どうも、脱パチ店長です。
今回は、年一営業は本当に利益還元なのか?、というタイトルでお話をしていきたいと思います。
実は存在するパチンコ店の各種イベント、
みなさんは把握できていますか?
うまく立ち回れているでしょうか?
イベントとは言えパチンコ店も商売です。
中にはガセイベもあったりします。
では年一イベントはどうなんでしょうか?
本当に利益還元するのでしょうか?
ということで今回は、パチンコ店における年一営業のお話をしていきたいと思います。
知らないとダメなパチンコ店のイベント戦略とはなんなのか?
間違いない年一イベントの選び方もお伝えしますので、ぜひ最後までお付き合いください。
年一営業とは?
まずは年一営業とは、年一イベントとはどんなものなのか?
この部分について共有しておきたいと思います。
年一営業とは、その名の通り年に一回のイベントであることは周知の通りかと思います。
この前提にあることとして、信頼度は希少性に比例している、ということです。
一言で言うと、年に1回しかないこのイベントが一番熱い、という捉え方ができます。
そんな年一イベントには次の3種類があります。
- 周年営業日
- 店舗屋号
- 日付示唆のぞろ目
この3通りですが、順番に深掘りしておきます。
❶周年営業日
要はそのお店のグランドオープン日を祝う位置づけのものです。
これは毎年実施されるものですが、もちろん店なりなのでやらないお店もあります。
貴重な訴求材料であるため、やる気のあるお店程周年を謳って訴求します。
例えばSINCE●●。
このようにオープン日を訴求している場合などは間違いなく周年営業を意識していますし、イベントとして位置付けている裏付けであると思います。
一歩間違えると…
ただこの周年営業、一歩間違えると規制に引っかかる案件であるため、広告宣伝が難しいという問題があります。
周年営業に関してはこちらの動画、「ぱちんこ店周年営業って出るの?」という動画で詳しく解説しておりますので、あわせてチェックしていただければと思います。
結論を言うと…
集客次第なので判別が難しい、という位置づけです。
この周年営業と言うのは、広告宣伝が難しく集客が簡単にできないので、その結果次第で出玉量が変わってくる、というのが僕の戦略です。
❷店舗屋号
これは、屋号に数字、総台数が入っている場合のお店でのお話です。
例えば店舗名+1111みたいな店舗屋号のことです。
この場合1111は台数になっており、台数の訴求は建て前でしかありません。
本音は日付示唆であり、年一イベントの訴求です。
この例で言えば1の日が特定日であり、11月11日が年一イベントであるはずです。
❸日付示唆のぞろ目
これは完全に旧イベントの名残ですね。
広告宣伝規制が強化される前に行なっていた日付イベントが、そのまま規制強化後も残って暗黙の了解で実施されている、というものです。
なのでその店を昔から知っている人、つまり知る人ぞ知るイベントでもあります。
ある意味その店の文化そのものなのかもしれません。
なので思い入れがあるものであり、そう簡単になくならないのもこの日付示唆イベントです。
具体的日付
基本的には1~0の付く日の特定日が重なったぞろ目の日が年一イベントに昇格します。
具体的には1月1日から始まり2月2日…、最後はゼロの付く日のぞろ目として10月10日で締めくくる感じでしょうか。
先ほどもお伝えした通り、店舗屋号次第では11月11日や12月12日なんかも年一イベントになるかもしれません。
個人的おすすめ
ということで3種類の年一イベントをお伝えしましたが、
個人的には❸の日付示唆のぞろ目をオススメいたします。
どうしてなのか?
理由は、信頼度を判別しやすいから、ですね。
ということで、判別方法のお話を進める前に、パチンコ店のイベント戦略について解説しておきます。
パチンコ店イベント戦略
そもそも戦略には3つの目的があります。
- 利益確保
…つまりガセ、ということです。 - 競合店対策
…これは一部本気であり、一部ガセなので注意が必要です。 - 信頼回復
…お店の稼働ベースを挙げていくことが狙いであるため完全に本気のイベントです。
ということでそれぞれで信頼度が変動します。
これを見極めなければいけません。
当然ながら年一イベントにも信頼度があります。
どのようにそれを見極めるのか。
こちらの動画、「年一イベは本当に利益還元?」というタイトルで2021年7月に出したものです。
この動画では、法人内における信頼度判別について解説をしました。
こちらも参考になると思うので改めてチェックしておいていただきたいですが、今回は法人外で考えます。
法人問わず、どのお店の年一イベントが本物なのか。
間違いない年一イベントの選び方について解説をしていきます。
選び方3ステップ
- そもそも示唆日を把握する
- トップ3機種を把握する
- 1回前の示唆日でヘソ釘確認
以上を5~6店舗で実施し相対的に確認をします。
これだけではよくわからないのでもう少し掘り下げます。
❶そもそも示唆日を把握する
当然これを把握していなければ始まりません。
それは開店前の並び人数から読み取ることができます。
一定の信頼度が担保されているイベントであれば、通常営業の1.5倍以上の集客は朝からできているはずです。
あとはポスターの訴求です。
毎回統一のデザインにしているはずなので、10日間隔で同じデザインのポスターが掲示されていたら日付示唆イベントと考えてOKです。
SNS発信もチェックしましょう。
LINEやTwitterなどは、今ではほとんどの法人が取り入れている広告手法なので、これらを網羅的にチェックしていればよくわかるはずです。
取材系や来店系の隠れイベントを絡ませる方法もあります。
これもポスターなどで訴求できるエリアもあれば、完全に裏で訴求する場合もあるので少し確認の難易度は上がります。
❷トップ3機種を把握する
トップ3機種と言うのは、要はお店が大事に扱う機種、メイン機という考え方です。
条件として細かい新台は除いてください。
多台数導入の新台はメイン機となる可能性がありますが、それ以外の細かい台数の新台は判断ができないので省いて考えてOKです。
トップ3機種というのは、潜在顧客のニーズを満たしている機種であるはずなので、確実に出玉提供する可能性が高まります。
お店はそのニーズに答えようと行動をするので、年一イベントの信頼度を図る上で重要な物差しになるわけです。
❸1回前の示唆日でヘソ釘確認
1回前というのは、年一イベントの1回前の特定日です。
なぜこの日なのかと言うと、この日が前夜祭と位置付けられる可能性があり、失敗しないように営業に望むからです。
例えば3の付く日が特定日のお店なら、年一イベントは3月3日。
なので1回前の特定日は2月23日、ということになります。
イベント日の前後は、基本的にヘソ釘しか触りません。
多くの台数を調整することになるので、時間的にヘソ以外は触ってられないからです。
ここで先ほど調査したトップ3機種のヘソ釘を確認しましょう。
ここにやる気が反映されているはずです。
当然ヘソ釘を見るにはある程度練習することが必要
ヘソ釘の練習をしたい方はこちらの記事「ヘソ釘を攻略して賢く立ち回る方法」を参考にしてください。
誰でも自宅で簡単に釘読みの練習ができる方法をまとめております。
ここで基準となるのは、
板3枚アケは最低ライン
ということです。
板というのは店長が使う道具で板ゲージのことなんですが、これが3枚分、つまり通常営業から0.75ミリはアケられていないといけないということです。
この条件を満たしたとき、年一イベントを赤字で望む可能性が極めて高くなります。
その根拠❶
通常営業の利益率を16%と仮定。
トップ3機種を3枚アケて営業すると、だいたいトータル利益率は0%~5%に収まると思います。
もちろんその他の機種運用も関係してきますが、僕の経験上それぐらいの利益率目標であると判断できます。
あとはメイン機をさらにどこまでアケるのか、その他機種をどこまでアケるのかによって赤字が濃厚になるということです。
その根拠❷
それだけアケるには集客が必要です。
閑古鳥がなくような集客状況ではそこまでアケることはできません。
つまりそこまでアケられているということは集客できている証拠とも言えます。
集客というのは下準備であり、年一イベントを行なうための助走でもあります。
歴史という時間が今の集客力を作り出しており、つまりそこには、お店のポテンシャルが顕著に表れているということです。
信頼の積み重ねであるということです。
逆に言えば、この条件を満たさないと年一イベントも黒字の可能性が出てきます。
ぜひ参考にしていただければと思います。
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ということで今回の内容は以上になります。
最後までご覧いただきありがとうございました。