どうも、脱パチ店長です。
今回は、店長が見るデータ、というタイトルでお話をしていきたいと思います。
台選びをする上で基準の1つとなるのがコレ、
遊技台データです。
みなさんはどんなデータを見ていますか?
人によって見るデータは様々だとは思いますし、どのデータを見るべきかも決まっていません。
ところで店長がどんなテータを見ているかご存知ですか?
これを把握すると見えてくるものがあると思います。
ということで今回は、店長が見ているデータを暴露したいと思います。
少し算数的なお話もあるので難しく聞こえるかもしれませんが、
- 台選びの際に何を考えなければいけないのか?
この部分が分かりますのでぜひ最後までお付き合いください。
みなさんがどんなデータを見ているのか
結論の前に確認しておかなければいけないことがあります。
みなさんが見ているデータはどんなものがあるのか、簡単に振り返っておきたいと思います。
- 回転数
- 大当たり回数
- スランプグラフ
- 大当たり履歴
だいたいメインはこんな感じではないでしょうか?
このようなデータは、基本はデータ表示機だったり、店舗のデータサイトだったり、あとはサイトセブンとかで見ていると思います。
別の言い方をすると、これらは誰もが見ることができるツール、
いわゆる表のデータです。
それに対して店長が見るデータというのは、
ある意味裏のデータです。
店長が見るデータ
それではどんなデータなのか実際に見ていきましょう。
店長が見るデータはこんな感じです。
- アウト
- BA、BY
- スタート
- 割数、SP割数
- 売上、利益
他にも色々ありますが大きく分けてこの5点ですね。
順番に見て行きたいと思います。
①アウト
これは人間でいうところの人口です。
いわゆる母数ですね。
例えば東京の人口と大阪の人口を比較したり、例えばワクチンの接種率を出すには、接種した人数を人口で割って算出しますよね。
こんな感じでアウトも母数になります。
と言う意味では、アウトが狂うと全てが狂うと言っても過言ではありません。
当然ですよね。
人口の数が間違っていたら正確なデータになるはずがありません。
アウトとは?
それは顧客の打ち込み玉です。
この打ち込み玉は上、1分間に上限100発が絶対的なルールです。
規格上決まっているのでこれ以外はありません。
なのでこの数値が高いほどその機種の需要が高い、という判断ができます。
②BA、BY
これはベースの一種です。
ベースと言うのは別名「出玉率」と言いますが、計算式はセーフ÷アウトです。
セーフと言うのは遊技台が払い出した玉数で、アウトは先ほどの通り顧客の打ち込み玉です。
つまり打ち込んだ玉の内、どれだけ払い出しがあったか、その割合を示した数値ですね。
BAとは?
確変中のベース、確変中の出玉率を表した数値です。
BYとは?
通常中の出玉率を表した数値です。
ただ通常中とは言っても、スタート入賞時の払い出し以外、つまり一般入賞口の払い出しを表した数値です。
店長はこのベースをよく見ています。
そして必要以上のベースは不要と考えます。
無駄な部分は削り、その分をこの後にご紹介するスタートに還元していきます。
③スタート
店長が見るスタートと言うのは、1分スタートと言って、1分間に何回転したかを示した数値です。
他にもその10倍である10分スタートや、100分スタートなんかもあります。
基本は1分スタートがメインです。
アウトのところで、1分間に100発が上限というお話しをしました。
なので1分スタートというのは言い換えると、100発打って何回転したか、これを表した数値とも言えます。
よく聞くと思いますが千円スタートと何が違うのか、ですが、基本的に千円当たり、つまり250玉当たり何回転したか、という考え方で問題いありません。
ここにはベース、つまり払い出し玉数も含まれています。
それに対して、店長が見る1分スタートという指標には払い出しは含まれていません。単純に100発に対して何回転したか、これを表しています。
④割数、SP割数
割数とは?
厳密に言うと売上玉に対する景品玉の割合を示したものです。
簡単に言うとお店がどれぐらい儲かっているかを表したデータです。
お店の利益に直結する指標ということで、店長は営業中もめちゃくちゃ気にしています。
SP割数とは?
調整割数と言うと分かりやすいかもしれませんが、今の調整内容だった場合、どれぐらいの割数になるのかを計算上、シミュレートしたデータです。
SP割数が9割である調整なのに、実際の割数が9.5割だった場合、調整の意図に反して玉が出過ぎている、ということになります。
逆であれば出ていないということです。
等価交換店舗であれば損益分岐割数は10割、27.5玉交換であれば11割が分岐割数です。
⑤売上、利益
これははっきり言って言わずもがなだとは思いますが、パチンコ店にとって一番重要なデータですね。
一言に売上、利益と言ってもいろいろな見方があります。
それは、1玉当たりで考えた玉単価や玉粗利、1台当たりで考えた台売上や台粗利などです。
もちろん期間売上や日売上など日数で考えたものもあります。
これまでご紹介してきたデータは、全てこの売上、利益を作り上げている要素の一つに過ぎません。
最終的には店長はこの売上、利益を追求していますし、めちゃくちゃ重要なデータです。
まとめ
ということでざっとご紹介しましたが
はい、わけわかんないですよね。
そういう方は、何が言いたいのか、と言う部分だけでも理解していただければと思います。
みなさんが見ている表のデータ、回転数や大当たり回数、スランプグラフに大当たり履歴、これらは
店舗運営には基本無関係である、
ということです。
表面的な稼働状況、遊技データを見るためにはもちろん必要なデータであることは間違いありません。
ただ店舗運営には基本関係ありません。
ではどうやって考えたらいいのか
はい、打ち込み玉を考慮する、ということです。
これをすることで生きたデータに変わります。
つまり、要はアウトに対してどうなのか、ということです。
これは店長が見ているデータと同じことです。
アウトに対してデータがどうなのか、とは言っても、それを測るにはスタート回転数しかありません。
結局ここに行きつきます。
店長が見ていない回転数だったり、履歴情報などは見なくても良い、ということです。
地道に高回転率の台を探すことが大事ということです。
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ということで今回の内容は以上になります。
最後までご覧いただきありがとうございました。