はい、どうも脱パチ店長です。
今回は、パチンコで勝つために必要な新台の見極め方、というタイトルでお話をしていきたいと思います。
みなさんパチンコライフ、いかがお過ごしでしょうか?
時期によっては新台リリースも限定的になったりならなかったり。
新台はもう打ち終わって既存台に戻ったという方や、そもそも新台はスルーしたとか、なかなか思うように楽しめていない方が少なくないのかもしれません。
とはいえ、良い新台も悪い新台も、重要なのはお店の営業戦略です。
どんな新台でも、それを生かすも殺すも、お店の戦略が全てのカギを握っているといっても過言ではありません。
そしてこれを知らずに苦しんでいる人も少なくありません。
ということで今回は、
- 良い新台、悪い新台についてお話ししていこうと思います。
- あくまでお店の戦略の部分で、スペック情報の内容ではありませんのでご了承ください。
- パチンコ店の新台戦略の全てがわかるようになります。
- 良い新台、悪い新台を見極める条件について理解が深まります。
ぜひ最後までお付き合いください。
前提、新台を導入する目的
まず前提なんですが、新台を導入する目的を理解しておく必要があります。
これを知っておくのと知らないのとでは、立ち回りの方向性が大きく変わってきます。
新台を導入する目的はこちらの2点です。
- 既存顧客の維持
- 新規顧客の開拓
❶既存顧客の維持
遊技台は時間の経過とともに価値が下がっていきます。
それは顧客が打ち飽きてしまうからですね。
なので既存顧客を飽きさせないために新台を導入するという目的が1点目です。
❷新規顧客の開拓
そして、新台入替というのは唯一広告宣伝規制の範囲外であるため、堂々と顧客に訴求することができます。
折り込みチラシやWEB広告、ダイレクトメールなどで幅広く訴求できるということです。
それはつまり、しばらくパチンコから遠のいていた休眠層や、新規ユーザーを取り込むことにもつながるため、新台を導入するという戦略が活きてきます。
要は集客力の向上が新台導入の目的ですね。
新台導入のポイント
ここで新台導入のポイントについて深堀りしておきます。
低需要機種の刷新
まずは前提条件として、低需要機種を高需要機種に入れ替える、というものですよね。
これは先ほども触れた通り、新台の鮮度は時間の経過とともに落ちて、それに比例して顧客のニーズも低下していきます。
打ち飽きた顧客がその機種から離れていくので稼働は著しく低下していきます。
そんな機種を、改めて新台を導入することで刷新していきます。
投資効率
そんな新台ですが、当然パチンコ店は投資効率を考えます。1台40万円から高いと60万円もする新台なので、まとめて導入するとなると金額はとんでもないことになります。
少しでもかけたコストに見合う見返りを計算することは当然のことです。
見返りというのは、一つに集客効果というものがありますよね。
当然そこには顧客のニーズが必要なので、より訴求できるコンテンツの機種であったり、ネームバリューの大きい機種を選定して新台を購入し導入していきます。
あとはできるだけ長く設置できる機種、つまり需要が落ちない機種を選定することも投資効果を高めることに繋がります。
本質的課題
一言に新台と言っても、店長はこの辺りを全機種で考えて導入につなげています。
当然見送られる機種もあれば、多台数で導入する機種もあります。
最終的には、売上利益の向上を狙う、これが新台を導入する大目標です。
集客力を上げて売上を向上させ、最終的に利益回収を安定的に行う、このような目的のために新台が存在している、ということを念頭においておいてください。
パチンコ店の新台戦略
ということで、そんな新台ですが、それを扱うパチンコ店には様々な戦略があります。
次はパチンコ店の新台戦略について見ていきたいと思います。
広告宣伝
大きく3点に分けますが、まずは広告宣伝です。
先ほどもお話ししましたが、唯一パチンコ店が堂々と謳うことができるツールです。
最近では紙媒体以上にWEB広告が重要視されるようになりましたし、何より店内顧客の遊技意欲を直接的に駆り立てる装飾なども、新台の導入効果を押し上げる重要な戦略の一つです。
競合店戦略
次に絶対に外すことができない競合店戦略です。
パチンコ店は様々なお店と共存しながら、そして戦いながら営業しています。
新台導入の有無、つまり競合店はこの新台を入れるのかどうか、であったり、その台数は多いのか少ないのか、あとは導入のタイミングも重要です。
新台検査の都合でお店を休まないといけないエリアなどは、どのタイミングで休むのか、それによって顧客の流動性に大きく影響するのでめちゃくちゃ重要な営業戦略です。
利益率戦略
3つ目に利益率という考え方です。
これも当たり前ですが重要なポイントです。
稼働重視、つまり集客目的で運用するのか、もしくは利益目的で運用するのか、それは何パーセントなのか。
このように、導入した新台をどの程度の利益率で運用するのかは、後々の稼働にもかかわってくるので、ここを適切に設定しないいけません。
これができていないと、無用な顧客離れを引き起こし、最悪の場合新台購入費用をドブに捨てることにもなりかねません。
ということで、新台導入に伴うパチンコ店側の戦略にはこのようなものがあるんですが、この中に良い新台、悪い新台を見極めるポイントがあるので、順番に解説します。
良い新台を見極めるポイント
広告規模
まずは良い新台を見極めるポイントですが、広告規模が大きい場合は素直に良い新台と考えて問題ありません。
ただこの後にお話しする条件もあるので、これだけで遊技すると決めるのは早いです。
具体的な広告規模として50%を超えていれば安心です。
例えば折り込みチラシの掲載範囲や、店内ポスターの数などでの判断でOKです。
競合店との台数比較
次に競合店と同台数、もしくは少し少ないぐらいの台数だと良い新台になる可能性があります。
競合店と戦っているので、台数で劣るとなると、あとは還元率で勝負するしかなくなります。
なので同台数であればバチバチやり合うことになるんで注目です。
導入時期
次に導入時期ですが、後追いで入れてる場合の方がオススメです。
理由は先行導入の場合は優位性、希少性が働くので、利益率を高めて運用することがあるからですね。
導入規模
次に導入規模ですが、1列程度以上が好ましいです。
1BOX40台の構成であれば20台と言った具合です。
これは店舗規模にもよるので、パチンコ総台数の4%程度と言う考え方でもいいかもしれません。
先ほど競合店と同台数とお伝えしましたが、この導入規模を踏まえて考えなければいけません。
小台数であれば該当しないので注意が必要です。
中古価格
あとは中古機価格も見なければいけません。
長期的に安定している機種は増台候補と考えて利益率を下げる可能性が高まります。
甘デジなどは単価が低いので、比較的設置寿命が長くなるので中古機価格にも反映されがちです。
この辺りを見極めることが重要ですね。
- 広告規模⇒50%以上
- 競合店との台数比較⇒同台数、もしくは少し少ないぐらいの台数
- 導入時期⇒後追い
- 導入規模⇒1列以上
- 中古価格⇒長期的に販売価格以上を維持し安定
悪い新台を見極めるポイント
次に悪い新台の見極めポイントをご紹介いたします。
広告規模
基本的には良い新台の反対と考えればいいわけですが、まずは広告規模が小さい場合はだめですね。
具体的には20%以下は絶対に打ったらいけません。
たまに機種画像をのせず、機種名だけのせてる場合もありますが、絶対に利益目的なので避けましょう。
競合店との台数比較
競合店よりも台数が多い場合は注意が必要です。
これは多いというだけでアドバンテージなので集客効果があります。
なので多少利益率を下げる戦略も考えられます。
あとは競合店に導入されていない機種も怪しいです。基本的には希少性MAXなので利益回収機になることが多いですね。
導入時期
導入時期は先行導入です。
さきほどお話しした通りなので優位性が働く場合は避けた方が得策です。
導入規模
導入規模は半列以下、先ほどの構成で言えば10台以下、パチンコ台数の2%を下回る場合は利益目的の導入と考えた方が賢いです。
設置場所も重要ですね。お店の一等地、つまり顧客導線上目につきやすい場所ではなく、一番遠いところに設置するような新台は危険です。
あとは減台して移動した場合も利益回収機に変わるタイミングですし、確率帯でいうとハイミドルタイプは総合的に単価が高い分利益を取りやすいと考えるので危ないと思っておいた方がいいです。
- 広告規模⇒20%以下
- 競合店との台数比較⇒競合店よりも台数が多い
- 導入時期⇒先行導入
- 導入規模⇒半列以下
- 設置場所⇒目につきにくい場所
メーカー側の販売戦略も重要
ということで、ここまではお店側の戦略なんですが、メーカー側の戦略もあるのでお話ししておきますね。
抱き合わせ
メーカーの新台戦略は、よくあるのが抱き合わせといわれるセット販売です。
有望機のリリース時に、セットでクソ台を販売する戦略で、オトナの付き合いもあるので、しぶしぶそれに応じることが多いんですが、問題は買わされたクソ台ですよね。
間違いなくぶっこ抜き運用するので見極めないといけません。
機歴販売
あとは機歴販売というのもあります。
これは、メーカーごとに過去の購入機履歴というものがあって、要は過去に導入がないお店には有望な新台を販売しないという、これもオトナの販売戦略です。
先ほどのセット販売ではないんですが、この条件を迫られることを恐れて、クソ台でも数台買っておこう、なんて判断になったりします。
これも先ほどと同じようにぼったくり運用になるので要注意です。
追加リリース
あとよくあるのが追加リリースですね。
思ったより稼働が好調だった場合に、増産して追加してリリースします。
こうなると需要に対して供給が多くなるので、店舗当たりの稼働が落ちます。
お店が意図して増台するパターンとは違って、メーカー独断の追加リリース時と言うのは、お店は利益率を上げるタイミングにもなるので気を付けましょう。
版権戦略
最後は版権戦略です。
版権にはいろいろありますよね。
アニメ版権や芸能人モノ、新しく利用されるものもあれば、過去の使いまわしのものまで様々です。
当然版権使用のコストがかかっているのでメーカーも必死です。
強版権であれば機械づくりにも力を入れるでしょうが、そうでない場合はクソ台へと成り下がる場合が多いです。
ということで、この辺りも見てると、良い新台なのか悪い新台なのかはよくわかります。
逆に言うと、この辺りである程度方向性が決まってしまっているので、お店の戦略を考えるまでもないのかもしれませんね。
メーカーの良い販売戦略とは?
良いメーカーの販売戦略は次の通りです。
- 販売台数は3万台以上で追加リリースがない
- 広告宣伝にも力を入れており、TVやWEBCMも盛ん
- 新筐体でのリリースは力を入れている証拠
- 各メーカーのメイン版権でのリリースは手堅い
こんな感じです。
ホールの戦略とメーカーの戦略、いろいろとご紹介してきましたが、表面的な部分だけで判断するのは危険とも言えますので、裏側の戦略も読み取ることがめちゃくちゃ重要です。
これができるようになると、立ち回りは合理的になって、いずれ勝率も上がっていくと思います。
とは言え、新台は売上・利益の向上が目的であるとお話ししました。
顧客はそれに利用されている事実を忘れないようにしましょう。
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パチンコで勝つためには「スタート地点に戻る」という方法もあります。
パチンコが勝てないとお悩みの方は基本的に何かが間違っています。
それは立ち回り方なのか、方向性なのか、いろいろ考えられると思います。
こちらの記事は、
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をコンセプトに書きました。
このまま間違った状態を続けるリスクを考えると、一定の価値をご提供できると自負しております。
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ということで今回の内容は以上になります。
最後までご覧いただきありがとうございました。