どうも、脱パチ店長です。
今回は、パチンコ店の年末年始営業に行ってはいけない本当の理由、というタイトルでお話をしていきたいと思います。
またぱちんこで負けてしまった…
今日行ったのが間違いだった…
後悔先に立たずですし、残念ながら失った時間は絶対に戻ったは来ません。
このような方の中には、打ちに行くタイミングを間違えている方も少なくありません。
そりゃそんな日に打ちに行ったら勝てないよ、という日もあり、これを知らず落とし穴にハマってたりします。
ということで今回は、
- 三大繁忙期の1つである年末年始にフォーカスしたお話
- 繁忙期営業はどうなるのか?回収なのか、大回収なのか?チャンスはないのか?
- リスク回避方法と打つべきタイミングについて深掘りして解説
ぜひ最後までお付き合いください。
ぱちんこ店の年末年始は大回収なのか?
ということで、早速結論をお伝えしたいと思います。
ぱちんこ店の年末年始は大回収なのか?
はい、大回収ですね。
残念ながらそうなってしまうと思います。
しかも例年以上にその傾向は強くなると思います。
ただ例外として、グランドオープン店やリニューアルオープン店は除くのでご注意ください。
この辺りはこちらの2つ前の動画で詳しく解説しておりますのであわせてチェックしてみてください。
ということで、今回はあくまで通常のお店のお話なのであらかじめご了承ください。
なぜ大回収なのか?
ではなぜ大回収なのか?というお話をしていきたいと思いますが、そのためには今パチンコ店が抱える問題について知ると理解が深まると思います。
まずはこの部分を掘り下げて行きたいと思います。
パチンコ店が抱える問題として4点あります。
- まずはコロナ禍問題です。
- 遊技機の機械性能低下問題
- 遊技人口減少問題
- 旧規則機撤去問題
こちらの4点です。
なんとなくイメージはあると思いますが順番に簡単に解説していきます。
❶コロナ禍問題
2020年の春ごろから2021年の今現在まで、売上、利益の減少は続いています。
法人やお店によってその影響度は様々ですが、だいたい2019年対比で売上、利益共に、全国的に70%~80%まで減少している感じだと思います。
今現在も回復しきっておらず、それは飲食店や旅行業などと同じで苦戦が続いています。
最近話題のオミクロン株の出現でさらに追い打ちをかけられそうな雰囲気すらある状況ですよね。
かなり厳しい状態が続いています。
❷遊技機の機械性能低下問題
シンプルに遊技機そのものの魅力が低下しているという問題ですね。
これは今に始まったことではありませんが、時間の経過とともに依存症の問題が大きくなり、それに伴い射幸性は低下の一途をたどっています。
パチンコユーザーの視点に立つと、投資意欲の減退に繋がってしまうんですよね。
単純に負けた金額を取り返すことが難しくなりますし、以前のような高揚感が得られなくなっているので、ある意味仕方のないことです。
この傾向はパチンコよりもスロットの方が強くなっています。
というよりもパチンコが少し規制が整えられて、機械性能の幅が広がったことで、まだ打てる台が出始めたところかと思います。
相変わらずスロットは厳しいですね。
当然このような流れも、売上と利益の低下を招いています。
❸遊技人口減少問題
これに関しては、❶のコロナ禍問題や❷の遊技機性能低下問題も起因しております。
当然それが原因で遊技人口が減っている背景もあるということです。
ただそれだけではなくて少子高齢化の関係もあります。
今までメインターゲット層となっていた団塊の世代がリタイヤすることでシンプルにパチンコユーザーが減少しています。
あとは若年層のパチンコ離れも同時に起こっています。
スマホの普及により手元でいろんな価値体験を得られるようになったことで、パチンコの魅力が薄れていきました。
人数で言えば1990年代ごろに2800万人いた遊技人口は、今では800万人と、3分の1以下にまで減少してしまっています。
当然売上や利益の規模も減少しています。
❹旧規則機の撤去問題
直近ではこれが一番大きな問題ではないかと思います。
✔ 本年11月時点での全国の旧規則機残存率
- パチンコ約15%
- スロット約35%
と言われております。
2022年1月には、これらの旧規則の最終撤去期限を迎えることになります。
これはどういうことかというと、その代替機が必要で、それに伴う変更工事なども必要になるということです。
つまり、新台購入費や店舗改装費が別途必要になるということです。
1台40万円として100台入れ替えたとしても、軽く4千万円は飛んでいきますし、スロットをパチンコに変えるなどの変更工事でも数千万円は必要です。
このように経費は膨らむので、当然利益を圧迫することになります。
ただでさえ売上利益が減っている中、かなり厳しい出費になることは明白です。
パチンコ業界が取る戦略
ということで、パチンコ店は今これだけの問題を抱えています。
じゃあどうするのか?って話です。
はい、法人利益率を上げる
ということです。
経費削減などの戦略では到底追いつかないので、利益率を上げる、これ1択ではないでしょうか。
いつ上げるのか?
繁忙期が絶好の機会であることは業界の常識です。
なので年末年始は超危険と言えます。
年末年始利益率計画を考察
具体的な年末年始計画を考察していきたいと思います。
年末年始営業の開始
2021年12月29日(水)
年末年始営業の終了
2022年1月10日(月) ※成人の日の祝日
こんな感じになるのが一般的ではないかと思います。
もちろん地域によって差はあると思うので参考程度に抑えておいてください。
多くの企業は1月3日で休みが終わってしまう可能性もありますが、パチンコ店の回収傾向はここぐらいまで続くとイメージしておきましょう。
ただ、パチンコ店もバカではないので、回収にも戦略があります。
どういうことかと言うと、
集客力に比例して利益率UPしていく
ということです。
集客力が増して稼働が増えれば増えるほど回収に力が入る、といった感じです。
個人的な全国の利益率予想をグラフにしてみましたので見ていきましょう。
利益率予想
こちらは12月29日から1月10日まででそれぞれの利益率をグラフにしたものです。
あくまで通常店のみのイメージなのと、個人的な予想なのでご理解ください。
まずこちらの年末に関しては18%から20%と徐々に利益率を上げていきます。
年が開けてその隣の1月1日は21%
続いてこちらの1月2日、1月3日に関しては利益率22%と回収を強めます。
その後4日から7日に関してはいったん緩めます。
19%~20%とメイン機のみヘソ1枚緩めるぐらいのイメージです。
休みが終わっている企業もあってガチガチの調整をキープすると稼働ベースを落としてしまうので、この辺りのバランスが重要な期間です。
そして再び8日9日には集客力が上がり年明け2番目の稼働ピークを迎えるはずなので、22%までシメなおします。
というように、集客力に応じてわずかではありますが緩めるところ、完全に回収する営業日を選択して戦略的に営業していきます。
とはいえ通常の週末営業における利益率が18%程度だと考えると、全てそれ以上の回収営業ということになります。
なので年末年始は超危険です。
本当に行かない方がいいのか?
あえて行くなら、という感じで参考程度にお伝えしておきたいと思います。
1の付く日が特定日のお店
こういうお店は、いきなり1月1日が年一イベントなので、法人によってはめちゃくちゃおいしい営業日であると思います。
4~7の付く日が特定日のお店
これは1日~3日で大回収に成功した場合、4日から7日の特定日にそこそこの還元がありえるかもしれないので、注目しておいた方がよさそうです。
ただ4日から7日のみであり、8から0の付く日はあまり期待しない方が得策かもしれません。
ということで、こんな感じでパチンコ店の戦略的部分を読み解くことが立ち回りには重要です。
ぜひ参考にしてうまく立ち回ってみてください。
とはいえ安全策は行かないことです。
少しでも不安があればやめておいたほうが無難ですね。
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ということで今回の内容は以上になります。
最後までご覧いただきありがとうございました。