どうも、脱パチ店長です。
今回は、パチンコ店新台初日は大放出するのか?、というタイトルでお話をしていきたいと思います。
新台入替、地域によっては新装開店と言われますが、新しい台が打てるタイミングとしていつの時代も注目されていますよね。
そんな新台入替ですが、そこには色々な捉え方があると思います。
シンプルに新台を打ちたいという方もいるでしょうし、そういう方にとっては新台初日というのは一つの情報に過ぎないのかも知れません。
中には新台入替をイベント的に捉える人もいるでしょう。
いわゆるお店全体がお祭りなのではないか、こんな捉え方だと思います。
実際のところどうなんでしょうか?
この部分を正しく把握しておくことは、あなたが損をしないために重要な事だと思います。
ということで今回は、パチンコ店における新台入替初日の考え方を解説していきたいと思います。
はたして顧客はどう立ち回るのが正解なのか?
正しい立ち回り方はどんなことなのか?
この辺りまで解説していきます。
これはあくまで僕の戦略や考え方ではありますが、かなりリアルなパチ屋戦略のお話なので、ぜひ最後までお付き合いください。
新台初日は大放出なのか?
さっそく結論からお伝えしたいと思います。
新台初日は大放出なのか?
結論:いいえ
うすうす勘付いていた方も多いかもしれませんが、ただこれは一言では片付けられないことも事実です。
色々と見ていきたいと思います。
まずはパチンコ店の歴史から振り返ると分かり易いと思います。
パチンコ店の歴史
ということでパチンコ店の歴史として簡単に振り返っていきましょう。
元々イベントってありました?
昔からパチンコを打っていた方であればお分かりだと思いますが、当然元々イベントと言われるものはありませんでした。
新台入替というのは元々今ほど頻繁にありましたか?
これも実際は今ほど頻繁にはありませんでした。
僕がパチンコというものを認識したのは子供の頃ですが、恐らく数か月に1度あるかないか、ぐらいの頻度だったのではないでしょうか。
要は今とは比較にならないほど少なかったということです。
新台入替がイベントだった
つまり、新台入替というのがまさにイベントだった時代があったということですね。
新台入替ともなれば毎回多くの顧客が行列を作り開店を待っていました。
おばちゃんたちが店先に出された開店花を奪い合う光景も、毎回の恒例行事だったのを覚えています。
それが今はどうでしょうか。
かなりギャップがあるのではないでしょうか。
そこには、遊技人口減少と新台入替の関係性があります。
ここも重要なポイントなのでもう少し掘り下げましょう。
遊技人口減少と新台入替
なぜ遊技人口は減少したのか?
まずはこの部分を考える必要があります。
それはまさに、射幸性の低下が大きく関わっています。
射幸性が下がるに連れて遊技人口も減っていったということです。
規制は年々強化され、射幸性の高い遊技機が作れなくなり、パチンコに魅力を感じなくなったユーザーがパチンコから離れていったという背景です。
そのような流れの中パチンコ店はどうなったのか?
新台入替とイベントの増加です。
パチンコ店は顧客を維持するためのあの手この手を使い集客減少を食い止めようとしました。
その方法が新台入替を増やすことであり、イベントを作り顧客を煽るという営業です。
まさに新台やイベントに依存した業界が生まれた瞬間ですね。
新台やイベントがないと顧客を食い止められない最悪な状況です。
その後イベントも規制され、表向きに残ったのは新台入替のみ。
これが現代のパチンコ業界です。
つまり新台入替というのはまさに
なくてはならないもの
となってしまいました。
パチンコ業界にはこのような歴史があります。
じゃあ新台で大放出すればいいのではないか?
このような疑問も浮かぶと思います。
ただ現実には、大放出したくてもできない理由があります。
なぜパチンコ店は新台で大放出できないのか?
この疑問を解決します。
新台で大放出できない理由
集客数減少
まず先ほどもお伝えした通り、遊技人口の減少により1店舗当たりの集客数も減少しました。
これはつまり売上や利益の減少と言っても過言ではありません。
遊技台価格の高騰
それをあざ笑うかのように、遊技台価格は高騰の一途をたどっています。
僕がパチンコ店に就職してからの20年間の間だけでもおそらく1台当たりで2.5倍ぐらいになっていると思います。
入替回数の増加
そんなバカ高い新台なのに新台入替回数も増加しました。
これも先ほど触れた部分ですが、もう新台入替しか顧客に堂々と訴求する方法がなくなったので、完全に依存状態です。
周りの競合店が新台入替の手を緩めなければ、当然自分のお店も同じように行なわなければいけません。
そうしないとやがてその地域で淘汰されて潰れてしまいます。
このように割に合わない流れが続いているのがパチンコ店であり、当然割に合わないものに出玉という放出を欠ける余裕なんてあるわけがありません。
では新台入替とはなんなのか?
どのように使っているのか?
はい、完全に「ネタ」です。
集客するためのネタ、つまり広告宣伝の要素が強いということです。
とはいえ、毎回新台を楽しみにしている方もいらっしゃいます。
そのような方はそのままでOKです。
例えネタだとしても、そのまま今後も楽しんでいただければと思います。
ただ少しでも勝ちたいという方、
そのような方は注意が必要です。
そのような方は、パチンコ店店長の考え方を知っておくべきだと思います。
店長の考え方
先ほど広告宣伝だとお伝えした新台入替ですが、それをして何がしたいのか?これを考えなければいけません。
結局は競合店対策
当然ながら売上利益の向上やそれの維持であることは言うまでもないと思いますが、結局は競合店対策だと思います。
競合店がいなければ新台入替をやらなくても集客の維持はできるはずです。
ある意味みんながやるから自分もやらなければいけない状態なんですよね。
もっと言えば、競合店よりも上に行かなければその効果も薄いものになってしまいます。
では競合店に勝つためにはどうすればいいのか?こう考えるのが店長であり、パチンコ店の営業戦略です。
競合店に勝つための戦略とは?
これはどの業界でも同じだと思いますが、「母数を取る戦略」というのが最もセオリーではないでしょうか。
パチンコも顧客数が限られた中でのゼロサムゲームなので、いかにその母数を取るかがポイントです。
つまりはお店のファンを増やすことに全力を注ぐべきなんですよね。
どうやって増やすのか?
ここで薬局とコンビニの関係性を例に挙げて解説したいと思います。
薬局というのはマツモトキヨシやスギ薬局などの、いまやどこでも見かける業態のお店です。
そんな薬局がコンビニ市場を浸食し始めているというのはご存知でしょうか?
コンビニの店舗数も頭打ちとも言われておりますが、その市場を薬局が奪おうとしているのです。
なぜそんなことができるのでしょうか?
薬局にはコンビニで売っているような商品が揃っており、しかも安いです。
店舗数はコンビニよりも多く、わざわざ値段の高いコンビニで買わなくても薬局の方がお得、というわけです。
ここで考えなければいけないのは、なぜ安くできるのか、というポイントです。
なぜ安くできるのか?
それは「薬剤」という武器があるからです。
薬剤というのは薬局でしか買うことができません。
しかも利益率は高く、薬局の収益源と言っても過言ではありません。
ここまでひも解くとお気付きかもしれませんが、つまり薬剤で儲かった利益をコンビニ商品に還元しているということです。
だからコンビニ商品を安く販売することができ、コンビニ顧客を奪い取ることができるのです。
だから母数を獲得できる、という構図です。
ではチンコ店はどうでしょうか?
パチンコ店には新台という武器があります。
新台で得た利益をどこに還元するか、ということです。
それを決めるのは紛れもなく店長です。
だから店長の戦略を知ることが重要なんですよね。
店長の還元戦略
では店長は、母数を獲得するためにどこに還元するのでしょうか?
さらっとご紹介します。
- 主要遊技時間帯において遊技母数が多いところであること
- 周辺地域に遊技母数が多い機種であるということ
- 長期目線、つまり時間軸でのコスパが良い機種であるということ
- 以上の条件を満たしていなくても、それぞれの競合性においてより有効的であるということ
これらが放出をかけるに値する機種であり、あなたが打つべき機種だということです。
新台はこれらに放出をかけるためのネタであるということを念頭に、ぜひ参考にしていただければと思います。
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パチンコで勝つためには「スタート地点に戻る」という方法もあります。
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それは立ち回り方なのか、方向性なのか、いろいろ考えられると思います。
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ということで今回の内容は以上になります。
最後までご覧いただきありがとうございました。