どうも、脱パチ店長です。
今回は、雪の日のパチンコ店がヤバイ本当の理由、というタイトルでお話をしていきたいと思います。
冬の楽しみはいろいろあります。
ちなみに僕は鍋ですw
みなさんはどうでしょうか?
冬と言えば雪はつきもの。
雪国のみなさんは毎年大変な季節ですね。
スキー場など、雪でおいしい思いをする業界もあれば、残念な思いをする業界もあります。
ほとんどが後者ですよね。
パチンコ店は特にヤバイです。
ということで今回は、
どうしてパチンコ店はヤバいのか?
雪の日がヤバイ本当の理由についてお話していこうと思います。
なかなかうまく理解してもらえないパチンコ店店長の裏側の心理についても解説をしていきます。
これを見ると店長の本音がわかるようになりますのでぜひ最後までお付き合いください。
なぜ雪の日がヤバイのか?
さっそくですが、なぜ雪の日がヤバイのか?
これには表と裏の理由があります。
雪の日がヤバイ表の理由
まずは、雪の日がヤバイ表の理由についてです。
稼働減少
当然雪の影響で稼働は落ちます。
それに伴って売上や利益も減少します。
当たり前ですよね。
車の運転は難しくなりますし、高齢者ほど安全優先で外出を控える傾向はあるでしょう。
スタッフ不足
それは顧客側だけではありません。
スタッフが出勤できないなどのトラブルも起こります。
予定していたスタッフが出勤できないとなると大惨事です。
ホール運営に支障をきたすので顧客満足度は低下します。
雪かきが大変
あとは完全にこちらの感想ですが、雪かきが大変です。
立体駐車場が完備されたお店であれば問題ないかもしれませんが、平面駐車場のみだと駐車場の白線が見えないのである程度雪かきが必要になってきます。
けっこうな重要労です。
寝不足
これも完全にこちらの都合ですが、雪かきを想定すると寝不足に陥ります。
サービス業だからそれぐらいは当然と言えば当然ですが、店側からするとこんな感じで雪の日はヤバいです。
大体想像つくのではないでしょうか。
雪の日がヤバイ裏の理由
次は雪の日がヤバイ裏の理由についてです。
これは3点あります。
- シメざるを得ない
- 信頼を裏切ることになる
- 負のスパイラル
この3点です。
順番に解説していきたいと思います。
❶シメざるを得ない
パチンコ店というのは、集客機と回収機、という役割の機種で構成されています。
簡単に言うと、
顧客を引き寄せるため、競合店と戦って顧客を奪い取るための利益還元機種。
それに対して、
そのようなメイン機を活かすために必要な利益を回収するための利益回収専用機種。
という建付けです。
これはつまり、その機種の利益率の違いを表しています。
前提は集客減少
シメざるを得ないというのは、その前提は集客減少にあります。
パチンコ店は集客数に応じて利益配分が変わってきます。
集客が多くなるほどそのバリエーションは増えますが、逆に集客が減少するほどバリエーションは減ります。
ある意味、集客が減少しても、顧客が満遍なく打つなら問題はありません。
何が問題かというと、利益還元機種ばかり打たれて、利益回収機種が打たれない状態です。
こうなると予定していた利益額を回収することができなくなるので問題です。
なので、このように集客減少が想定されるときは、全て回収仕様にする必要性が出てきます。
つまりシメざるを得ない、ということです。
❷信頼を裏切ることになる
これは❶でお伝えした、店長の思いが伝わらないという前提があります。
シメざるを得ないという不本意の思いを理解していただければ、そもそも裏切る信頼もありません。
ここが難しいところです。
特に毎日来店するような常連層や、特定日に来る流動層の期待です。
雪はいつ降るか分かりませんので、仮に特定日に雪となれば流動層の期待を裏切ることになりかせません。
予報はあくまで予報
雪の予報というのは変わります。
朝から雪という予報が実際は晴れていた、なんてことはよくあります。
雪と思ってシメていたのに通常通り集客できたとなればなおさら信頼を裏切る格好です。
最終的には「あの店ダメだ」というレッテルを貼られることになるので、かなりヤバイ状況です。
❸負のスパイラル
ここまでのお話は全て繋がっているんですが、常連層の減少は通常営業に影響をもたらします。
通常営業はパチンコ店運営を支えるベースとなる営業なのでかなり痛いです。
流動層の減少は特定日に影響します。
特定日というのはお店の信頼度を訴求するための営業で、この日の集客力が鈍るとさらに出玉提供できなくなります。
そしてまた通常営業にマイナス影響をもたらします。
負のスパイラルでどうなるか?
このように集客ベース自体、どんどん減少していきます。
これが負のスパイラルの始まりで、こうなるとどうなるか?
はい、利益率を上げざるを得ないということです。
❶に戻ります。
利益還元機しか打たれない状況が加速していくので、どんどん苦しめられます。
これが雪の日がヤバイという本当の理由です。
このことに気付かない顧客はもっと苦しめられることになります。
だから雪の日と言うのは、それがきっかけでお店のポテンシャルを下げる可能性があるので注意が必要です。
店長の本音
ただ店長の本音はこうです。
店長はこうしたい!と考えています。
本当は玉を出したい
誰だって信頼を裏切る前提で営業をしたくはありません。
むしろそれが一番楽なんです。
玉を出せば信頼度は上がりますし、集客力は安定します。
そのような営業は誰でもできます。
新米店長でも可能です。
でも実際は利益を取らなければいけません。
いかに玉を出しながら利益を取るか、これが営業の本質です。
店長はこの葛藤の毎日です。
なかなか伝わらない部分ですし、顧客目線に立てばそんなことはどうでもいい話ですね。
うまい店長のやり方
気付いたら負けていた、顧客をこのような状態にすることです。
具体的には、
- うまく射幸心をそそりお店に誘導
- 適度に利益を還元しながら遊ばせる
- 最終的には目的の利益を回収する
ということです。
顧客視点では、なんだかんだ負けてしまった、これができる店長のやり方です。
要は結局は心理戦だということです。
うまい立ち回り方
いかに店長の心理を読むか、ということです。
店長の心理と言うのはお話した通り、どこで玉を出すか、そこで回収するか、という心理です。
なので店長が出したいところだけを狙う、これができれば最高です。
出したいところだけを狙い、回収する部分は避ける、これがうまい立ち回り方であり、
- 気付いたら利益を抜かれていた
- ぜんぜん利益が取れない
店長にこう思わせたらあなたの勝ちですね。
ぜひ参考にしていただければと思います。
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ということで今回の内容は以上になります。
最後までご覧いただきありがとうございました。