どうも、脱パチ店長です。
今回は、翌日調整はこう決める!パチンコ台のシメる基準を暴露、というタイトルでお話をしていきたいと思います
多くのパチンコユーザーの悩みとして、
- この台が明日シメられたらいやだなあ…
- 最近調子いいけどそのうち負けちゃうんだろうなあ…
など、要はパチンコ店が釘をシメることによる自分の勝ちペースが崩れてしまう、これが悩みのタネになっている方も多いと思います。
ご想像通り、パチンコ店は釘をシメます。
でもそれは適当にシメるわけではありませんし、一定の基準が存在します。
実はこれを知らずに立ち回って、大きな損失に繋がってしまっている人も少なくありません。
ということで今回は、パチンコ店が釘をシメる基準を暴露したいと思います。
その上で重要な機種利益管理の仕組みから読み解いていきます。
実際にこれらを把握した上で、上手に立ち回るためにはどうしたらいいのか、この辺りについても踏み込んでいきますのでぜひ最後までお付き合いください。
パチンコ店が釘をシメるタイミング
ということで早速結論からお伝えしたいと思います。
パチンコ店が釘をシメるタイミングはこれです。
はい、いろいろある
ですね。
なんやねん!って話ですが、ちょっと一言で言えないというのが本音です。
これをお伝えするには、まずは機種利益管理の仕組みを知っていただく必要があるので順番に見ていきたいと思います。
パチンコ店機種利益管理の仕組み
まず機種利益管理とはどういうことなのか、というお話です。
パチンコ店は利益追求経営をしています。
まあ当然ですよね。
これは前提のお話として頭に入れておいてください。
その上で、どうやって利益を計上していくのか。
これが課題であり、店舗営業のおもしろいところでもあったりします。
そこには綿密な計画がある
- 機種ごとにどれぐらい稼働するのか
- 稼働させなければいけないのか
- どれぐらいお金を使ってもらえるのか
機種ごとの収益性を考えて目標設定していきます。
もちろん将来性も踏まえて考えなければいけませんし、競合性やエリア特性も考慮します。
収益性のレベル
このように決めてる収益性、つまり利益率には、ざっくり5段階ぐらいのレベルがあると把握しておいてください。
このような管理計画を一か月単位で毎月行います。
言葉だけではわかりづらいと思うので実際に例を挙げながら見ていきましょう。
あくまで例として5項目に分けて見ていきます。
❶牙狼
まずは牙狼です。
2021年現在で中古機価格が高い、最も需要がある機械です。
この機種の稼働レベルを5段階中で5とします。利益率は10%とします。
❷海
次に海です。
多くのお店で設置割合が一番多いのではないでしょうか。
昼間の稼働を支える重要な機種なので、どのお店も力を入れています。
ここで挙げる海というのはあくまでメインの海とお考え下さい。
稼働レベルは3、利益率は7%とします。
❸新台
次に新台です。
新台にはいろいろありますが、総合的に新台とグループ分けします。
稼働レベルに関して、導入当初はほぼほぼフル稼働すると考えて5、利益率は17%とします。
❹甘デジ
次に甘デジです。
複数台で導入する甘デジもあれば、1台~2台でバラエティ島に入れるパターンもあります。
それを全て含めて考えましょう。
稼働レベルは2、利益率は15%とします。
❺その他グループ
最後はその他のグループです。
上の4グループ以外の機種とお考え下さい。
前回の新台や過去の新台、かつてメイン機だったのに減台を繰り返して隅に追いやられた機種などもここに含まれます。
稼働レベルは1~2、利益率は20%とします。
というように、一気にお伝えしましたが、わかりやすいように簡単に順位付けするとこうなります。
海>牙狼>甘デジ>新台>その他
ですね。
これは利益率の順番です。
右へ行くほど利益率が高いという順位です。
海や牙狼は集客目的の利益配分で、中間の甘デジは抜きもせず出しもせず、ぐらいの立ち位置です。
新台やその他の機種はほぼほぼ利益回収目的の位置づけになっています。
ざっくりとこんな感じで5段階ぐらいわけて役割付けをしています。
実際はもう少し細かく利益率設定をしているので、あくまでイメージ的に捉えてください。
実際の営業
この役割、つまりは目的通りの営業を行なっていくことが営業の根幹です。
営業を進めて行く中で、実際は目標通りにはなかなか行きません。
例として数字にして見ていきましょう
まずは牙狼、目標10%の利益率に対して例えば15%まで取れ過ぎてしまったり。
7%目標の海が3%と、予定以上に出過ぎてしまったり。
同じように新台や甘デジ、その他機種においても目標と現実が乖離することは当たり前に発生します。
そしてこの乖離した差を、日々の調整で補っていく、これがパチンコ店の営業の進め方です。
予定より出過ぎていたらシメますし、予定より取れ過ぎていたらアケます。
このように管理しています。
はい、お気づきでしょうか。
調整の基準というのは、
予定に対する実績との差
なんですよね。
もちろんイベント日のアケシメはここでは考慮しないという前提です。
予定通りの利益率で機種運用できていれば、日々の釘調整は無用ということになります。
上手な立ち回り方とは?
では次にどうやってこれを攻略すればいいのかについて考えていきたいと思います。
個別台管理をしているお店を選ぶ
上手な立ち回り方としては、まず個別台管理をしているお店を選ぶ、ということが前提条件です。
個別台管理というのは、ここまでご説明した機種管理の考え方をもう少し踏み込んで、1台ずつ管理していく考え方です。
これに対して機種全体管理という、言ってしまえば乱暴な管理方法のお店を選ぶことになると、逆に言えば機種全体の利益状況を把握しないといけないので難易度はめちゃくちゃ上がります。
ヘソ以外で1台ずつ釘が異なるお店は個別台管理をしている証拠なので覚えておきましょう。
お店選びが終わったら次はメイン機の把握
この方法はいろいろありますが僕の過去動画でもいろいろ解説してますので参考にしていただければと思います。
どうしてメイン機なのか。
利益回収機は、仮に利益が取れ過ぎてしまってもそのまま放置する可能性が高いからですね。
あとは大当たり回数を見て各台の傾向を把握する
メイン機が特定できたら、あとは大当たり回数を見ていきましょう。
大当たり回数が少ない台は当然利益が取れすぎのサインなので、予定利益率よりも高くなっている可能性があります。
注意点として、全然稼働していないだけ、というパターンもあるので、できればスタート回転数も把握すると、より正確に判断できます。
この台最近出てるからこの後もまだ出るかも?
おそらくこういうマインドの人が少なからずお見えだと思います。
はい、完全に逆ですね。
ここまででご理解いただけた方はお気づきだと思いますが、
そういう台ほどシメ倒します。
あくまで僕の基準なので、全国様々なパチンコ店の店長が全て同じ考え方というわけではありません。
お気を付けください。
とはいえお店の癖というのはいろんなところに表れています。
僕の過去動画でお店の戦略が分かる動画をいろいろ出しているので、お時間あるときにまた見てみてください。
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ということで今回の内容は以上になります。
最後までご覧いただきありがとうございました。