こんにちは、脱パチ店長です。
一昔前、パチンコ店のほとんどはイベントというものが存在して、顧客の射幸心のそそりあいでした。
顧客はそれぞれのイベントの信頼度を考えて立ち回っていたんです。
でも今は行政のしめつけが増して広告宣伝規制の強化が図られました。
- じゃあパチンコって勝てなくなったってこと?
- 立ち回りづらいならやらない方がいいよね?
- 何かいい方法ないの?
この記事では次の流れでそんな疑問にお答えしていきます。
- そもそも規制はどれぐらい厳しくなったの?
- でも実はイベントは開催されてます
- イベント日と通常営業の違いとは?
その前に自己紹介しておきますね。
- パチンコ店に勤めて約20年
- その内約10年はホール業務をメインに、その後約10年は店長業務をメインに
- 店長時代は月商5億~10億円の店舗を数店舗任されました
- 年収は多い時で1000万円ほどでしょうか
ある程度パチンコ業界のことは分かるようになりました。
ちなみに僕は店長時代に広告宣伝規制があって、それでも射幸心をそそりすぎてしまって、実際に指示処分と言われるイエローカードをもらったことがあります。
それでも僕は、どうやってユーザーにオススメ台を伝えられるかを毎日考えてました(汗)
それでは一つ一つ掘り下げていきましょう。
強化された広告宣伝規制
日付の告知不可
「ナンバー1デー」とか「7つの誓い」とかですね。
要は日付によってオススメする日を表現したものです。
これは各エリアごとのお店によってオススメ日をずらしており、例えばA店は1の付く日、B店は5の付く日、C店は7の付く日、とかです。
これはほとんどのお店が実施していたイベントだったので、規制のおかげで業界全体的に痛手となりました。
機種告知不可
そのままですが機種をオススメするようなイベントも完全にアウトです。
数え上げればキリがありませんが、パチンコなら海や北斗、牙狼、スロットならジャグラー、ハナハナとかですね。
バラエティをオススメするなんてこともありましたね。
空チラシ不可
空チラシというのは、いわゆる新台入替以外の折り込みチラシを指します。
チラシを打つことそのものをイベントと捉えた考え方ですね。
店長は営業戦略上、弱い営業日にチラシを打つなどしてしのいでましたが、これができなくなるとけっこう辛かったです。
でも地域によって差はありますので要確認です。
雑誌イベント不可
でちゃう!とかパチンコウォーカーとかです。
最近はそれ以外の雑誌も増えましたが大手はそんなところですかね。
パチンコ店が独自に考えていたイベントを雑誌社が代行して考え、それをお店側がやるなら掲載費用を取る、というものです。
明らかにイベントなんで完全なるNGでしたね。
ライター来店不可
これも地域によって差はありますが、パチンコやスロットを打って記事を書くような人たちをライターと呼んでます。
こういう人たちが特定の機種を打つ=その機種がオススメ・・みたいな流れですね。
最初のころは全く問題なしでしたが、だんだん行政も厳しくなってしめつけられましたね。
店長が考えた抜け道
とはいえ、これだけ厳しくなったイベント規制ですが、店長たちはどうやったらイベントがお客に伝わるかを必死に考えてます。
それで導き出されたのが次にご紹介するやり方ですね。
スタッフの声掛け
スタッフの声掛けというのは記録に残りません。
録音されていれば別ですが基本的に証拠になりません。
なのでけっこうやりたい放題だったりします。
「この日は店長が気合入れていくって言ってました!」
「明日〇〇は激アツらしいですよ」
「当店は〇年前の〇日にグランドオープンしました!〇日で〇周年なんです!」
など聞いたことありませんか?
全部お店側が顧客の射幸心をそそるための行為です。
賞品取り扱い
何気なく取り扱われてる賞品ってありますよね?
実はあれにも重要な意味があります。
正直乱発するとほとんど意味がありませんが、例えばふだん全く賞品を売らないお店がピンポイントで取り扱ったらどうでしょう。
つまりギャップを演出することでなんとか顧客に訴求しようとしてます。
あとは「大量入荷!」って付けてギャップを演出してみたり「沖縄賞品入荷!」とかで直球で沖スロを訴求したりですね。
雑誌系の取材イベント
これもグレーでだいぶブラックになりつつある状況ですが、雑誌社が「〇〇の機種を取材する!」とか「〇周年店舗を突撃取材!」とかのやつです。
雑誌社が勝手にやるなら問題ないでしょ?っていう前提ですが、実際裏ではパチンコ店から雑誌社に費用は流れてます。
つまりパチンコ店側が意図的に雑誌社の取材を組んで顧客に訴求してるということです。
こちらの記事「パチンコ勝ちたい人が攻略すべきタイミング」では、イベントを含めどのタイミングを狙うべきなのかを詳しく解説してますので合わせてチェックしてみてください。
イベントと通常営業の違い
ではそんなイベントの数々は通常営業とどれぐらい違いがあるんでしょうか。
イベントの性質を知らないとけっこう怪我しちゃいます。
通常営業の利益率を20%と仮定して、イベント時の利益率を紹介していきます。
ちなみに当然法人ごと、店長ごとに違いはありますので、あくまで僕の経験談として捉えてください。
月一、年一などの全体イベント
1年に1回か月に1回かみたいなイベントですが、回数が少なくなればなるほどその信頼度は上がりますよね。
年一イベントのときは赤字確定でしょうね。
1000台のお店に1000人で行って打てば100%勝てるという状態です。
月一イベントだと0%~5%ぐらいだと考えてます。
仮に前者のような立ち回り方をした場合勝つことはできません、というレベルです。
年一イベントについてはこちらの記事「年一イベントは本当に利益還元なのか?」で掘り下げて解説をしていますのでよろしければチェックしてみてください。
機種推しのイベント
これはお店の状況によってだいぶ変わってくるんですが、基本的に0%~10%ぐらいと考えてよろしいかと思います。
でも、お店ゲキ推しの機種なら赤字運用もあり得ますので、あくまで平均的な考え方と認識ください。
お店全体の利益が取れていないときなどは平気で10%運用とかありえますので・・。
変化なしは当たり前
ちなみに「変化なし」というのは、いわゆるガセイベントってやつですね。
先ほども書きましたが、ここにはお店の利益状況が大きく関係してきます。
月間利益のノルマが決まっていますので、例えば月初でイベントを開催する場合はさすがに変化なしというのは考えられませんが、これが仮に月末とかだと話が違います。
例えば利益ノルマ達成率が95%だったとしたら、店長は全力で利益重視でイベントを行います。
つまり通常営業と変わらない運用を行います。
下手したら通常営業よりもシメる可能性もあったります。
お気を付けください。
パチンコ店の利益管理についてはこちらの記事「負ける人は知らない!パチンコ店利益回収の仕組み」で詳しく解説しています。
イベントの見極め方
スタッフとの接点
計数機に玉やメダルを流しているときや、カウンターで景品交換しているときがスタッフとの接点ですね。
こういうときはスタッフが声掛けしてくる可能性がありますので耳をすませて聞いておきましょう。
何も知らないと「何を言ってるんだろう」とか思いがちですが実はけっこう重要なこと言ってますので。
僕も競合店チェックで、スタッフが声掛けしくるかなどはチェックしたりしてました。
↓こちらの動画は、イベントの一つである変則営業について解説しています。あわせてチェックしてみてください。
お店のメイン機種を知る
そもそもこれが分かればなんの問題もありません。
お店のメイン機種というのは、通常営業でも甘く活用している機種ということです。
でもどうやって分かるの?って話ですが考えるポイントは次の3つです。
- 台数の多い機種
- 設置期間の長い機種
- 設置場所が良い機種
この3つを満たしている機種は間違いなくお店のおすすめ機種ですので、日ごろから考えてチェックしてみるといいと思います。
とはいえメイン機も、メイン機でなくなる瞬間があるので注意も必要です。見極め方のポイントについてはこちらの動画でご確認ください。
グランドオープン日を調べる
前述したとおり、シンプルに赤字営業の日です。
グランドオープンは店員さんに聞いてもいいでしょうし、今はネットでも簡単に調べられます。
お店側からの情報を待つのでなく、よく行くお店のグランドオープン日ぐらいは調べておくのが鉄則ですね。
こちらの動画はグランドオープンについて詳しく解説しております。
難しい方はこれ
リスクを分散する
パチンコが好きなのになかなか勝てない人もいるでしょうが、パチンコ1本ではリスクが高すぎてあまりおすすめできません。
パチンコで勝つためにはいろいろなことを勉強しなければならず、それさえも中途半端になり最終的に勝つことができなければ何もかも終わりです。
ただ勉強はめんどくさい!そんな方におすすめしたいのが
「仮想通貨=ビットコインのガチホ投資」
です。
僕もガチホ中ですがパチンコよりもはるかに将来性があるので、パチンコに月3万円使うならその内3,000円でもビッコインに変えておいた方がよっぽどリスク回避できる気がします。
僕がビットコインを買った理由はこちらの記事にまとめてるのでよかったらチェックしてみてください。
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パチンコで勝つためには「スタート地点に戻る」という方法もあります。
パチンコが勝てないとお悩みの方は基本的に何かが間違っています。
それは立ち回り方なのか、方向性なのか、いろいろ考えられると思います。
こちらの記事は、
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このまま間違った状態を続けるリスクを考えると、一定の価値をご提供できると自負しております。
こちらもあわせてチェックしてみてください。
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ということで今回の内容は以上になります。
最後までご覧いただきありがとうございました。