どうも、脱パチ店長です。
今回は、ぱちんこ店の周年営業は本当に玉を出すのか？というタイトルでお話をしていきたいと思います。
- 最近パチンコ負けてばかりで困ってる…
- どのお店が熱いのかぜんぜん分からない…
- いつ打ちに行けば勝ちやすいのかよくわからない…
こんな方も多いのではないでしょうか。
イベントが公に謳えない今の時代、パチンコ店もどうやって顧客に伝えようか四苦八苦しております。
そんな中、お店のグランドオープン日を祝う周年営業ってありますよね。
実際どうなの？
そう思う方も少なくないと思います。
以前からご質問もいただいておりました。
ということで今回は、周年営業の実態について解説をしていきたいと思います。
はたして周年営業は出るのか？出ないのか？
具体的な見極めポイントも解説していきますので、ぜひ最後までお付き合いください。
ぱちんこ店の周年営業は出るのか？
ということで、早速結論をお伝えしたいと思います。
ぱちんこ店の周年営業は出るのか？
結論：集客状況による
どういうこと？ってなると思うので順番に解説をしていきます。
イベントの位置付け
まずは各イベントの位置付けをご理解していただく必要があります。
各イベントの位置付けがどのように決まるのか？
これはシンプルに実施回数により信頼度が変わる
とお考えいただければOKです。
当然少ない方が信頼度が高いです。
信頼度というのは、お店的言えば利益率、顧客目線で言えば還元率、ということになります。
✔ 月3回のイベントよりも月1回のイベントの方がお店にとって利益率は低いし、顧客目線で言えば還元率が高い。
✔ 月1回のイベントよりも、年1回のイベントの方が還元率は高い、つまり玉は出る。
このように、イベントの実施回数、つまり希少性でそのイベントの価値を判断し、お店の中での信頼度の位置付けを決めていただければOK。
一度マイホールのイベント思い出してみてください。
- 日付示唆系イベント
- 有名ライターの来店系イベント
- 雑誌系のイベント
- サイト系のイベント
- お店独自の賞品を絡ませたイベントなど…
いろいろありますよね。
そんな数々のイベント、実施回数はどうでしょうか？
1番熱いのは…
中でも1番熱いのはやっぱりこれです。
日付 ✖ ぞろ目
この日は年に1回しかないので希少性MAXです。
じゃあ周年営業はどうなのか。
はい、周年も年に1回ですね。
じゃあ熱いじゃん、となるんですが、これに関しては少々お待ちください。
利益バランスの考え方を知っておく必要があります。
利益バランスとはなんなのか
ブラックフライデー
最近有名になってきたセール販売の1つ。
この日と通常日を比較したときに、間違いなくブラックフライデーで商品を購入した方がお得です。
極端な話お店目線で言えば、ブラックフライデーだけで商品を買われて、通常日に何も買われないとなると、当然利益が取れず商売上がったりです。
回転寿司
中トロとツナサラダも同じことが言えます。
原価率の高い中トロばかり注文され、原価率の低いツナサラダの注文が入らないとなると、当然利益を圧迫して商売が成り立たなくなります。
このように、セール日や原価率の高い、いわゆるお得なネタの裏で、利益の取りやすい営業日に来店し、原価率の低いネタを注文されるから営業が成り立っているのです。
これはパチンコ店の営業日と機種にそのまま当てはまります。
パチンコ店にもおすすめな営業日や機種がありますが、そこばかり狙われてしまうと、利益バランスが崩壊し営業が成り立ちません。
ニーズの関係性
このような状況は、言い方を変えると「ニーズが偏る」とも言えます。
つまり利益バランスというのは、ニーズのバランスに左右されるということです。
これはあることに比例します。
はい、それが集客状況です。
✔ 地域1番店や繁盛店、需要の高い機種など、集客が増えるお店ほど…
⇒満遍なくニーズを満たすことができます。
✔ 不人気店や、今にも潰れそうなお店など、集客が減るほど…
⇒中トロばかり食べられたり、ブラックフライデーばかり来店されるなどの状態になってバランスが崩壊します。
周年営業は訴求しづらいという問題があります。
だから集客に苦戦します。
つまりニーズの偏りが生じて利益バランスが崩壊します。
お店はどうするのか？
ではお店側はどうするのか、
高低差を抑えます。
高低差を抑えるというのは、ブラックフライデーで言えばその日の利益率を上げるということです。
今回で言えば、周年営業の利益率を上げます。
また、中トロの利益率を上げたりもします。
周年営業として利益率を下げたとしても、おすすめ機種の利益率を上げて、仮にニーズが偏ってもバランス崩壊を最低限に抑えられるようにします。
つまり、通常営業、通常機種との差がどんどん小さくなる可能性があるということです。
年に1回の重要なイベントでありながら、訴求できないことにより集客力が期待できないため、集客状況次第では通常営業とほとんど変わらない、なんてことが起こり得ます。
ということで今回のタイトル、
Ｑ．ぱちんこ店の周年営業は出るのか？
Ａ．集客状況次第で年に1回の周年営業も利益率が異なる、つまり集客状況による
ということです。
おすすめ立ち回り方法
集客状況が厳しいお店ほど玉を出せません。
では立ち回るためにはどうしたらいいのか、見極め方をお伝えします。
結論：広告宣伝量で判断する
ということです。
ポイントは3つあります。
まずは周年日を把握しましょう
これが分からないと始まりません。
お店によっては雑誌系のイベントを絡ませることもありますが、よくあるのがシンプルにグランド―プン日を訴求することで周年日を知ってもらう方法を取ります。
その上で…
告知開始日を把握しましょう
突然グランドオープン日の告知物が増えるタイミングがあると思います。
それがいつからなのかを把握する必要があります。
次に…
告知率を把握しましょう
お店の中にある告知物の内、周年に関する告知物がどれぐらいあるのかをざっくりでいいので導き出しましょう。
そして複数店舗で確認し相対的な判断をしましょう。
安心できる基準
安心できる基準は次の通り。
- 1か月ぐらい前から告知を開始
- 告知率は全体の30％～50％ある状態
※告知物は徐々に増えていくパターンが多いので流れを見ておきましょう。 - あとはアナログ告知、いわゆるスタッフの声掛けや、ビラの配布など、その時しか確認できないものもあります。お店の積極性が見られる部分なので明確な判断材料になります。
利益率状況
出すお店の利益率は－5％、つまり赤字営業になる可能性は高いです。
出さないお店は＋5％の利益率、つまり通常イベント程度になる可能性が高いです。
先ほどの目安を満たさない場合、もっと利益を取る可能性も全然あります。
集客状況次第で、これぐらい変わってくるはずです。
周年営業と言うのは、あなどるのももったいないですが、
過信も危険です。
先ほどの基準を参考にして慎重に立ち回りましょう。
こちらの動画は、そもそも周年営業のはじまり、グランドオープンについて解説してます。ぜひ参考にして立ち回りにお役立てください！
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ということで今回の内容は以上になります。
最後までご覧いただきありがとうございました。
