どうも、脱パチ店長です。
今回は、悲報、期待値の落とし穴、というタイトルでお話をしていこうと思います。
早速質問ですが、あなたは期待値ってご存じですか?
期待値に対してはいろんなご意見が聞こえてきそうですが、そんな期待値に実は落とし穴があります。
ということで今回は、期待値を知っている人、知らない人も参考にしてほしい内容になっております。
そもそも期待値とはなんなのか?
この辺りをお話ししつつ、実は存在する期待値の落とし穴について解説をいたします。
正しい期待値の使い方、この辺りもご説明していきますのでぜひ最後までお付き合いください。
期待値ってなに?
そもそも期待値とはなんなのかについてお話ししておきたいと思います。
期待値というのは
回収額-投資額で表される値
です。
- 回収額=出玉から換金した金額
- 投資額=お金をいくら使う必要があるのかを表した金額
回収額よりも投資額が多くなれば、顧客側は赤字になります。
得られた金額より、使った金額の方が多いので当然ですよね。
逆に、回収額より投資額が小さくなれば顧客は黒字になりますよね。
ざっくりこんな感じです。
この期待値というのを、ネットの情報を参考にして、今この台を打つべきかどうか、これを判断するのが一般的です。
期待値がプラスだから打つ、逆に期待値がマイナスだから打たない、こんな感じですね。
期待値を導き出す要素
ではそんな期待値ですが、それを導き出すのに欠かせない要素があります。
それを解説していきます。
❶大当たり確率
まずはその機種の大当たり確率です。
業界ではTSと言ったりします。
例えば319分の1のTSであれば、基本的に319回まわせば大当たりするという理論になりますよね。
あくまで理論値なので必ずそうなるわけではありません。誤解は禁物です。
❷千円スタート
次に千円当たりのスタート回転数です。
業界では千円スタートと言います。
これが分かると大当たりまでの投資金額が導き出せますよね。
公式はTS÷千円S×1000円です。
❸交換率
次に交換率も必要です。
出玉2000玉も、交換率の違いによって得られる金額が違ってきます。
等価交換であれば、換金ギャップがないので損をすることはありません。
❹出玉数
4点目は出玉数です。
業界ではT1Yと呼びます。
大当たり1回あたりの獲得玉数のことです。
機種によってラウンド数が全然違うので、いろいろ調べることが多くなりますね。
❺確変中の出玉率
次に確変中の出玉率が必要です。
業界ではBAと呼びます。
確変中に100玉打ち込んだ時に、何玉戻ってくるのかを表した数値です。
先ほどご紹介したT1Yも、今ご紹介したBAも、獲得する玉数に影響するので重要な要素です。
❻持ち玉比率
最後に持ち玉比率です。
持ち玉で遊技した割合によって、投資金額の割合も変動します。
最初にご紹介した、回収額-投資額=期待値という数式の通り、当然期待値にも影響してきます。
これは等価交換であれば考える必要はありませんが、非等価交換の場合、換金ギャップがあるので重要な要素と言えます。
期待値を考える2つのパターン
ちなみに、この期待値を考えるに当たって、インターネット情報には大きく分けて2つのパターンがあるのでご紹介します。
1つ目のパターン
TSと千円S、交換率、この3点のみで簡易的に判断するものです。
これはあくまで簡易的なので、さくっと参考にできるメリットに対して、正確性には欠けるのでデメリットと言えます。
2つ目のパターン
先ほど紹介した6点の要素すべてを計算して、より正確に期待値を導き出すものです。
パターン1よりも、当然正確に期待値が算出できますが、問題は各要素を自分で調べないといけないというわずらわしい部分です。
時間のない人にとっては大きなデメリットですね。
期待値の落とし穴
ということで2パターンご紹介しましたが、あなたはこれだけで判断していませんか?
はい、ここに落とし穴があります。
期待値の落とし穴、2つをご紹介いたします。
1つ目の落とし穴
まず先ほどご説明した、千円SとT1Y、BAですが、基本的に一定の数値ではありません。
毎回同じではなく、基本的に数値が変動するということです。
つまり、ばらつきがあるから、参考にできない、ということです。
2つ目の落とし穴
そもそも遊技時間=スタートの回転数が未知数、ということです。
インターネットの情報に丁寧に書いてある場合もありますが、例えば2000回転。
2,000回転って、時間に直すとどれぐらいかわかりますか?
ざっくり6時間とかです。
結論、それだけで正確な情報が得られるわけがありません。
ましてや、5,000円だけ打って判断するなんてのはもってのほかで、かなりありえません。
打ち始めたら、めちゃくちゃ回るじゃん、って思う人もいるかもしれませんが、それも瞬間的なものに過ぎずNGな判断です。
収束するデータ
データ、確率は収束するので、短時間で得られた数字はなんの意味もありません。
このことを正しく把握せずに、期待値に振り回されることがヤバいです。
ちなみに319分の1の機種で正確にデータを取ろうと思ったら、何回転させる必要があるかわかりますか?
少し考えてみて下さい。
はい、ということで答えはこちらです。
1100万回です。
時間に直すと3万3千時間です。
1日14時間営業でフル稼働したとしても6年超えます。
それぐらい、あなたの目の前にある数字というのは、理論値からかけ離れた数字だということです。
まとめ
ということでまとめておきます。
- 参考にするデータにはそもそもばらつきがある
- 遊技時間(スタート回転数)が少なすぎる
期待値を考えて立ち回るなら、必ずこの2点を前提にしなければいけません。
目先の数字に踊らされていると、大きな落とし穴にはまることになってしまいます。
正しい期待値の使い方
では正しい期待値の使い方とはどういうものでしょうか。
中長期視点
まず、中長期的に遊技できる人はそのままでOKだと思います。
先ほど例で挙げた、1日6時間しか遊技できないパターンではなく、半年、1年と、長い期間で期待値を考えている人は正しいと思います。
ただ実際は、限られた時間でパチンコを打つ人がほとんだと思います。
打たない判断に使う
長時間視点が持てない人はどうすればいいのか。
答えはこれです。
打たない判断に使う
ってことです。
想定した期待値を上回っているから打とう、ではなく、想定した期待値を下回っているからやめておこう、これが正しい使い方だと思います。
要はリスク回避ツールに使うってことですね。
こうすれば、絶対に落とし穴にはまることはありません。
というか、そもそも店長の営業戦略を知って、先回りする立ち回りができれば、圧倒的に近道ですし効果的だと思います。
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ということで今回の内容は以上になります。
最後までご覧いただきありがとうございました。