こんにちは、脱パチ店長です。
パチンコ業界ってけっこう専門用語ありますよね。
怖いのが、よくわからない言葉を理解せずそのまま使っているパターン。
そういう人はこんな問題が生じます。
- 勝てない
- 勝てる戦いを逃す
- 知ったかぶりで恥をかく
なかなかほっとけない問題ですよね。
この記事では、よく使われる次の3つの用語について解説していきます。
- 機械割(=出玉率の仕組み)
- 期待値(=ボーダーラインって何?)
- 技術介入要素
パチンコで勝ちたいと思っている人や、これから始めたいと思ってる人は最後までお読みいただくことをおすすめします。
ちなみに自分はこういうものです。
- パチンコ店に勤めて約20年
- その内約10年はホール業務をメインに、その後約10年は店長業務をメインに
- 店長時代は月商5億~10億円の店舗を数店舗任されました
- 年収は多い時で1000万円ほどでしょうか
それでは一つ一つ掘り下げていきましょう。
機械割(=出玉率の仕組み)
業界関係者が使う機械割と顧客側が使う機械割は違う
いきなりめちゃくちゃ難しい感じですが順番に解説していきますね。
業界関係者が使う機械割とは?
次の2つの指標を用いています。
- 売上金額 = 顧客の投資金額
- 顧客の獲得玉数
ざっくり言うと、投資金額に対して、顧客はどれだけの勝ち分があるか、ということです。
計算式はこんな感じです。
(投資金額 - 獲得金額) ÷ 投資金額 = 機械割数
顧客側が使う機械割とは?
ズバリ出玉率のことを言っています。
出玉率とは、打ち込み玉と払い出し玉の割合のことで、次の指標を使います。
- 打ち込み玉 = アウト
- 払い出し玉 = セーフ
計算式はこんな感じです。
セーフ ÷ アウト = 出玉率
具体的な違い
お分かりいただけたでしょうか。
前者と後者では何が違うでしょう?
✔ 業界関係者が使う機械割
⇒「売上」が関係している
✔ 顧客が使う機械割
⇒「売上」の要素は加味されていない
というように、お店側が見ているものと顧客側が見ているものとで、呼び方は同じでも全然違う内容になっているということです。
結論、売上を加味せずに導き出された指標だけで判断するのは早計であるということです。
どう行動するのがベスト?
でも売上を加味することはできません。
ではどうするべきか?
結論:スタートを考える
スタートとは、デジタルの回転数を示す指標で、つまり回転数が多いほど投資金額は少なくなり、逆に回転数が少ないほど、投資金額が多くなります。
スタートが低い → 投資金額が多い
スタートが高い → 投資金額が少ない
どう行動するのがベストかと言うと、
ずばりスタート回転数が高い台を狙うしかありません。
具体的には次の項目で見ていきましょう。
期待値(=ボーダーラインって何?)
簡単にいうと勝てる期待値ということ
この言葉も最近特に使われるようになりました。
期待値というのは前述したとおり、業界関係者、つまり店舗側が使う指標で、売上を含んだ数値です。
期待値110%であれば、10000円の投資で11000円帰ってくる、という感じです。
ただ基本的に期待値が100%を超えるケースはほとんどありません。
お店全体で考えたときに、100台のお店に100人で行ったなら、ほぼ間違いなく負けてしまうでしょう。
ただその内訳はバラバラで勝てる人もいれば負ける人もいる、その合計が負けである、ということです。
当たり前ですよね。
お店は利益を得ないと営業できませんので…。
期待値に関してはこちらの記事「悲報、期待値の落とし穴」でも詳しく解説してお入ります。合わせてチェックしてみてください。
よく見るのはスタート回転数
これは先ほど触れた内容です。
はっきり言って、この部分がパチンコの最重要ポイントといっても過言ではありません。
ご説明している通り、投資金額を左右する要素です。
300分の1の遊技台があったとき
✔ 1,000円で15回まわる台
→大当りまでの理論上の投資金額は20,000円
✔ 1,000円で20回まわる台
→大当りまでの理論上の投資金額は15,000円
ですよね。
その差は5000円です。
大当り20回を目指すなら100,000円の差が開きます。
当然一週間、一か月、一年となればその差はどんどん広がりますよね。
ですので、スタート回転数を見ることはめちゃくちゃ重要です。
スタート回転数の高い台を見つけるのは最低限の釘読み技術も必要です。
ヘソ釘の簡単な釘読み練習方法はこちらの記事「ヘソ釘を攻略して賢く立ち回る方法」でまとめておりますのでぜひチェックしてみてください。
期待値は朝目覚めたときから始まっている
ただ期待値と一言に一っても、それは様々な場面があります。
例えば
あなたが朝一でお目当ての遊技台を打つためにパチンコ屋に向かう予定だったとします。
でもあなたは寝坊してしまいました。
今から向かっても10時ごろになってしまいます。
この時点でお目当ての台は確保できる見込みはありません。
つまり目に見えない部分で期待値は下がっています。
というように、理論上の目に見える期待値もあれば、目に見えない期待値もあります。
常に選択肢を迫られるのであれば、その都度ベストな選択をしなければ、期待値を上げることはできないということです。
技術介入要素
打ち方を変えてタイミングをコントロール
技術介入とは、打ち手のテクニックによって遊技の結果を左右する、ということです。
それはパチンコで言えば、例えば通常中から右側に玉がこぼれてしまうような打ち方をすれば、当然無駄玉となりマイナスです。
逆に常にスタート回転数を上げられるような打ち方をすれば無駄玉も無くなり、プラスです。
打ち手の技術によってパチンコの遊技結果は大きく異なります。
これが技術介入要素、と言われる部分です。
保留個数見てますか?リーチ演出中は?
そのほかの技術介入要素の部分に、保留玉個数があります。
ほとんどの遊技台で保留は4つまでしか溜まりませんので、その状態でスタートに入った玉は全て無駄玉とまります。
ここに技術が加わると、保留2つぐらいで一時的に打ち出しを止めるのです。
こうすることで保留が溜まっても4つとなり、その時には打ち出しが止まっているためほとんど無駄玉につながることはありません。
そのほか長いリーチ中も当然打ち出しはやめますよね。
とにかく無駄玉を徹底的に排除する行動こそが技術により結果を変える要素です。
1日にしたら大きな差です
スタート回転数のところでも触れておりますが、こうした無駄玉というのはたかが1玉でも、一日にすると大きなものです。
技術を最大限に磨いて遊技するだけで期待値そのものが高くなります。
まさに塵も積もれば山となる、ですね。
スロットだとよくある話ですが、技術介入を徹底的行うのとそうでないのとでは、お店がプラスになるか、顧客がプラスになるか、分岐点をも左右することもあるぐらいです。
例外とまとめ
言葉には必ず意味がある
いかがでしたでしょうか。
パチンコ用語は、はっきり言って時代の変化とともに勝手に生まれたものもあるでしょう。
その言葉はSNSを通して瞬く間に拡散され、当たり前のように使われる言葉となります。
そんな時に、なんとなく使ってしまうこともあるかもしれませんが、深いところまで理解していないと危険な目に会うこともあり得ます。
冒頭で書いた通り単純に勝てなかったり、勝てる戦いを逃す、なんてこともあるかもしれません。
恥をかかないように、しっかりと勉強してパチンコに臨みましょう。
何も考えず打つならやめたほうがよい話
雰囲気に流され、なんとなくパチンコを打ってしまう人もいることでしょう。
言葉を知らないだけでパチンコで勝てない、とも書きました。
それでもパチンコはギャンブルだと思って、何も考えずに打つ人がたくさんいます。
そういうのはやめた方がいいです。
というか打たない方がいいです。
パチンコ屋さんも営利目的で営業をしていますので、そういう不勉強の人たちは必ず負けるようにできています。
こちらの記事「誰も教えてくれない唯一正しいパチンコの勝ち方」は、パチンコの基本的な向き合い方をまとめたもので、今回の内容にも通じるところがあります。
パチンコが勝てないとお悩みの方には価値ある記事だと思いますので、あわせてチェックしてみてください。
結局楽にお金を稼ぐ方法はない
結局楽にお金を稼ぐ方法なんてありません。
一か八かで打つパチンコでさえ全然楽ではありません。
理由は簡単です。
そんな市場があるなら、あっという間に食い物にされて市場価値がなくなるからです。
スーパーのセールだって、朝から並んで苦労しなければいけません。
簡単に買えるなら、それだけの価値だからです。
価値があるから多くの人が朝から並んで競争率が高くなるんです。
そういったことに気付くと、そもそもパチンコを打つべきなのか?という疑問にたどりつきます。
こちらの記事では僕がパチンコをやめた理由についてまとめております。
何か良いきっかけになればと思いますので貼っておきますね。
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今回のような店舗攻略にまだまだ自信がない方は一度ご連絡ください。
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ということで今回の内容は以上になります。
最後までご覧いただきありがとうございました。