こんにちは、脱パチ店長です。
パチンコって簡単に勝てませんよね。
こんな声はほんとによく聞いてきました。
店長呼んでこいー!
店長変わったら全然勝てなくなった・・
店長何考えてるの??
ちなみに僕は
●パチンコ店に勤めて約20年
●その内約10年はホール業務をメインに、その後約10年は店長業務をメインに
●店長時代は月商5億~10億円の店舗を数店舗任されました
●年収は多い時で1000万円ほどでしょうか
ってやつです。
ほんとに顧客の意見は厳しく心折れそうになることも少なくありませんでしたね。
そんな僕が、そのような顧客の意見を少しでもプラス材料に変えられるよう、この記事はこんな内容で書いています。
- そもそもパチンコ営業は誰が決めてるの?
- パチ屋の店長も人間です
- パチ屋の店長はこう考えている!
- 良い店長の簡単な見極め方
それでは一つ一つ掘り下げていきましょう。
パチンコ営業は誰が決めてるの?
パチンコ店の営業は誰が決めているのか?
そもそもこの部分において誤解している方もいるのではないでしょうか。
一応整理しておきますね。
その店の店長が決めている
ほとんど法人でそのお店の店長が決めています。
独立採算制を取り入れる法人もあるでしょうし、そもそも店長の営業権限を与えることで、営業そのものが効率的に回ります。
現場を見ている店長だからこそ、その中で得た情報を営業に活かしていくわけです。
例えば日中の集客力が弱いから海を強化しよう!とか。
稼働推移や客層などは現場で見た方が間違いないですよね。
ごく稀にエリア長制を導入している法人も
エリア制度を導入している法人もあると思います。
このような法人の営業決裁権は当然エリア長にあるわけですが、それは決裁範囲によって大きく異なります。
当然エリア長が単店の細かな営業内容を決めるのは、エリアを束ねる立場としては非効率的です。
どちらかと言えばおおまかな営業方針を指示、日々の細かな営業内容は店長が決める、というのが一般的です。
レアケースでは次期店長候補の部下に任せている例も
こんなケースもあるでしょう。
いわゆる部下の育成です。
僕も部下に日々の調整や設定配分などを決めさることもあります。
もちろん最初の内は店長との方向性のすり合わせが必要ですし、部下は部下で店長の考え方を吸収でき、経験を積むことができます。
その後完全に任せるパターンもあって、店長が決めていると思っていたら、実はその下のスタッフが決めていた、なんてこともあるんです。
パチ屋の店長も人間です
前項で、基本的にはその店の店長がパチンコ店の営業を決めていることが再確認できました。
でもその店長にも様々なタイプがいるので注意が必要です。
バランスタイプ
これは店長に限ったことではありません。
みなさんの周りにもこんなタイプの人いませんか?
つまり当たり障りなく、どんなことでもたんたんとこなす、感情の浮き沈みが激しくないと言いますか…。
その場の空気を読んだり、冷静に物事を考えられる人だと思います。
こういう店長は、あまり攻めた営業はしないし守りすぎる営業もしないので、顧客目線で言えばつまらない営業スタイルかもしれません。
目立ちたがり屋タイプ
これは前項の店長と対象的で、例えば小学校のクラスで常にしゃべっていたり、大きな声で場を盛り上げるようなタイプです。
ちょっとめんどくさいやつ、という見方もできますが、周りから見ていても非常に分かりやすいヤツですね。
営業的にはメリハリのあるスタイルになっていると思います。アケる日とシメる日の差やアケる機種シメる機種の差が大きくなりやすいはずです。
面倒くさがりタイプ
当然、こういうタイプもいるでしょう。
まあ仕事とプライベートでの線引きは必要でしょうが、完全にはできないようです。
ものが片付けられなかったり、簡単な仕事から手を付ける、なんて人は少なくないでしょう。
誰しもそんな気持ちはあると思います。
こういう部分が強い店長は、毎日の調整を部下に投げたり、前日の据え置き!なんてこともザラだったりします。さすがに利益状況を見た上での話ですが…。
新米店長
当然店長の経験値は様々で、ベテラン店長もいれば新米店長もいます。
どんな仕事もそうですが、慣れた人とそうでない人とでは、かかる時間も違いますし、結果も違うかもしれません。
経験の浅い人は冷静に仕事ができなかったり、集中力を欠いてミスしたりしますよね。
営業上のミスは許されるものではありませんが実際に起こったりしています。新台初日の調整を忘れていたり、A機種とB機種を間違えて調整なんてことも・・汗
パチ屋の店長はこう考えている
パチンコ店の営業を決める人、その店長のタイプについて解説してきました。
では、その店長の営業の考え方をもう少し深堀りしていきましょう。
みんなお店を良くしようと考えている=給料が増える?
そもそも度の店長もお店を悪くしようなんて思っておりません。
当然営業の結果次第では自分の給料にも良い影響を与えるでしょうし、部下も幸せにすることができるでしょう。
お店を良くするためには集客力を上げ、客単価を上げるしかなく、利益ばかりを追い求めていては当然成り立ちません。
裏を返せば、玉を出さなければお店は流行らないということですね。
月間ノルマとの戦い
でも、ただただ玉を出せば良いというものではなく、それでは当然経営が成り立ちません。
いかに玉を出して顧客を楽しませ、いかに利益を取るか、これがパチンコ営業の基本です。
ノルマというのは言い換えれば予算=目標というものです。
それは年間、月間、日間などに分類されますが、ここでは月間について深堀りします。
月の前半で利益が取れすぎた場合
月の前半で利益が取れすぎた、ということは月間で考えると、後半においては予定より出せる玉が余っている、ということになります。
もちろん予定より利益を取っているわけなので、客数が落ちているかもしれませんが、問題は後半の営業でその出玉をどこに還元するか、ということです。
月の前半で利益が取れなかった場合
単純に逆のお話です。
月の前半で利益が取れなかった場合は、店長は焦ります。
やべ~~ってなり、どこで利益を取っていくべきか、真剣に考えます。
どうにも取り切れない場合は管轄する営業部署とも相談するのでしょうが、まずはできることをやるはずです。
でもメイン機は傷つけたくないので、それ以外は鬼のようにマイナス調整になると思います。
ストロングポイントとウィークポイント
商売の基本でもありますが、自分のお店の強いところ、弱いところをどうするのか、というお話です。
これは2つの考え方があると思います。
①強いところから利益を取り、弱いところへ還元する
全体を平らにするイメージです。
大勝ちはできないけど大負けもしない、みたいな。
どの機種、どの台を打ってもだいたいそれなりに楽しめる状態の営業スタイルです。
まわりの競合店状況やそのお店のポジションによってこういうスタイルを選択するお店は必ず存在します。
②弱いところから利益を取り、強いところへ還元する
ダメな機種は徹底的に利益確保して、それを徹底的にお店の武器に還元する営業スタイルです。
これは単純に打つ機種が限られて集客力鈍るんじゃない?と思われそうですが、ポイントはその磨き上がった武器にあります。
どのお店にも負けない武器となったとき、それが口コミで広がり、やがて集客力になります。
あなたが何を打ちたいかによって、あなたに合う営業スタイルが決まります。
良い店長の簡単な見極め方
管理が行き届いている
単純にお店の管理が行き届いている、というのは店長としての姿勢がそのまま表れる部分なので分かりやすいですね。
見るべきポイントは次の3点です。
- お店がきれい
- 身だしなみが整っている
- スタッフが自然な笑顔
こういう部分が雑に扱われていると、営業そのものも無茶苦茶になったりします。
これまでに説明してきた内容も通じなくなりますのでよく見ておいた方が良いポイントです。
店長の顔を知っている
店長の顔を知っているということは、裏を返せば店長がホールに出てきているということです。
自分の顔をさらすということは、当然全ての責任を持つことを顧客に示していることと同義で自信をもって営業している証です。
もしホールで見かけたらどんどん話しかけて要望を伝えてみてください。
意外と意見を反映してくれるかもしれませんよ。
着任前の店舗を調べる
これもけっこう重要なポイントで、着任前の店舗が今のお店よりどうだったのか?が重要です。
①今の店より流行っている
この場合、業績を落としたり、なんらか問題があった可能性が高く、結論顧客受けのよくない営業スタイルを取っていた可能性があります。
②今の店より流行っていない
この場合、業績を上げたり、お店の問題点を改善するような功績を上げた店長である可能性があり、イコール顧客受けの良い営業スタイルを取る店長であることが多いです。
まとめ
いかかでしたでしょうか。
負けてしまったとき、店長の営業スタイルにいら立ちを覚えるのは仕方のないこととして、そんなときはこの記事を思い出してみてください。
店長も人間です。
それを逆手に取り、あなたにあった店長=営業スタイルを選んでうまく立ち回ってみてはいかがでしょうか。
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パチンコで勝つためには「スタート地点に戻る」という方法もあります。
パチンコが勝てないとお悩みの方は基本的に何かが間違っています。
それは立ち回り方なのか、方向性なのか、いろいろ考えられると思います。
こちらの記事は、
- そんな間違った部分を見つけ出すこと
- 正しい方向性に導くこと
をコンセプトに書きました。
このまま間違った状態を続けるリスクを考えると、一定の価値をご提供できると自負しております。
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ということで今回の内容は以上になります。
最後までご覧いただきありがとうございました。