どうも、脱パチ店長です。
今回は、絶対にダメ!、残念な釘読み、というタイトルでお話をしていこうと思います。
パチンコが全然回らないと嘆いている人は多いと思います。
釘読みできたらなーと、全然回らないパチンコを打って、頭を悩ませていないでしょうか?
そんな人とは対照的に、おれは釘読みができる、そんな風に思い込んでいる人もいたりします。
そういう人ほど実は表面的な釘読みで、パチンコ店の落とし穴にハマっている可能性が高いです。
ということで今回は、やってはいけない残念な釘読みについてお話ししていこうと思います。
初心者が陥りやすい落とし穴とはなんのか?
店長目線での釘読みの考え方を解説していきます。
また、それぞれ部分ごとに、絶対見てほしい釘読みポイントを、図解でわかりやすく解説していきますので、ぜひ最後までお付き合いください。
残念な釘読みとは?
さっそく結論からお話ししたいと思います。
絶対にダメで残念な釘読みとはなんのか。
結論:命釘(ヘソ釘)だけで判断する
ということです。
陥りやすい落とし穴
陥りやすい落とし穴として2つあります。
❶へそ釘が開いているのに全然回らない
⇒冒頭お話ししたのも、こういう落とし穴にハマってしまっている人かもしれません。
こういう落とし穴は、店長目線で考えると回避できる可能性があるんですが、それを知らずにハマってしまっている人がほとんどです。
店長目線の釘調整
では店長目線の釘調整について、その考え方を解説していきます。
見た目重視
まず基本は見た目重視だ、ということです。
とにかくキレイに整える感じですね。
女性の化粧を思い出していただけたらわかりやすいかと思います。
顧客の視点を意識
こう言った考え方をベースにしながら、顧客の視点を意識するという考え方があります。
顧客がどこを見るのかという考え方です。
基本的に顧客の視点は盤面中央へ向くと思います。
液晶は中央にありますし、図柄を回転させるスタートチャッカーも中央にあるので、自然な目線だと思います。
外側から…
なので、釘調整というのは、基本的に外側から行っていく、というのが基本だったりします。
つまり、
- 顧客の視点が集中する中央付近はなるべく触らずに、正面から見ても分からないように外側でシメ調整をする。
- しかもなるべく気づかれないようにキレイに整える。
というのが店長の基本マインドです。
ということで、このような店長マインド、店長目線を知らないと、当然落とし穴にハマってしまうことになります。
具体的な釘調整方法
次に、具体的な釘調整方法について解説をしていきます。ポイントは3点あります。
- 中央への寄りをマイナス
- 玉の勢いを殺す
- 一般入賞口全シメ
基本的にこの3点が釘調整のベースになります。
これだけではわからないので、絶対に見てほしいポイントをしぼって解説していきます。
今回は牙狼月虹の旅人の盤面図で説明していきたいと思います。
①中央への寄りをマイナス
まず寄り言うのは、図の赤矢印です。
要はスタートチャッカ―が中央にあるので、そこへの玉の集まり方を表した表現です。
青い矢印が逃がしと言って、こちらの3か所のルートで玉を逃がします。
次に赤く塗った釘、こちらが実際に触る釘、調整する釘です。
緑色の釘は基準釘と言って、これを基準に周りを調整することになります。
要は調整せず基準にするという役割です。
これを決めることで、あとで戻すときにばらばらになるのを抑制しております。
具体的な調整方法
では、具体的にどのように調整していくかについて解説します。
逃がしを作る
さきほどご紹介した逃がしのルートを作るには、赤い釘を左側へたたきます。
おおむね板ゲージで1枚~2枚分広げます。
場合によっては3枚4枚触ることもあります。
ちなみに板ゲージは1枚0.25ミリなので4枚なら1ミリということです。
次にその上の青枠で囲った2本の釘ですが、この2本の釘も触ります。
直接的に逃がしには関係ないですが、これも同じように左側にたたくことで、最初の釘だけ曲がっていることをカモフラージュする効果があります。
釘調整の考え方でご紹介したキレイに見せるというのは、こういう部分を指します。
風車上を作る
次に③の風車上です。
これは左側の赤い釘を触るんですが、赤い点線に合わせるイメージでたたきます。
要は右の基準釘と高さを水平にする、という感じです。
下から上にたたいて、その後に右から左にたたきます。
先ほどと同じように、上にある青枠の釘もさわって、見た目をキレイに整えながら、調整が気づかれないようにします。
① ~③まで逃がしの調整についてご説明しましたが、寄りを抑える、つまり左側へ逃がすためにはどれも必要な調整です。
ポイントを抑えて、確認できるようにしていただけたらと思います。
②玉の勢いを殺す
次に見てほしいポイントとして、玉の勢いを殺す、という部分です。
ブッコミ
これは見る部分が大きく分けて3か所あるんですが、まずはこちらのブッコミと言われる部分です。
赤枠で囲った部分がそれにあたりますが、牙狼の場合は釘ではないので調整できません。
ここが釘になっている機種は、釘間を狭めることによって玉の勢いを殺している可能性があります。
風車上
次にこの部分です。
先ほどの風車上ですが、同じように赤色の3本をさわります。
先ほどは右から左、つまり釘間を広げましたが、今度は逆です。
左から右へ釘をたたいて、釘間を狭めます。
そうすると、玉が細かく動いてブレが抑制されるので、玉の勢いを殺すことができます。
ちなみに中央へ玉が寄ることになりますが、その手前で落としてスタート入賞を避ける作戦です。
道釘
次にこちらです。いわゆる道釘です。
こちらの赤枠で囲った部分を触りますが、矢印の通り下方向にたたきます。
盤面に対して垂直、0度になるようなイメージです。
きっちり0度というわけではありませんが、角度を下げるほど玉が飛び跳ねなくなって玉の勢いが死にます。
ついでに青⇔の釘間ですが、当然これを広げれば玉が下に落ちやすくなるので、スタートに絡まなくなります。
この時も基本は左側の釘を触ります。
③一般入賞口全シメ
次に見てほしいポイント3番目の一般入賞口全シメ、こちらのポケットの部分です。
パチンコユーチューバーの現役設定師さんは他入賞って表現してますが、法人によって様々ですね。
一般入賞口だったりポケットだったりフロッグだったり、いろいろありますので間違えないようにしてください。
これは細かく説明するとめちゃくちゃ長くなっちゃうので、ポイントは赤⇔です。
ポケットへの入口を狭める、と考えていただければOKです。
どれぐらい狭めるかというと、基本的には可能な限り狭めますが、釘シート範囲のぎりぎりという感じで、板4枚ぐらいは当たり前です。
次に青〇で囲った数字は賞球数を表しておりますが、この賞球数と調整の関係を知ることも重要です。
この場合で言えば、賞球5個の一番右の入り口はガチガチにシメてるはずで、もしかしたら賞球3個の方はそこまでシメてないかもしれません。
この一般入賞口をシメることで、通常時の出玉率が抑えられ、基本的には顧客側が損をします。
でもその分スタートに振っている法人がほとんどなので、あまり気にしなくてもいいですが、スタートもガチガチなら最悪なので気を付けてください。
まとめ
少しまとめておきます。
まず釘調整はヘソ釘だけでは調整しません。
基本的には中央から遠い場所から順に見ていって、バレにくい外側ほど、きつい調整をしている可能性があります。
盤面に対して曲がっている釘はないかを確認してください。
正面からだけではなく、上からだったり、横からだったり、遠慮なく見てみてください。
ヘソ以外で曲がっている釘がたくさんあるというのは、調整が多く予想以上に回らない可能性が高いです。
玉の勢いは大丈夫かを確認してください。
勢いが殺されていると、玉が暴れずに道釘で下に落ちやすくなってS入賞率は下がります。
逆に玉の勢いが死んでいないというのは、玉が暴れやすいので、スタート入賞のスランプが起きやすくなります。
ということでかなり細かく説明しましたがいかがでしょうか。
わからない人もいると思いますが、わからなくて当然だと思います。
僕も10年の経験があって、ようやく見れるようになりました。
釘読みの技術習得にはやはりそれなりの時間が必要だと思います。
最低限ヘソ釘だけでも見れるようになりたい!
そんな方はこちらの記事「ヘソ釘を攻略して賢く立ち回る方法」を参考にしてください。
かなり原始的ですが、実際に店長目線で技術を習得できるので実は最短距離だったりします。
一番お伝えしたいこと
ただ僕が一番お伝えしたいのは、店長の営業戦略を知れば釘読みは不要だ、ということです。
店長が一番推している機種に座ることができれば、おのずと調整が甘くなっています。
なのでわざわざ釘読みをする手間がありません。
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ということで今回の内容は以上になります。
最後までご覧いただきありがとうございました。