どうも、脱パチ店長です。
今回は、急に玉が入らないスランプの発生要因、というタイトルでお話をしていきたいと思います。
パチンコユーザーなら誰もが経験したことがあるのではないでしょうか。
タイトルにもある通り、それは急に玉が入らなくなる現象です。
- さっきまで順調に回っていたのに…
- 突然液晶が静止画状態になってしまって焦る…
謎ですよね…
何か切り替えられてしまったのではないか…
こんな時にそんな疑惑の矛先がお店側に向かってしまう、そんな方も少なくないと思います。
ということで今回は、
どうして急に回らなくなるのか?
誰もが経験するスランプの謎について深掘り解説していきたいと思います。
これを見ると、今まで抱えていた無駄なストレスを解消することができますので、ぜひ最後までお付き合いください。
スランプとは?
さっそくですが、まずはスランプとは?という部分からおさらいしておきたいと思います。
スランプというのは、
その名の通りスタート回転のスランプ=すなわち回りむらのことを言います。
千円で5回しか回らなかったり、そうかと思えば今度は16回回ったり、みたいな変動です。
当然打ち方は同じにしているはずなのに、なぜか起こってしまう現象です。
このようなスランプ、その差が開けば開くほど、打ち手の疑問も大きくなると思います。
ユーザー心理
このようなスタートのスランプと言われる回りむらですが、ユーザー心理として具体的にどのようなものがあるでしょうか。
僕が今まで聞いてきた具体的なユーザー心理、実際にどのように考えるのか、代表なところご紹介します。
お店が悪いことをしているのではないか?
真っ先に思い浮かぶのは、
お店が悪いことをしているのではないか?
このような疑念だと思います。
冒頭疑惑の矛先がお店に向かうとお伝えしたのは正にこの部分です。
このような前提がありつつ、より具体的な所を分析します。
傾斜を変えてるのではないか?
このような想像ですね。
遊技台の傾斜をタイミングを見計らってお店が遠隔でコントロールするというイメージです。
これに関してはやろうと思えばできるとは思います。
ただ、実際に過去に傾斜をいろいろ変更してスタート値を測ったことがあるんですが、目だった変化がなかった、というのが当時の結論でした。
なのでスランプの直接的な主要因とは考えづらいと思います。
裏で磁力を操作してるのではないか?
玉は磁石に引っ張られるので、遊技台にそのような設備が備わっていれば、こちらもできないことはないと思います。
ただ、そもそも遊技台には不正使用の磁石を検知するセンサーがついています。
これは磁石ゴトと言って、表側から磁石を近づけて玉をコントロールするアナログゴトを抑止するためのもので、今や標準装備と言っても過言ではありません。
なのでこの疑問も払拭できると思います。
電圧を調整してるのではないか?
僕はその辺りが正直詳しくないので、そのように言われても少し意味がわかりません。
電圧をコントロールして玉の動きを制御できるものなんでしょうか。
僕の経験上、そのそもそんなシステムは組み込まれていませんので想像すらできていません。
誰か詳しい方がいましたらコメントいただけると幸いです。
ということで、あくまで100%僕の経験上のお話ではありますが、ほとんどのお店でこのような店側が悪いことしてるといった心配はありません。
とはいえスランプが発生していることも事実。
ではそんなスランプ、どうして起きるのか。
その原因についてお話していきたいと思います。
スランプの発生要因
スランプの発生要因に関しては4点あります。
- 物理的な問題
- 釘調整の問題
- スタート提供値の問題
- 出玉率の問題
順番に解説していきます。
❶物理的な問題
そもそもパチンコと言うのは、ハンドルをひねって玉を打ち出し、その玉が釘に当たって色々な場所へ転がっていく、そんな物理の世界にあるゲームです。
それを作るのは機械ですしプログラミングされて組み立てられて行きます。
ただいくら機械とは言え、当然個体差があります。
1台1台同じものではないということです。
それは遊技台においてもそうですし、今回のスランプという意味で言えば、時間帯による違いも発生します。
具体例
例えばiPhoneのお話をしておきましょう。
今最新のものはiPhone13ですが、これも全て個体差があります。
故障が起きるのも個体差が原因ですし、寿命が異なるのも、個体差があるからです。
遊技台も同じで、必ず個体差が存在します。
盤面の釘構成や微妙なゆがみなど、絶対にズレが生じます。
つまりこれがスランプの発生要因の一つであるということです。
❷釘調整の問題
先ほど機械でも個体差が生まれるとお話しましたが、さらにそこに人間の手が加わります。
当然ますます個体差を生む原因となります。
パチンコの釘調整がまさにそれで、釘の上下左右の角度も全て同じにすることは不可能です。
具体的説明
簡潔に表現します。
玉の勢いが強いほどその玉が暴れることになります。
玉が暴れるとどうなるか、
玉の可動域が大きくなります。
玉の可動域が大きくなる、つまり回転数に幅が生じるということです。
これがスランプ発生の要因です。
❸スタート提供値の問題
これは、単純に回らない台、ということです。
回らない台というのは、当然スタート回転率のことを意味しており、管理上の回転率は全て平均値です。
そもそもこの平均値が低い、という考え方です。
少ない回転率であれば、当然ばらつく可能性が高くなります。
もちろん満遍なくスタート入賞することも考えれますが、1回1回のタイムラグが大きくなり易いので、スランプに繋がりやすいです。
回転率が低い台とは?
当たり前ですが、スペックが甘い台はスタートをシメてバランスを整えますし、繁忙期などの時期や、そもそもその機種が利益要員機種であれば、スタート回転率は下げて運用することになります。
このような場合、一つの指標となるのが体感値です。
スタート提供値が低くなるほど、この体感値はシビアになりスランプを感じやすくなります。
ということで、このように試行回数が少なくなることも、スランプ発生の要因と言えます。
❹出玉率の問題
出玉率というのは、業界では通常ベースと言い、打ち込み玉に対する払い出し玉の割合のことを指しています。
100発打ち込んで30玉払い出したなら出玉率は30%ということです。
この払い出しというのは、スタート入賞時や、一般入賞口と言われるポケット入賞時の返し玉数により決まってきます。
最近では…
最近ではスタート入賞に対し1個賞球の機種も珍しくなくなってきましたし、一般入賞口に至っては釘調整により入賞率をマイナスすることもできてしまいます。
なので、機種や運用方法によって払い出し個数が変動するということです。
当然払い出し個数が減ると、千円当たりの試行回数が減ることになります。
払い出しが少なくなるので、当然打ち込み玉が減る、その分スタート入賞する可能性も減少します。
つまり先ほどと同じように、試行回数が少ないという状態になり、スランプが起きる要因になります。
何が言いたいのか?
簡単にまとめていきたいと思います。
❶の物理的な問題と❷の釘調整の問題について
この❶❷というのは、偶然の産物です。
個体差により生まれたスランプなので、試行回数を上げれば必ず収束します。
つまり短期的な視点は不要だということです。
数発打ってスランプが多いという判断はかなり危険です。
最低限2000発ぐらいは打ち込んで、綜合的に判断しなければいけません。
ということで、このようなケースの場合、正しい判断が必要になります。
❸のスタート提供地について
これに関しては、意図した結果であると言えます。
意図的にスタート値を下げていますので、そもそも前提としてこういう台は避けた方が良いと言えます。
避けるには打ち込まないと分からないのでは?
こう思う人もいると思います。
機種選定の技術があればその必要はありません。
詳しくは僕の過去動画を漁っていただければいろいろと説明していますので、あわせてチェックしてみてください。
ただ先ほどもお話しましたが、例外として甘い機種の場合もあります。
大抵新台の場合ですが、甘すぎてスタートを落とさざるを得ない場合です。
ひどいと、スタートを落とさないと赤字なるなどのケースもあります。
この場合に限っては、そのスタート値でも打つ価値があるとも言えますので注意が必要です。
❹の出玉率の問題について
こちらも先ほどと同じように、意図した結果です。
ベース削り、つまり一般入賞口のマイナス調整は今や業界の常識とも言えます。
ただその目的と言えば、削ったその分をスタートに還元するということであり、トータルの利益率は予定通りです。
通常ベースを下げてでもスタート抽選回数を上げる。
この方が合理的であるという判断です。
あとはそもそも右打ちのポテンシャルが高くなっている裏付けとも言えますので、機種のスペックもよく見ておく必要があります。
今回お話しした内容は、なかなか気付かない部分だと思います。
スタートスランプの裏にはこんな事情があるので覚えておいていただければと思います。
スランプというのは、必ずしもだめなものではなく、何かのヒントになるかもしれません。
ぜひ参考にしていただければと思います。
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ということで今回の内容は以上になります。
最後までご覧いただきありがとうございました。