどの低貸しを設置します。

どうせ稼働しない島があるなら、売上、利益はあきらめて稼働をつけるために低貸しにした方がお店にとっては都合が良いからです。

このようにお店全体の売上&稼働のバランスを調整することが、ここ数年におけるパチンコ店のセオリーです。

パチンコ大好き君
パチンコ大好き君
店長さんもいろいろ頭を悩ませてるんですね…

 

適正な比率は?

では適正な設置比率はどれくらいなのか?という肝心な部分です。

 

まずP:S=6:4が理想的な比率です。

この前提の上で、

4円:1円=8:2

ぐらいが適正だと考えています。

 

例えば1000台のお店であれば❹が480台、❶が120台と言った具合です。

みなさんのマイホールの台数でこの割合を当てはめて考えて頂ければ、比率がどうなのかを比べることができますので一度計算してみてください。

 

この比率がギリギリ

結論この比率がギリギリだと思います。

これ以上1円パチンコが増えるとバランスは厳しいと思います。

 

この比率も、あくまで4円が埋まるという前提ですし、当然この比率でも4円が埋まらないお店もたくさんあります。

 

そういうお店が取る戦略の多くは

さらに1パチを増やす

ということです。

 

つまりどうなるのか

4円が埋まらないから1円を増やすという戦略は、その比率が増えれば増えるほど4円に力を入れていないというイメージが定着して、さらに4円の稼働は落ちます。

 

そうなると

売上バランスは崩壊し、

釣られて利益バランスも崩壊します。

 

まったく儲からないお店の誕生です。

簡潔に言うと、負のスパイラル、ですね。

 

1円パチンコが多いお店ほど…

いったん稼働を増やして、稼働が増えたところで後で4円に戻す、という戦略を考えてはいたんですが、現実はそんなに甘くはありません。

なかなか戻せないどころか、実はさらなる深みにはまってしまっています。

 

表向きは稼働数が増えて、以前より繁盛しているように見えても、実際は大幅な売上減少に陥っており、当然利益も取れておりません。

 

個人的見解

あくまで個人的な考えではありますが、このような展開は戦略として厳しいと考えています。

1円を増やすという戦略は、あくまで攻めの戦略ではなく、守りの戦略である、ということです。

 

こういう守りに入ったお店がどうなるか、

はい、玉を出すことができません。

 

当然ですよね。

売上が立たないので利益を取ることでいっぱいいっぱいです。

 

なので絶対に行ってはいけません。

 

ただこういう人はOKです。

OKな人の特徴
  • パチンコをそもそも娯楽と考えている人
  • 演出が楽しいからパチンコを打っているという人
  • 軍資金が少ない上に定額遊技なので負ける金額もある意味定額という人
  • パチンコは暇つぶしの一つだと考えている人

こういう人は、そこまでお店選びを重要視する必要がないと思うので、今回お話したようなお店でも問題ありません。

 

ただ勝ちたい人はこういうお店は避けましょう。

ご説明したように、お店としての利益率が高いので、行くだけで分が悪い勝負をすることになります。

 

やっぱり、4円や20円で勝負しているお店は強いですし、なにより資金力があると思います。

つまり玉を出せるということです。

長期的な視点で営業を組み立てているので、そのための出玉も準備しているはずです。

ぜひ参考にしてうまく立ち回ってみてください。

パチンコ大好き君
パチンコ大好き君
比率とか全然気にしてませんでした!これからは必ず計算してみます!

 

 

条件9.新台が買えないお店

お店選びの重要性

なぜお店選びが重要なのか。

条件9まで話しておいて、今さらながらお伝えしておきたいと思います。

それは、お店毎に利益率が異なるからです。

 

ただ一言に利益率と言っても様々で、低いお店で月間利益率は5%、高いお店だと20%にもなります。

 

その差はなんと15%です。

この15%という数字、聞いてもピンとこないと思います。

 

ただその差と言うのは、営業日ごとの利益率に影響しますし、機種ごとの利益率にも当然影響してきます。

 

例えば特定日

利益率20%のお店の特定日というのが、利益率5%のお店の通常日を下回るなんてことも起こり得ます。

あなたの打ちに行っているお店の特定日が、下手すると隣町の優良店の通常営業レベルである可能性があるということです。

ゾッとしませんか?

これは機種でも同じことが言えます。

 

例えば機種

利益率20%のお店のメイン機が、利益率5%のお店の回収機よりも下に位置付けられる、みたいなことです。

あなたの打ちに行くお店が一番押しているメイン機よりも、隣町の優良店で一番人気のない利益回収機の方がおいしい、なんてことも起こり得ます。

 

なので、お店選びはめちゃくちゃ重要ですし、あなたの勝率に直結します。

良い立ち回りというのは、少しでも利益率の低いお店を選ばなければいけない、ということです。

 

とはいえ見分けるのは大変。

なのでそれを見分ける9つ目の条件が「新台を入れないお店」ということです。

 

新台を入れないとはどういうことなのか?

具体的には次の通りです。

新台を入れない定義
  1. 新台入替(地域によっては新装開店)が全くない
  2. 新台入替そのものの数が少ない
    ※多くて毎週入替、最低月2回というのが通例である中、月に1回となると少ないと言える
  3. 新台入替はあるけど新台の台数そのものが少ない
    ※台数は多いけど実は中古機ばかりだったケース

パチンコ大好き君
パチンコ大好き君
新台が入らないとなんか元気がないように感じますね…

 

なぜ新台を入れないお店がダメなのか?

それを知るには、新台を入れない理由についての理解が必要です。

 

新台を入れないことに関して3つの理由があります。

新台を入れない3つの理由
  1. お金がない
  2. メーカー判断
  3. 将来性がない

この3つです。

順番に掘り下げます。

 

❶お金がない

シンプルに法人としての資金不足が考えられます。

借入金に充てるお金を捻出すると、とてもじゃないけど新台を購入する費用がないという状況です。

 

≫背景にあるもの

その背景には新台価格が高騰していることも原因の一つです。

一昔前であれば30万円台が相場でしたが、今では1台50万円も当たり前の時代です。当然時代の変化とともにどんどん値上がりしています。

 

たまごが先かにわとりが先かというお話ですが、購入費用の回収ができないことも資金不足の要因です。戦略の失敗のツケが回ってきているということです。

こうなると当然新台ではなく、入れることができても中古機だけ、という状態に陥ります。しかもグループ店のおさがりであれば購入費用はかかりません。経理上の問題を考えなければ、ほぼ無償で導入することができます。

つまりこういうお店はお店のポテンシャルが低いということが言えるのではないでしょうか。

 

❷メーカー判断

メーカーがお店に新台を販売する際に、販売機種履歴(機歴)を基にするケースがあります。

簡単に言うと、いつも台を勝ってくれる常連さんには優しいという大人の事情です。

 

販売履歴の多い法人には売るけど、少ない法人には売らない。

つまり新台を入れられない、なんてことはよくあることです。

 

あとは、このお店に台を売ったらどれぐらい稼働するのか、という予測的判断もあります。売ったはいいけど全然動かないでは、メーカーの評判にも悪影響です。

だから少しでも稼働貢献するお店、法人に台を売りたいと思うのは当然の心理かもしれません。

 

≫背景にあるもの

こういった背景には、需要と供給の関係があります。

例えば牙狼月虹の旅人を例に挙げると、この機種は供給に対して需要が高すぎて、思うように台を購入できなかった経緯があります。

 

大手ほど優遇されますし、逆に言えば、満足いくレベルで新台を入れているお店が大手、ということが言えます。

ではその逆はどうかというと、不人気店であり見捨てられたお店、というジャッジが下っても不思議ではありません。

 

❸将来性がない

これは法人、店舗としての将来性のことを言います。

新台を購入するということは投資と同じです。

 

  • この会社は資金を投じて成長することができるのか?
  • このお店に新台を入れて効果はあるのか?

 

このように費用対効果を追求していきます。

 

当然効果が見込めれなければ、そこに資金を投じることはありません。

つまり新台を入れないという判断にいたります。

 

新台を入れるか入れないかというのは経営判断の一つです。

経営上、そのような判断をしていることの表れであるので重要なポイントです。

このようなお店は投資効果が期待できない、

つまり回収店であることが多いです。

 

振り返りと例外

 

新台を入れないお店
  1. ポテンシャルが低い
  2. 不人気店
  3. 見捨てられた可能性が高い
  4. 必然的に回収店の象徴となっている

新台を入れないお店には、このようなダメな理由があるので絶対に行ってはいけません。

 

新台を入れないから利益もまともに取れません。

完全に負のスパイラルに陥っています。

 

実は例外もある

ズバリ、

新台を入れなくても強いお店

は例外です。

 

こういうお店は、そもそも出玉で勝負をしている証拠です。

新台を入れなくても出玉を出すことで顧客のニーズを満たしているということです。

 

積み上げられた信頼

そこには積み上げられた信頼があります。

簡単にはできません。

 

周囲の競合店が新台をばんばん入れる中、それに惑わされず出玉のみで勝負する。

これはめちゃくちゃ地味です。

 

顧客を食い止めなければいけないので、本当に戦略的な還元をしなければいけません。

 

なので、新台をまともに入れず、それでも地域2番店以上をキープしているお店というのは、実は出玉還元に拘った優良店である可能性があります。

こういうお店は狙い目です。

 

新台を買わないので無駄にお金を使いません。

その分出玉に還元できるのでまさに好循環です。

 

ぜひ参考にしていただければと思います。

パチンコ大好き君
パチンコ大好き君
なるほど!新台に頼らなくても集客できるってすごいことですよね!

 

 

条件10.野立て看板が撤去されたお店

野立て看板とは?

 

野立て看板とは?

店舗敷地外に設置された看板、広告物

という定義とします。

 

広告物と言っても、もちろん折込チラシやSNS掲載、ホームページなどは除きます。

あとデジタルサイネージなどもこの場合は除きます。

屋外に設置されたアナログのものとお考え下さい。

 

野立て看板の種類

では実際、野立て看板にはどんなものがあるでしょうか。

大きく分けて次の3点でしょう。

野立て看板の種類
  1. 路面設置の看板
  2. ビル屋上の看板
  3. 駅周辺の看板

この3点です。

 

例えば車で走って視界に入ってくる看板は全て野立て看板ですね。

 

野立て看板の目的

このような野立て看板、どのような理由、目的で設置するでしょうか。

野立て看板設置の目的
  1. 新規出店時の認知度強化
  2. 競合店対抗策
  3. 新規顧客開拓

このようなパターンであることが多いと思います。

深掘りします。

 

❶新規出店時の認知度強化

当然ですよね。

ドミナント戦略でもともと知名度のある法人であればこの限りではありませんが、その地域で全く無名の法人が出店するともなれば認知度を上げることは鉄則です。

なのであらゆる手段を利用して「知ってもらう」ということに全力を注ぎます。

その手段の一つが野立て看板というわけです。

 

最近ではSNSやネット広告もシェアが増えているので、野立て看板を重要視する法人も少なくなっているかもしれませんが、地元の高齢層に訴求するにはまだまだ有効的な手法です。

 

❷競合店対策

僕も経験があります。

はい、やられた経験です…対策された方です。

 

具体的には、自分のお店の入り口手前に看板を設置するというものです。

そこに設置して、直前に自店への来店をやめる人はいないと思いますが、広告効果としては一定数あると思います。

 

このような広告戦略はごくごく一般的な手法です。

よくあるのがコンビニや飲食業界で、実際の競合店の手前に看板を設置してスルーさせようとする思惑です。

 

❸新規顧客開拓

これは❶や❷と重なる部分もありますが、厳密には少し違います。

仕事帰りのサラリーマンや買い物帰りの主婦が、どのような道を通ることが多いのか。

これを調査することはパチンコ店運営のみならず重要な事です。

 

新しく大型ショッピングモールができた時や、逆に大きな工場が廃業してなくなった時など、改めて導線の確認をして、新規顧客の開拓チャンスを伺うものです。

この時に登場するのが野立て看板で、アナログによる効果を期待します。

パチンコ大好き君
パチンコ大好き君
僕も郊外に住んでいますが国道沿いなんかはよく見かけますね…

 

なぜダメなのか?

では本題の部分です。

なぜこの野立て看板が撤去されたパチンコ店がダメなのか?

この部分を掘り下げて行きましょう。

 

なぜ撤去するのか?

なぜ撤去する必要があるのか?

これを知る必要があります。

 

理由は次の3点です。

撤去する理由
  1. 認知度を高めることができた
  2. 競合店に勝つことができた
  3. 経費削減

 

❶認知度を高めることができた

先ほど、新規出店時の認知度を高めることが設置の目的とお伝えしました。

つまり認知度がある程度高められたのであれば、野立て看板は不要という判断ができます。

目的を達成したので役割は終了ということです。

 

❷競合店に勝つことができた

これに関しても、競合店対策で看板を設置するとお伝えしたので、競合店に勝つことができたということは目標達成です。

なので設置しておくことに価値はないかもしれません。

 

❸経費削減

シンプルに経営がうまくいかず、余計な経費を削減しなければいけない状況かもしれません。

新台購入費などと比較すると、経費割合としては微々たるものかもしれませんが、すぐに営業数値に反映されないものはいったん取りやめるというのはよくあることです。

 

要するにこういうことです

要するに、

利益配分としては下り坂である

ということです。

 

新規出店時は知名度の向上を目指しながら利益率を下げて信頼度を高めるフェーズですし、競合店対策も同じです。

出玉が伴っていなければ、いくら広告戦略を積極的に行おうが諸刃の剣です。

経費削減にこだわりだしたお店は出玉も削減しているはずです。

ポイント
  • 野立て看板を設置
    ⇒出玉も還元してファン固定化を目指している最中
  • 野立て看板を撤去
    ⇒ファン固定化が完了、もしくは営業をあきらめ利益回収に移行

このような状況が見えてきます。

だから行ってはいけないということです。

 

見分け方は?

見分け方が分からなければ意味がありません。

この部分について解説しておきますね。

 

場所を把握しておく

当たり前ですが、日常的に野立て看板をよく見て場所や数などを把握しておきましょう。

そうすれば突然の撤去にも違和感を覚えて気付くことができます。

 

よく行くパチンコ店ほど細かく把握しておくことをおすすめします。

 

オープン日から考える

野立て看板は代理店などと年間契約にしている場合がほとんどです。

なのでグランドオープンに合わせて設置している場合は、そのタイミングで撤去することもよくあります。

なので周年営業日付近で野立て看板が撤去されていないか。

このように注意するポイントを絞ることも可能です。

 

ぜひ参考にしてみてください。

パチンコ大好き君
パチンコ大好き君
なかなか撤去されたことに気付くことは難しそうですが普段から気にしておくことが重要ですね!

 

 

条件11.嘘をつくお店

嘘をつくとは?

まずは定義

まず、嘘の定義はこんな感じ。

嘘とは?

他者をダマすために言う事実とは異なる言葉

なので、嘘をつくということは、簡単に言うと相手をあざむく、ダマす行為を言います。

 

そこにあるのは利害関係です。

利益を得ようとするのものが嘘をついて相手をあざむき、嘘をつかれたものが被害、損失を被る関係性です。

 

パチンコ店でいう嘘をつくとは?

パチンコ店は利害関係の塊と言っても過言ではありません。

毎日勝った負けたの繰り返しで、そこにはお店と顧客という利害関係があります。

 

パチンコ店で嘘をつくということは、玉が出ると煽っておきながら結果が伴わない、こんな状態と言えるでしょう。

 

風適法では、著しく射幸心をそそる行為を禁止しています。

嘘をつくということは、著しく射幸心をそそる行為とも言えます。

「ガセイベント」と表現すると分かり易いですね。

パチンコ大好き君
パチンコ大好き君
僕も嘘をつく人は嫌いです…パチンコ店には騙された感じがします…

 

嘘をつく理由

誰だって嘘はつきたくないですし、嘘をつかれた方も決して良い気持ちがするものではありません。

ではなぜパチンコ店は「射幸心をそそる」という嘘をつくのでしょう。

 

嘘をつく理由は次の3点です。

嘘をつく3つの理由
  1. 集客力UP
  2. 競合店対策
  3. 依存状態に陥っている

この3点です。

順番に見ていきましょう。

 

❶集客力UP

顧客がお店に足を運ぶフローは次の通り。

認知 ⇒ 期待 ⇒ 比較 ⇒ 決定 ⇒ 行動

この手順です。

 

まずはお店を知り、発信される情報に期待し、その上で他と比較し問題ないと判断して決定、最終的にそのお店に向かうという順番です。

つまりお店としては、まずは知ってもらい、期待を抱かせなければ顧客の選択肢にすら入ることができず集客に至らないということです。

 

広告を打てば少なくとも知ってもらうことはできます。

でもその先に期待してもらわなければいけません。

ここで過剰に煽ってしまうというわけです。

 

❷競合店対策

パチンコ店はご存知の通り、周辺の同業パチンコ店と共存し、競い合いながら運営しています。

言葉を選ばず言えば、顧客の奪い合いです。

先ほど、集客に結び付けるためにはいかに期待をさせるかが重要であるとお伝えしました。

つまり期待のさせ合いと言ってもいいぐらいです。

 

競合店が強イベントをしかけてきた場合、黙っていては顧客の流出を招いておしまいです。

なのでここで店長は顧客の期待を煽りにいきます。

その都度玉を出していては営業がもたないので、当然ガセです。

 

❸依存状態に陥っている

このような煽りイベントは一時的な集客につなげることができます。

即効性があるのがお店側のメリットではあるんですが、当然デメリットもあります。

ガセなので信頼を落とす、というのは当然のデメリットです。

他にも重要なことがあります。

 

それは通常営業の顧客期待値が下がるということです。

 

イベントの期待値が下がるので、通常営業の期待値もそれに比例して下がります。

つまり集客母数が減ってしまうという致命的な状況に陥ることです。

 

なのでパチンコ店は同じように出玉の伴わないイベントを乱発して回避しようとしますが時すでに遅し。

依存状態から抜け出すことはできず、同じことを繰り返します。

 

具体的見分け方3ステップ

重要なのは、このような嘘をつくお店をどのように見極めるのか、ということです。

見極め方のフローをまとめておきます。

 

見極め方の3ステップ

ステップ❶⇒イベント日と実施回数を把握する
ステップ❷⇒開店時の並び人数を把握する
ステップ❸⇒集客率を計算する

 

順番に深掘りいたします。

 

ステップ❶⇒イベント日と実施回数を把握する

まずはイベント日を把握しなければお話になりません。

嘘をつこうとしている日を知るということです。

 

そのためには次の3つ方法でカバーしましょう。

 

SNSをチェックする

最近はSNS発信が主流です。

それは自分のお店で情報発信する場合もあれば、出玉情報をまとめているアカウントなどもあります。

代表的なところだとみんレポなんかがあります。

 

イベント雑誌をチェックする

規制対象になりやすいので、雑誌掲載する地域、法人も減っていますが、まだまだ隠れイベントとして健在です。

でちゃうパチンコウォーカーアツ姫あたりが有名ですね。

 

イレギュラーな告知をチェックする

イレギュラーな代表格に賞品取り扱いキッチンカーの誘致などがありますよね。

あとは総付け景品の配布店内レイアウト変更などもその一つです。

 

ステップ❷⇒開店時の並び人数を把握する

次は実際に、ステップ❶で把握したイベント日に、開店時の並び人数を把握しましょう。

本当にイベントだと思っていれば、当然それを目的としたプロ集団が朝から集まっているはずです。

なので、開店時の並び人数はその営業の集客効果、つまり信頼度に直結すると言っても過言ではありません。

 

ステップ❸⇒集客率を計算する

次にステップ❷で把握した集客数から集客率を求めましょう。

集客率 = 集客数 ÷ 設置総台数

これで求められます。

当然この値が高くなればお店の告知力が強く、その分期待値も高くなります。

 

参考までに、僕の経験上の実績値から導き出した数値を示しておきます。

✔通常営業
利益率:14%~16%
集客率:0%~10%

✔通常イベント
利益率:0%~14%
集客率:10%~40%

✔年一イベント
利益率:-10%~0%
集客率:40%~

実際に導き出した集客率が上記数値のどこに当てはまるのかで、その営業の利益率がわかります。

つまり集客率10%以下なら、通常営業と変わらないという判断です。

 

期待を煽っておきながらこのような集客率であるなら、そのお店はガセ、つまり嘘をついている傾向が強くなるので、行かない方が得策です。

 

ぜひ参考にしてください。

パチンコ大好き君
パチンコ大好き君
この具体的数字はかなり参考になります!今度これを基準に見てみます!

 

 

まとめ

 

絶対に行ってはいけない11個の条件についてお話してきました。

 

絶対に行ってはいけない11の条件
  1. 潰れるお店
  2. 駅前店
  3. 種類数が多いお店
  4. 小規模法人
  5. 独り勝ちのお店
  6. 付加価値依存のお店
  7. 従業員が特徴的なお店
  8. 1パチ設置比率が高い店
  9. 新台が買えないお店
  10. 野立て看板が撤去されたお店
  11. 嘘をつくお店

もちろん今回お話した内容が100%ではありません。

あなたのマイホがこの条件に当てはまりながらも、優良店である可能性もあります。

 

ただ僕が経験したことを洗い出して、その傾向をまとめると今回のような条件になったことも事実です。

少しでも心配なら、間違いなく店舗選びの選択肢から外した方が賢明です。

 

あなたの勝率が少しでも上がり、お役に立てることを願っております。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

誰も教えてくれない唯一正しいパチンコの勝ち方 こんにちは。 パチンコをしないパチンコ店店長こと脱パチ店長です。 パチンコやスロットを打たれる方は様...

こちらの記事も、パチンコで一番重要でありながら多くの人が勘違いしていることをまとめた価値ある記事です。

少しでも今の立ち回りに不安がある方は一度手に取って読んでみてください。

 

 

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